XPS 9510およびDell Precision 5560ノートパソコンのDRIVE_POWER_STATE_FAILUREに伴う遅延またはブルー スクリーン

DRIVE_POWER_STATE_FAILUREまたはノートパソコンのラグの問題が報告されている

ハイパースレッディングを無効にしたり、中央処理装置ユニット(CPU)の設定を変更したりしたXPS 9510ノートパソコンおよびDell Precision 5560 MWSの所有者からは、次の問題が報告されています。

• ブルー スクリーン 0x0000009f: 「DRIVE_POWER_STATE_FAILURE」エラー
• オペレーティング システム環境に遅延があります

CPUマルチコアの値を1に変更し、BIOSでハイパースレッディングを無効にすると、CPUパフォーマンスが低下し、オペレーティング システムの問題が発生する可能性があります。

ハイパースレッディングとは

ハイパースレッディングは、CPUが物理コアを仮想コアに分割する方法です。仮想コアは、オペレーティング システムによって物理コアであるかのように扱われます。これらの仮想コアを スレッドと呼ぶこともできます。ハイパースレッディングを使用しているノートパソコンは、問題なく、より強力かつ迅速に動作し、より多くのタスクを実行できます。

CPU マルチコアとはどういう意味ですか?

マルチコア プロセッサーは、2つ以上の独立した処理ユニットを備えたCPUです。各処理ユニットはコアと呼ばれます。各コアは、プログラム命令を読み取り、実行します。複数のコアが使用可能な場合は、複数のプログラムを同時に実行し、プログラムを切り替えることができます。

ハイパースレッディングを無効にし、[マルチコア]の値を1に設定した場合、ノートパソコンの安定性に関するさまざまな問題が予想されます。これは、CPUパフォーマンス設定を下げた場合に予想される結果です。

これに対する解決策は簡単です。

1. BIOSセットアップ画面を再起動します。

   Dellロゴ画面で F2 キー をタップすると、 BIOSに直接移動します。

2. [パフォーマンス]に移動し、[ハイパースレッディング]を有効にします。

3. [パフォーマンス]には、CPUで使用可能なコアも一覧表示されます。

4. デフォルトのコア数にリセットすることをお勧めします。(少なくとも 1 より大きい数値に設定してください)。