AlienwareノートパソコンのCPU温度が高い問題の解決
Summary: AlienwareノートパソコンのCPU温度が高い場合に対応するソリューションをご紹介します。アップデートの実行、トラブルシューティング、熱制御の最適化の方法について説明します。
Symptoms
この記事では、CPUが高温になる問題について説明します。PCに高い負荷がかかっていると、CPUが高温になるというアラートが発生することがあります。これらのAlienwareノートパソコンで温度を測定するAlienware Command Centerを実行すると、CPUが高温になった場合のトラブルシューティングに役立ちます。Alienwareノートパソコンがオーバーヒートしている場合は、次の手順に従ってください。
影響を受けるプラットフォーム:
- Alienware 13 R3
- Alienware 15 R3
- Alienware 15 R4
- Alienware 17 R4
- Alienware 17 R5
- Alienware m15
- Alienware m15 R2
- Alienware m15 R3
- Alienware m17
- Alienware m17 R2
- Alienware m17 R3
- Alienware Area-51m
- Alienware Area-51m R2
AlienwareノートパソコンのCPUが高温になる
Alienware 13 R3、15 R3およびR4、17 R4およびR5、m15、m15 R2、m15 R3、m17、m17 R2、m17 R3、Area-51m、Area-51m R2ノートパソコンのCPU温度が高温に達していることが報告されています。これは、コンピューターの負荷が高い場合に、より頻繁に発生する可能性があります。CPUが高温になったことを知らせるアラートまたは警告(赤色のテキスト)は、Alienware Command Center(AWCC)で温度を測定したときに表示されることがあります。
Cause
CPUが高温になる場合のトラブルシューティング方法
- BIOS、ドライバー、およびファームウェアを、https://www.dell.com/support/から最新リビジョンにアップデートし、その後次の手順で適したモデルを選択します。
- BIOSをダウンロードしてアップデートする方法の詳細については、「BIOSアップデート ガイド」を参照してください。
- ドライバーをダウンロードしてアップデートする方法の詳細については、「 Dellドライバーをダウンロードしてインストールする方法」を参照してください。
- G-SYNC設定の構成
注:この手順は、G-SYNC対応モデルにのみ適用されます。
- NVIDIA G-SYNCを無効にします。
- デスクトップで右クリックします。
- [NVIDIA Control Panel]を選択します。
- 左側のメニューで[Set up G-SYNC]をクリックします。
- [Enable G-SYNC]の横にあるチェック ボックスのチェックをクリアします。
- 「Apply(適用)」をクリックします。
- コンピューターを再起動し、POST中にF2キーをすばやく押して、BIOSに入ります。
- [Advanced]タブに移動し、[Performance Options]を選択し、Enterキーを押します。
- [CPU Performance Mode]を[Enabled]に変更します。
- [Core Over-Clocking Level]を[OC LV3]に設定してからEnterキーを押します。
- F10キーを押して、変更を保存し、BIOSを終了します。
- NVIDIA G-SYNCを無効にします。
- コンピューターの起動が完了したら、プリインストールされたDell SupportAssistソフトウェアを使用してCPUストレス テストを実行します。[Dell SupportAssist]から、[Hardware Checkup]、[CPU]、[CPU stress test]の順にクリックします。

- [Alien Command Center]を起動して[Fusion]に移動し、CPUの周波数を監視します。最初の5分間に、コンピューターの周波数が以下の表に示されている範囲内にあることを確認します。
| パフォーマンス モードと最大レベルのオーバークロック(該当する場合) | CPU周波数 |
|---|---|
| Intelプロセッサーi9-8950HK、オーバークロック レベル3モード | 2900 MHz~5000 MHz |
| Intelプロセッサーi7-8750H、パフォーマンス モード | 2200 MHz~4100 MHz |
| Intelプロセッサーi5-8300H、パフォーマンス モード | 2300 MHz~4000 MHz |
- CPUのピーク温度は100℃ (212°F)以下である必要があります。
- 負荷が大きい場合は、コンピューターの平均温度が最大95℃ (203°F)になる可能性があります。

-
[Fusion]ページでCPU温度を監視します。
- 次の手順でAlienware Command Centerを設定します。
- Alienware Command Centerを開きます。
- [Active System Theme - Thermal]を[Performance Mode]に設定します。
- [Active System Theme - Overclock]を[Overlock 02]に変更します(該当する場合)。

