OSスイッチを使用すると、FCエンド デバイスは、直接接続の使用、AG(Access Gateway)の中間使用、Cisco UCS(Unified Computing System)サーバーやFI(Fabric Interconnect)デバイスなどのサード パーティー製デバイスの使用など、さまざまなメカニズムを通じてスイッチにログインできます。
ファブリックOS 9.1.0では、Fibre Channel Link Aggregation(FC-LAG)機能が導入され、Brocadeスイッチと、エンド ホスト モードで構成されたCisco UCS FI間でFC-LAG機能を提供します。Brocadeスイッチのこの機能拡張では、UCS-FIの3つの異なる接続オプションがサポートされています。
これにより、FC-LAG内のすべての物理リンクに対するSID、DID、OXIDに基づく自動ロード分散のメリットが得られます。また、アプリケーションを中断することなく、FC-LAGへの物理リンクを追加および削除できます。
FOSスイッチ ポートがFC-LAGのメンバーとして構成されている場合、リンク統合プロトコルを使用してピアと通信し、FC-LAGを確立および管理します。
FC-LAGは、次のプラットフォームでサポートされています。
- X7-8ダイレクター
- X7-4ダイレクター
- G730スイッチ
- G720スイッチ
- X6-8ダイレクター
- X6-4ダイレクター
- G630スイッチ
有効にすると、リンク統合プロトコルがリモートFIとBrocadeスイッチの間で実行され、基盤となるすべての物理リンクが単一の統合リンクに構成されます。帯域幅は使用可能な物理リンクに基づいて調整されるため、ロード バランシングが向上し、輻輳イベントが減少します。
メモ:
- スイッチでは、最大96個のFC-LAGを構成できます。
- 各スイッチ パーティションには、最大96個のFC-LAGを構成できます。
- 各FC-LAGの物理リンクの最大数は16です。
- FC-LAG内のすべての物理ポートは同じ速度で、FC-LAGは同じスイッチ内に形成されている必要があります。
BroadcomガイドにはUCS-FI関連の構成はありませんが、Broadcomスイッチで実行できるポート チャネル構成はありません。構成は、それぞれのBroadcomスイッチとCisco UCS-FIで個別に実行する必要があります。
FCLAGでサポートおよびサポートされていないスイッチで コマンドを実行しようとすると、次の出力が表示されます。
スイッチDS-6620Bで動作しない:
6620b_admin> fclag --show
FC-LAG機能は、このプラットフォームではサポートされていません。
動作しているスイッチDS-6630B:
6630b_admin> fclag --show
FC-LAGsの合計数 = 0