PowerEdge：TRIMはRAIDモードのPERC9コントローラーでサポートされていますか?

TRIMコマンド（ATAコマンド セットではTRIM、SCSIコマンド セットではUNMAP）を使用すると、データのブロックが使用中とみなされなくなり、内部的な消去が可能になったソリッドステート ドライブ（SSD）を、オペレーティング システムが教えてくれます。トリミングにより、SSDはガベージ コレクションをより効率的に処理できます。ガベージ コレクションを行わないと、関連するブロックへの将来の書き込み処理が遅くなります。

SSDのTRIMは、PERCファミリーの機能として記載されています。TRIMはHBAモードでのみサポートされ、RAIDモードではサポートされないことは、既に公表済みです。

2017年1月の時点で、TRIMコマンドのサポートは、ほとんどのハードウェアベースのRAIDテクノロジーで実装されていません。ただし、ソフトウェアRAIDの多くでは、TRIMはサポートされています。また、TRIM機能がサポートされるのは、パススルーSSDのみです。SSDでのTRIMの実行方法については、『S130ユーザーズ ガイド』を参照してください。