- プリインストールされているDell SupportAssistソフトウェアを使用して、CPUストレス テストを実行します。[Dell SupportAssist]から、[Hardware Checkup]、[CPU]、[CPU stress test]の順にクリックします。

- [Alien Command Center]を起動して[Fusion]に移動し、CPUの周波数を監視します。最初の5分間に、CPU周波数が範囲内にあることを確認します。
| パフォーマンス モードと最大レベルのオーバークロック(該当する場合) | CPU周波数 |
|---|---|
| Intelプロセッサーi9-8950HK、オーバークロック レベル3モード | 2900 MHz~5000 MHz |
| Intelプロセッサーi7-8750H、パフォーマンス モード | 2200 MHz~4100 MHz |
| Intelプロセッサーi5-8300H、パフォーマンス モード | 2300 MHz~4000 MHz |
-
[Fusion]ページでCPU温度を監視します。
- CPUのピーク温度は100℃ (212°F)以下である必要があります。
- 負荷が大きい場合は、コンピューターの平均温度が最大95℃ (203°F)になる可能性があります。

- 次の手順でAlienware Command Centerを設定します。
- Alienware Command Centerを開きます。
- [Active System Theme - Thermal]を[Performance Mode]に設定します。

- プリインストールされているDell SupportAssistソフトウェアを使用して、CPUストレス テストを実行します。[Dell SupportAssist]から、[Hardware Checkup]、[CPU]、[CPU stress test]の順にクリックします。

- [Alien Command Center]を起動して、[Fusion]でCPUの周波数を監視します。最初の5分間に、パフォーマンス モードでCPU周波数が範囲内にあることを確認します。
Alienware M15、およびM17
| CPUのタイプ | 基本周波数 | パフォーマンス モード | 冷却モード |
|---|---|---|---|
| インテル プロセッサーi9-8950HK | 2900 MHz | 3100 MHz~4800 MHz | 2900 MHz~4800 MHz |
| インテル プロセッサーi7-8750H | 2200 MHz | 2600 MHz~4100 MHz | 2200 MHz~4100 MHz |
| インテル プロセッサーi5-8300H | 2300 MHz | 2700 MHz~4100 MHz | 2300 MHz~4000 MHz |
Alienware M15 R2、およびM17 R2
| CPUモデル名 | 基本周波数 | パフォーマンス モード | 冷却モード |
|---|---|---|---|
| インテル プロセッサーi9-9980HK | 2400 MHz | 3300 MHz~4800 MHz | 2600 MHz~4400 MHz |
| インテル プロセッサーi9-9880H | 2300 MHz | 3300 MHz~4400 MHz | 2600 MHz~4400 MHz |
| インテル プロセッサーi7-9750H | 2600 MHz | 3000 MHz~4000 MHz | 2600 MHz~4000 MHz |
| インテル プロセッサーi5-9300H | 2400 MHz | 3000 MHz~4000 MHz | 2600 MHz~4000 MHz |
- [Fusion]ページでCPU温度を監視します。
- CPUのピーク温度は100℃ (212°F)以下である必要があります。
- 負荷が大きい場合は、PCの平均温度が100℃ (212°F)未満になることが予測されます。

