PowerFlex:SDC構成からの複数のMDMエントリーの削除

Summary: SDC構成からPowerFlexシステムのMDMエントリーを削除する方法。

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Symptoms

drv_cfg --query_mdms

上記のコマンド は、SDCが複数のPowerFlexまたはScaleIOシステムに接続するように構成されていることを示しています。そのうちの1つはもう存在せず、削除する必要があります

例えば：

c:\Program Files\EMC\scaleio\sdc\bin>drv_cfg.exe --query_mdms
Retrieved 2 mdm(s)
MDM-ID 24bdeaaaaaaaaaaa SDC ID 5aaaaaaa00000006 INSTALLATION ID XXXXXXXXXXXXXX
IPs [0]-10.XX.XX.XX [1]-10.XX.XX.XX [2]-10.XX.XX.XX
MDM-ID bf5cebbbbbbbbbbb SDC ID ebbbbbbb0000000b INSTALLATION ID YYYYYYYYYYYYYY
IPs [0]-10.YY.YY.YY [1]-10.YY.YY.YY [2]-10.YY.YY.YY


この場合、MDM ID 24bdeaaaaaaaa は存在しないシステムであり、削除する必要があります

手記：LinuxおよびWindows SDCホストの場合は、次を使用します 

drv_cfg --query_mdms

 単一および複数のPowerFlexまたはScaleIOシステムのMDMクラスター情報を確認します。ただし、ESXi SDCホストの場合は、esx.confファイルから、単一および複数のPowerFlexまたはScaleIOシステムのMDMクラスター情報を確認します。

Cause

「解決方法」セクションを参照してください。

Resolution

Linuxの場合

  1. Linux SDCホストの場合は、 /bin/emc/scaleio/drv_cfg.txt ファイルを開きます。
  2. ファイルに複数のMDMクラスター エントリーがあります。すでに存在しないPowerFlexまたはScaleIOシステムのMDMクラスター エントリーを削除します。
  3. ファイルを保存して終了します。
  4. Linux SDCホストを再起動して変更を適用します。

注：MDMクラスターを削除する drv_cfg.exe ためのパラメーターはありません
手記：再起動後、「drv_cfg --query_mdms」を実行して、存在しなくなったPowerFlexまたはScaleIOシステムのMDMクラスターIPアドレスが削除されていることを確認します
手記：「drv_cfg --mob_mdm_ip」ユーティリティーは、単一のPowerFlexまたはScaleIOシステムのIPを変更する場合にのみ使用されます
Linux: /opt/emc/scaaleio/sdc/bin/drv_cfg


ウィンドウズ：

  1. Windows SDCホストの場合は、Windowsホスト レジストリーで、次のキーの下にある複数のMDMクラスター エントリーのIPアドレス リストを検索します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\scini\Parameters\mdms


重要メモ：変更を加える前に、レジストリーをエクスポートします。

存在しなくなったPowerFlexまたはScaleIOシステムの「mdms」パラメーター エントリーを編集または削除します。
  1. 変更を行った後、「レジストリー エディター」を閉じます。
  2. Windows SDCホストを再起動して変更を適用します。
注：MDMクラスターを削除するdrv_cfg.exeパラメーターはありません。
注：再起動後、「drv_cfg --query_mdms」を実行して、存在しなくなったPowerFlexまたはScaleIOシステムのMDMクラスターIPアドレスが削除されていることを確認します。
注：「drv_cfg --mob_mdm_ip」ユーティリティーは、単一のPowerFlexまたはScaleIOシステムのIPを変更する場合にのみ使用されます
ウィンドウズ：C:\Program Files\emc\scaaleio\sdc\bin\drv_cfg
 

ESXi：
  1. ESXi SDCホストの場合は、 esxi.conf ファイルから複数のMDMクラスター エントリーのIPアドレス リストを確認します。
cat /etc/vmware/esx.conf |grep scini |grep -i mdm
/vmkernel/module/scini/options = "IoctlIniGuidStr=25288a6a-81d4-4f82-99a5-bd2dccbc2935 IoctlMdmIPStr=192.168.100.100,192.168.200.100+192.168.300.100,192.168.400.100"

注：同じMDMクラスターのIPアドレスを「,」記号で区切ります。
注：複数のMDMクラスターは「+」記号で区切ります。
 
  1. 次の esxcli コマンドを使用して、存在しなくなったPowerFlexまたはScaleIOシステムのMDMクラスターIPアドレスを削除します。
esxcli system module parameters set -m scini -p "IoctlIniGuidStr=25288a6a-81d4-4f82-99a5-bd2dccbc2935 IoctlMdmIPStr=192.168.100.100,192.168.200.100"
  1. ESXi SDCホストを再起動して変更を適用します。
 
注：再起動後、 esxi.conf ファイルで、存在しなくなったPowerFlexまたはScaleIOシステムのMDMクラスターIPアドレスが削除されていることを確認します。 
cat /etc/vmware/esx.conf |grep scini |grep -i mdm
/vmkernel/module/scini/options = "IoctlIniGuidStr=25288a6a-81d4-4f82-99a5-bd2dccbc2935 IoctlMdmIPStr=192.168.100.100,192.168.200.100"

Affected Products

PowerFlex rack, ScaleIO
Article Properties
Article Number: 000167031
Article Type: Solution
Last Modified: 28 Aug 2025
Version:  6
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