RHEL: サブスクリプション マネージャーで「コンテンツ アクセス モードがシンプル コンテンツ アクセスに設定されている」が無効と表示される

症状:
Red Hat Enterprise Linuxサブスクリプションはサブスクリプション マネージャーを介して登録されていますが、subscription-manager statusコマンドを確認すると、全体的なステータスが「無効」と表示される場合があります

次のメッセージが確認されます。
"Content Access Mode is set to Simple Content Access. This host has access to content, regardless of subscription status."
 

図1: [Overall Status]が[Disabled]であるにもかかわらず、「Content Access Mode」が[Simple Content Access]に設定されていることを示すスクリーンショット。

原因:
これは、Red Hat で新しく導入された SCA 機能の一部です。SCAの詳細については、以下のRed Hatリンクを参照してください。SCAは複雑なサブスクリプション登録を簡素化します

シンプルなコンテンツ アクセス

シンプルなコンテンツ アクセス - FAQ

ユーザーが以下のようにRed Hat PortalでSCAをアクティブ化した場合:
 

図2：Red Hat PortalでのSCAのアクティブ化のスクリーンショット 

サブスクリプション・マネージャーのステータスが使用不可としてマークされている場合でも、SCA に設定されていることを示すメッセージが表示されます。リポジトリーの使用に問題はありません。

結果:
次のコマンドを使用して、リポジトリがアクティブかどうかを確認できます。

#subscription-manager repos --list-enabled

図3：enabledを示すコマンド結果のスクリーンショット

リポジトリーが通常の方法でアクティブ化されている場合、アクションは必要ありません。正しく登録されています。