Example: パフォーマンス モード

Example: 冷却モード
Alienware m15 R3とm17 R3のCPUパフォーマンス動作
一般に、パフォーマンス モードとバランス モードでのCPUの周波数は、インテルCPUの高周波数よりも高くなります。
| CPUモデル名 | i5-10300H | i7-10750H | i9-10980HK |
|---|---|---|---|
| コア数 | 4 | 6 | 8 |
| スレッド数 | 8 | 12 | 16 |
| プロセッサーのベース周波数 | 2.5 GHz | 2.6 GHz | 2.4 GHz |
ファン コントロール モード
- フル スピード モード:ファンはフル スピードで作動し、ターボ周波数での長時間のCPU動作をサポートします。ファンのはっきりとした音が聞こえます。
- パフォーマンス モード:ファンは積極的に作動し、ターボ周波数で長時間作動するCPUをサポートします。ファンのはっきりとした音が聞こえます。
- バランス モード:ファンは適度に作動します。ファンの音は気になるほどではありませんが、CPUがターボ周波数で動作する時間は短くなります。
- 冷却モード:ファンは適度に作動します。ファンの音は小さくなりますが、快適さを高め、バッテリー持続時間を延長するために、GPUおよびGPUパフォーマンスは制限されます。
- 静音モード:ファンはバランス モードよりも静かに作動します。ファンの音はさらに小さくなりますが、CPUがターボ周波数で動作する時間もさらに短くなります。
検証プロセス
- まず、ePSA診断で、PCに過熱の問題が発生していることを確認します。
- テスト環境を設定し、ACアダプターをテスト ユニットに接続します。
- Alienware Command Center (AWCC)を開きます。
- Alienware Command Centerのメイン ページで[Home]ページを選択します。
- [Thermal Mode]を[Performance]に設定します。
- プリインストールされているDell SupportAssistソフトウェアを使用して、CPUストレス テストを実行します。
- [FUSION]ページを選択して、[Performance Mode]のCPUの[CPU Frequency]と[CPU Temperature]が、以下のパフォーマンス表の仕様の範囲内で作動しているかを監視します。
| CPU | Alienware SupportAssist CPU負荷テストの実行 |
|---|---|
| CML i9-10980HK(パフォーマンス モード) | 3900 MHz~4800 MHz |
| CML i7-10750H(パフォーマンス モード) | 3700 MHz~4600 MHz |
| CML i5-10300H(パフォーマンス モード) | 3700 MHz~4300 MHz |
- 上記の[Alienware SupportAssist CPU Stress Test]フィールドは、メモリー部分ではなく、ストレス テストのCPU部分にのみ関連しています。
- CPU速度は、ストレス期間の最初の5分間は、記載されている速度に近い状態を維持する必要があります。
- [Home]ページを選択します。
- [Thermal Mode]を[Cool]に変更します。
- プリインストールされているDell SupportAssistソフトウェアを使用して、CPUストレス テストを実行します。
- [FUSION]ページを選択します。
- [Cool Mode]の[CPU Frequency]と[CPU temperature]を監視します。
- CPUがパフォーマンス表で指定されたとおりに作動していることを確認します。
| CPU | Alienware SupportAssist CPU負荷テストの実行 |
|---|---|
| CML i9-10980HK(パフォーマンス モード) | 3000 MHz~4800 MHz |
| CML i7-10750H(パフォーマンス モード) | 3000 MHz~4600 MHz |
| CML i5-10300H(パフォーマンス モード) | 3300 MHz~4300 MHz |
- 上記の[Alienware SupportAssist CPU Stress Test]フィールドは、メモリー部分ではなく、ストレス テストのCPU部分にのみ関連しています。
- CPU速度は、ストレス期間の最初の5分間は、記載されている速度に近い状態を維持する必要があります。
参照設定:
- Alienware Command Centerを開いて、[Home Page]で[Performance Mode]に設定します。

- Dell SupportAssistを使用してCPUに負荷をかけます。[Dell SupportAssist]で[checkup]をクリックし、[CPU]を選択してからストレス テストを実行します。

