PowerMax：Cumulative Enginuity Pack 9636以降をロードした後、ホストでデバイス アクセスの問題が発生することがある。症状として「Host initiated aborts」のログが残る。

Summary: Enginuity Pack 9636以降にオンライン コードをロードすると、フロントエンド ポート内のログイン テーブルの不一致が発生することがあります。

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Symptoms

環境：
PowerMax 2000
PowerMax 8000
32 Gb/秒Fibre Channel I/Oモジュール
PowerMaxOS 5978.711.711（Enginuity Pack 9636または9654）。

Cause

拡張機能113861の導入に伴うPowerMaxOSの問題。
FAのフロントエンド ポートの各レベルのログイン テーブル間で不一致が発生することがあります。その結果、IOが応答されなくなります。アレイ側の症状としては、AB3Eメッセージの形式でホスト イニシエート アボート(ABTS)を受信します。

Resolution

PowerMaxOS 5978.711.711用の累積的Enginuity Pack 9675では、拡張機能113861が削除されています。

デル・テクノロジーズでは、拡張機能113861を持つPowerMaxのお客様向けに、利用可能な最新の累積ビルドへのアップグレードを提供します。これは、お客様に無償で提供いたします。PowerMaxがこの拡張機能を実行している場合は、デル・テクノロジーズの担当者に連絡し、この記事を参照してアップデートをスケジュールしてもらってください。この問題が環境に影響するかどうかを確認するには、KB記事38626：「Symmetrix/VMAX/VMAX3アレイEnginuity/HYPERMAX OSレベルのファミリー、リリース、SymmWin、登録済みビルド バージョンを表示するSolutions Enabler (SYMCLI)コマンドはどれですか？（英語）」を参照してください。

デル・テクノロジーズのリモート プロアクティブ サービス チームは、この拡張機能がロードされないようにするため、PowerMaxのアップグレードのために計画されているリモート アクティビティーを延期する場合があります。

また、再スケジュールの際に、希望するEnginuity Packのレベルの変更を要求することも可能です。

Additional Information

拡張機能113861の問題は、32 Gb/秒Fibre Channel I/OモジュールがインストールされていないPowerMaxアレイには影響しません。また、この拡張機能で動作しているVMAX All Flashシステムには影響しません。

Affected Products

PowerMax, PowerMax 2000, PowerMax 8000
Article Properties
Article Number: 000200927
Article Type: Solution
Last Modified: 06 Nov 2022
Version:  12
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