Dell Unity：UnityアレイをCloudIQにオンボードするための一般的な手順

CloudIQとは

• CloudIQは、インテリジェントで包括的な予測分析を通じて、ストレージ システムの全体的な正常性をプロアクティブに監視および測定する、無償のクラウド ネイティブ アプリケーションです。

• CloudIQは、SaaS導入モデルを活用して新しい機能を追加し、アップグレードをクラウドにプッシュし、ダウンタイムなしで定期的にユーザーにこれらの新機能を公開します。

• CloudIQは現在、Unity XT、PowerStore、PowerMaxおよびVMAX、PowerScaleおよびIsilon、PowerFlex、PowerVault、Dell SCシリーズ、XtremIO、PowerSwitch、Connectrix、PowerEdgeサーバーおよびシャーシ、VxRail、VxBlockコンバージド システム、APEX Block Storage for Public Cloud、APEX Block Storage Services、APEX File Storage Services、APEX Hybrid Cloud Services、APEX Private Cloud Servicesをサポートしています。VMwareの下にvAppとしてインストールされたCloudIQ Collectorにより、VMware、Connectrix、PowerSwitchのデータを収集できます。

• また、CloudIQは、iOSおよびAndroid用のモバイル アプリケーションも提供しており、どこからでもモニタリングできます。

• ユーザーは、 Dellサポート を使用して適切な会社のEメール アドレスを登録することにより、有効なDellカスタマー サポート アカウントを持っている必要があります。

• CloudIQ内で表示する各資産に対する有料(アクティブな)ProSupportまたはProSupport Plus契約と、同意済みのエンド ユーザー ライセンス契約(EULA)が必要です。

• 資産からDellインフラストラクチャでホストされているCloudIQにデータを送信するには、SupportAssist直接接続またはセキュア コネクト ゲートウェイを介した接続も必要です。

• ユーザーは、Dell EMCカスタマー サポートのユーザー名(Eメール)とパスワードを使用して、 https://cloudiq.dell.com CloudIQユーザー インターフェイスにアクセスできます。

詳細については、 CloudIQの詳細レビュー ホワイトペーパー を参照してください。これには、その価値、機能、および前述の資産をCloudIQに適切にオンボードするための前提条件と構成の詳細について説明した追加のDellナレッジベース記事を含む詳細なレビューが含まれています。

オンボーディング手順

Unity XTシステムのCloudIQへの接続:

前提条件：

• オールフラッシュ、ハイブリッド、UnityVSA Professional EditionのDell Unity XTアレイは、Unity OE 4.1以降の最小コード バージョンの実行をサポートしています。

• サイトを管理するには、フル アクセス権を備えたDellユーザー サポート アカウントが必要です。

• CloudIQにオンボードされるすべての資産について、有効なDell ProSupportまたはProSupport Plus契約が必要です

• Dell Unity XTシステムは、データをCloudIQに送信する前に、Element Managerインターフェイス内で有効化および構成する必要があるSupportAssistを活用します。

ポート要件：

• ゲートウェイ サーバーを介した接続 - 外部セキュア コネクト ゲートウェイVMを使用したSupportAssist接続により、アレイをインターネットへの直接接続から解除できます。これには、ポート9443および80、443、8443を介したUnityアレイからゲートウェイへの*.dell.com アウトバウンド接続が必要です

• 直接接続 - Dell Unity XTアレイ自体からのSupportAssistの直接接続。これには、Unity XTアレイから*.dell.com アウトバウンドへの80、443、8443へのアウトバウンド接続が必要です。

CloudIQを有効にするには、次の手順を実行します。

Dell Unity OE 5.3以降:

1. 「Settings（設定）」をクリックします。
   

2. [Support Configuration]をクリックします。

3. SupportAssistをクリックし、接続タイプを設定します。
   

4. CloudIQをクリックし、SupportAssistで収集したシステム データをCloudIQに送信するボックスをオンにします。
   

Dell Unity OE 4.2.x以降:

1. 「Settings（設定）」をクリックします。
   

2. [Support Configuration]をクリックします。
   

3. [CloudIQ]をクリックします。
   

4. CloudIQにデータを送信ボックスにチェックを入れます。
   

Dell Unity OE 4.1.x:

1. 「Settings（設定）」をクリックします。
   

2. [管理] をクリックします。
   

3. [Centralized Management]をクリックします。
   

4. CloudIQタブの CloudIQにデータを送信 ボックスにチェックを入れます。
   

   ] タブ

接続後、Dell UnityシステムのCloudIQでデータが更新されるデータのタイプと頻度は次のとおりです。

SupportAssistの構成の詳細については、KB記事218200: Dell Unity：SupportAssistを有効にして設定する方法(ユーザー修正可能)

SRSおよびUnityの構成の詳細については、KB記事504134を参照してください。「Dell EMC Unity：ESRSおよびCloudIQマスター チェックリスト(ユーザー修正可能) - 登録済みのDellのお客様のみ、Dell.com/support を使用して記事リンクのコンテンツにアクセスできます。

前述のように、Dell UnityアレイとCloudIQでサポートされているその他の資産の詳細については、『CloudIQ Detailed Review』ホワイトペーパーを参照してください