- [FUSION]ページで、CPU周波数と温度を監視します。

- Example: パフォーマンス モード

- Example: 冷却モード
一般的な質問
アイドル モードでコンピューター診断ツールが高いCPU温度を表示する理由を教えてください。
コンピューターがアイドル状態の場合でも、それは実際にアイドル状態になっているわけではありません。バックグラウンド タスクがまだ高周波数で動作しており、短時間(1秒未満)のCPU温度上昇を誘発します。その後低い平均温度まで下がります。
CPU温度が100°C (212°F)に達すると、CPUは損傷しますか?
いいえ。CPUは、インテルのCPU仕様(Tjmax=100)では正常に作動します。(インテル)プロセッサーには、Tj(max)より低い、等しい、または高いダイ温度をリアルタイムにレポートする手段(デジタル温度センサー(DTS))があります。Tj(max)を超えると通常ダイは正常に機能しませんが、Tj(max)を超える温度は通常の運用でも時折発生することがあります。(Tj(max)=100)
ゲーミング アプリケーションまたはグラフィック負荷の高いアプリケーションで、診断ツールが高いCPU温度を表示する理由を教えてください。
負荷の高いCPUアクティビティーと組み合わされた一部のゲーミング アプリケーションおよびグラフィック負荷の高いアプリケーションでは、CPU温度が高くなります。
バランス モードでのCPUのピーク温度は、パフォーマンス モードの時よりも低くなりますか?
そのようなことはありません。バランス モードでも、CPUは短時間ながら最大周波数まで上がり、温度も上がることがあります。最大限のパフォーマンスが得られるように設定すると、CPUのピーク温度は高くなります。これは、パフォーマン スモード、バランス モード、静音モード、冷却モードのどれを選択したかに関係ありません。
Alienware Area-51mとArea-51m R2のCPUパフォーマンス動作
一般に、CPU周波数はインテルCPUのベース周波数よりも高いままです。
Alienware Area 51M
| CPUモデル名 | i7-8700 | i9-9700K | i9-9900K |
|---|---|---|---|
| コア数 | 6 | 8 | 8 |
| スレッド数 | 12 | 8 | 16 |
| プロセッサーのベース周波数 | 3.2 GHz | 3.6 GHz | 3.6 GHz |
Alienware Area 51M R2
| CPUモデル名 | i7-10700 | i7-10700K | i7-10900 | i9-10900K |
|---|---|---|---|---|
| コア数 | 8 | 8 | 10 | 10 |
| スレッド数 | 16 | 16 | 20 | 20 |
| プロセッサーのベース周波数 | 2.9 GHz | 3.8 GHz | 2.8 GHz | 3.7 GHz |
5種類のファン コントロール モード
- パフォーマンス モード:ファンは積極的に作動し、ターボ周波数で長時間作動するCPUをサポートします。ファンのはっきりとした音が聞こえます。
- バランス モード:ファンは適度に作動します。ファンの音は気になるほどではありませんが、CPUがターボ周波数で動作する時間は短くなります。
- 冷却モード:ファンは適度に作動します。ファンの音は小さくなりますが、快適さを高め、バッテリー持続時間を延長するために、GPUおよびGPUパフォーマンスは制限されます。
- 静音モード:ファンはバランス モードよりも静かなレベルで動作します。ファンの音はさらに小さくなりますが、CPUがターボ周波数で動作する時間もさらに短くなります。
- フル スピード モード:ファンはフル スピードで作動し、ターボ周波数での長時間のCPU動作をサポートします。ファンのはっきりとした音が聞こえます。
検証プロセス
- まず、ePSAを使用して、コンピューターに過熱の問題が発生していることを確認します。
- テスト環境を設定し、ACアダプターをテスト ユニットに接続します。
- Alienware Command Center (AWCC)を開きます。
- AWCCのメイン ページで[Home]ページを選択します。
- [Thermal Mode]を[Performance]に設定します。
- プリインストールされているDell SupportAssistソフトウェアを使用して、CPUストレス テストを実行します。Dell SupportAssistで、[Troubleshooting]、[I want to troubleshoot my PC]、[I want to check a specific piece of hardware]の順にクリックし、次に[CPU]をクリックします。

- ハードウェア スキャン プロンプトで[ CPUストレス テスト]をクリックし、[ テストの実行]をクリックします。

- [FUSION]ページを選択します。
- [Performance Mode]の[CPU Frequency]と[CPU temperature]を監視します。
- CPUの平均温度は高いままであり、動作周波数はCPUのベース周波数+400 MHzよりも高いままであることを確認します。
- [HOME]ページを選択します。
- [Thermal Mode]を[Cool]に変更します。
- Dell SupportAssistのCPUストレス テストを使用して、CPUのストレス テストを再度実行します。
- [FUSION]ページを選択します。
- [Cool Mode]の[CPU Frequency]と[CPU temperature]を監視します。
参照設定:
- Alienware Command Centerを開いて、[HOME]ページで[Performance Mode]に設定します。
- アクティブなシステムの[Thermal Mode]を[Performance Mode]に設定します。

- Dell SupportAssistを使用して、ストレス テストを実行します。

- [FUSION]ウィンドウで温度を確認します。
- CPU温度は、パフォーマンス モードを使用して100°C (212°F)を超えないようにする必要があります。

