Isilon：OneFS：ファイルの代替データ ストリームを識別し、その内容を表示する方法

代替データ ストリームの内容を識別して表示するには、Microsoft が提供する streams.exe ファイルを使用するか、 isi_runat コマンドをOneFSで実行します。

streams.exe を使用して代替データ ストリームを検索する (Windows)

streams.exe ファイルとその使用方法については、Microsoft TechNet の Web サイトを参照してください。
 

isi_runatを使用して代替データ ストリームを探す(OneFS)

isi_runatコマンドを実行して、ファイルに代替データ ストリームがあるかどうかを確認します。

1. クラスター内の任意のノードでSSH接続を開き、「root」アカウントを使用してログインします。
2. 次のコマンドを実行します。ここで<FILENAME>は検査するファイルの名前です。
    

   isi_runat <FILENAME> ls

   
   ファイルに代替データ・ストリームがある場合、出力が表示されます。この出力は異なる場合があります。ファイルに代替データ・ストリームがない場合、出力はブランクになります。
   
    
3. 代替データ ストリームの内容を表示するには、次のコマンドを実行します。ここで<ALT STREAM>はステップ2の出力です。この出力は異なる場合があります。
    

   isi_runat <FILENAME> cat <ALT STREAM>

   
   例えば、ファイル名が sample.txt で、ステップ 2 の代替データ・ソースが secret.txt の場合は、次のコマンドを実行します。
    

   isi_runat sample.txt cat secret.txt

   
   代替データ・ストリームの出力が表示されます。たとえば、代替データ ストリームのコンテンツはsecret.txt 次のようになります
   
   これは秘密のテキストです

移行されたファイルの代替データ ストリームを比較および検証します。

前述の手順を実行して、ソース ファイルと移行済みファイルの代替データ ストリームを比較します。別のNASサーバー(NetAppファイラーなど)からIsilonクラスターにファイルを移行する場合、ファイルに異なる代替データ ストリームがあると、このエラーが発生することがあります。 

指定したファイル名が無効であるか、長すぎます。別のファイル名を指定してください。

ファイルの代替データ ストリームを比較するには、次のようにします。

1. ソースNASサーバーから、 streams.exe ファイルを使用して、ソース ファイルの代替データ ストリームを表示します。
2. 次に、Isilonクラスターから isi_runat コマンドを使用して、マイグレーションされたファイルの代替データ ストリームを表示します。

代替データ ストリームの出力は一致している必要があります。