PowerProtect Data Managerを使用してPowerMaxストレージ グループのバックアップ コピーのインスタント アクセス リストアを実行する方法について説明します。このステップバイステップのデモでは、Data Manager UIからのリストアの開始、iSCSIイニシエーターの詳細の構成、リストアされたボリュームのLinuxホストへのマウントについて説明し、ファイルのリストアが正常に行われたことを確認します。また、インスタント アクセス セッションを拡張または削除して柔軟なリカバリー管理を実現する方法についても説明します。PowerMaxとData Domainを使用してデータ リカバリーを合理化したいと考えている管理者に最適です。
こんにちは。このデモでは、PowerMaxバックアップ コピーのインスタント アクセス リストアを実行する方法について説明します。Data Manager UIから開始するには、[Restore]に移動し、[Assets]をクリックして[PowerMax Block]を選択します。このデモでは、サンプル ストレージ グループを使用します。ストレージ グループは、3つのボリュームで構成されます。これらのボリュームはすべて、Data Domainに正常にバックアップされています。次に、このストレージ グループに対してインスタント アクセスを実行してみましょう。[PowerMax Block]を選択し、ストレージ グループを選択して[Restore]をクリックします。コピーを選択します。「次へ」をクリックします。[Instant Access]を選択します。この手順では、クライアントIQNを見つける方法について説明します。これは私のサンプルLinuxホストです。これは以前と同様にSLES 15です。iSCSIイニシエーターはすでにインストール済みで、これがiSCSIイニシエーター名です。イニシエーター名をコピーしてUIに入力します。最大8つのクライアントIQNを追加できます。このオプションでは、使用する保護エンジンを選択できます。選択しない場合、システムによって使用可能な保護エンジンが割り当てられます。[Restore]をクリックします。
インスタント アクセス リストア プロセスが正常に開始されます。[Jobs]セクションから進行状況を確認できます。詳細ペインで、ストレージ グループのバックアップ コピーをリストアするためのインスタント アクセス セッションが有効になっていることを確認できます。また、ホストがiSCSIサーバー上で使用可能なiSCSIターゲットを検出できる詳細も表示されます。また、ターゲットの検出、ターゲットへのログイン、ホストへのディスクのマウントの手順も示します。次の手順を使用して、Linuxホスト上のディスクを検出してマウントします。現在、ホストにはディスクが2台しかありません。次に、ターゲットを検出して、iSCSIターゲットにログインします。ログインに成功しました。
ディスクを検出しましょう。3つの「12 GiBボリューム」すべてがストレージ グループのバックアップ コピーから検出されたことがわかります。ディレクトリを作成し、ディスクの1つをマウントして、ボリューム上のデータを確認しましょう。ファイルが使用可能でアクセス可能であることがわかります。これは、PowerProtect Data Managerを使用した、PowerMaxストレージ グループのバックアップ コピーのインスタント アクセス リストアの成功を示しています。Data ManagerのUIには、インスタント アクセス セッションを拡張または削除するオプションもあります。延長するには、セッションを選択して[Extend]をクリックします。日数または無期限オプションを選択できます。デフォルトでは、インスタント アクセス セッションは1日間使用できます。
この例では、3日間延長します。新しい有効期限が更新されていることが分かります。セッションを削除するには、[Delete]を選択してクリックします。[Jobs]セクションでジョブの進行状況を監視できます。インスタント アクセス セッションの削除ジョブが成功しました。このトピックの詳細については、『PowerProtect Data Manager PowerMax Storage Array User Guide』を参照してください。ご視聴ありがとうございました。