- CPUの平均温度は、冷却モードを使用して99°C (210.2°F)を超えないようにする必要があります。

一般的な質問
アイドル モードで診断ツールが高いCPU温度を表示する理由を教えてください。
コンピューターがアイドル状態のとき、そのコンピューターは本当のアイドル状態ではありません。バックグラウンド タスクがまだ高周波数で動作しており、短時間(1秒未満)のCPU温度上昇を誘発します。その後低い平均温度まで下がります。
CPU温度が100°C (212°F)に達すると、CPUは損傷しますか?
いいえ。CPUは、インテルのCPU仕様(Tjmax=100)では正常に作動します。インテル プロセッサーには、Tj(max)より低い、等しい、または高いダイ温度をリアルタイムにレポートする手段(デジタル温度センサー(DTS))があります。Tj(max)を超えると通常ダイは正常に機能しませんが、Tj(max)を超える温度は通常の運用でも時折発生することがあります。(Tj(max)=100)
ゲーミング アプリケーションまたはグラフィック負荷の高いアプリケーションで、診断ツールが高いCPU温度を表示する理由を教えてください。
負荷の高いCPUアクティビティーと組み合わされた一部のゲーミング アプリケーションまたはグラフィック負荷の高いアプリケーションでは、CPU温度が高くなります。
バランス モードでのCPUのピーク温度は、パフォーマンス モードの時よりも低くなりますか?
そのようなことはありません。バランス モードでも、CPUは短時間ながら最大周波数まで上がり、温度も上がることがあります。最大限のパフォーマンスが得られるように設定すると、CPUのピーク温度は高くなります。これは、パフォーマン スモード、バランス モード、静音モード、冷却モードのどれを選択しても同じです。
Resolution
インテル第8世代(Coffee Lake)プロセッサーは、第7世代(Kaby Lake)以前のプロセッサーよりも高いクロック レートをサポートします。つまり、これらのコンピューターでは、以前の世代のコンピューターと比べて、より多くの熱が発生します。このため、Dellのエンジニアリング チームは、より高い温度に耐えられるようにコンピューターを設計しました。 以下の記事では、一般的なモデルおよびオーバークロックごとにさらに詳しい洞察を得ることもできます。
- Alienware m15 R6: Alienware Command Centerの動作モードでの温度制御ガイド
- Dell™ Alienwareシステムのオーバーヒートまたはシャットダウン
- Alienware x15 R2およびx17 R2:Alienware Command Centerの動作モードでの温度制御ガイド
- AlienwareおよびDell Gamingコンピューターのオーバークロック
- 「Alienware M15 R4/Alienware M17 R4 温度測定ガイド」
Alienware Command Centerで100°C (212°F)を超えるCPUのピーク温度が報告された場合は、高温度の解決についてテクニカル サポートにお問い合わせください。連絡先の詳細は、以下のリンクから入手できます。
- Alienware 13 R3、15 R3/R4、および17 R4/R5 - TCC = 97℃ (206.6°F)
- Alienware M15, and M17 - TCC = 100°C (212°F)
- Alienware Area-51m R2 - TCC = 100°C (212°F)
上記のどの情報も問題に影響を及ぼしていない場合、または問題に対して責任を負っていない場合は、別の設定を確認する必要があります。[Thermal User Profile]で設定したモードは、ファンの騒音やコンピューターの温度にも影響する可能性があります。以下のモード タイプを確認して、機能させるモードが有効になっていることを確認します。
すべてのモデル:
- パフォーマンス モード:ファンは積極的に作動し、ターボ周波数で長時間作動するCPUをサポートします。ファンが回転している音がはっきり聞こえます。
- バランス モード:ファンはより適切な速度で作動し、CPUは短時間ターボ周波数で作動します。ファンの音は聞こえますが、より静かです。
- 冷却モード:ファンの回転がより遅くなり、ファンの音は静かになりますが、GPUとそのパフォーマンスもバッテリーの寿命を延ばすために制限されます。
- 静音モード:ファンはバランス モードよりも低速で作動し、ファンの騒音は冷却モードよりも静かですが、GPUのパフォーマンスが制限されます。CPUがターボ周波数で動作できる時間はより短くなります。
Alienware m15 R3、m17 R3、Area-51m R2:
- フル スピード モード:ファンはフル スピードで作動し、ターボ周波数での長時間のCPU動作をサポートします。ファンのはっきりとした音が聞こえる。
Additional Information
推奨記事
ここでは、このトピックに関連した役立つ可能性のある推奨記事をいくつか紹介します。