NetWorkerクラスター: アドレス 'null' の名前を特定できません:

Summary: クラスタ化されたNetWorker環境の非アクティブ ノードのクライアント作成またはバックアップが失敗します。

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Symptoms

NetWorkerソフトウェアは、高可用性のためにクラスター上に構成されています。パッシブ ノード クライアント インスタンスの作成中、または既存のパッシブ ノード クライアント インスタンスのバックアップ中に、操作が次のエラーで失敗します。 
Unable to determine the name of address 'null': A non-recoverable error occurred during a database lookup.
バックアップがある場合、このエラーはバックアップ アクション ログ(/nsr/logs/policy/<policy-name>/<workflow-name>)と/nsr/logs/daemon.raw.

に報告されますこの現象は、NetWorkerをバージョン19.7.xから19.10.xにアップグレードした後に発生します。

Cause

この問題は、バージョン19.7.0.xでコードが変更されたことで発生しました。影響を受けるバージョンで変更を適用すると、NetWorkerプロセスが仮想IPアドレスをNetWorker構成で使用される仮想ホスト名に関連づけることができなくなります。

Resolution

Fix:

この問題のコード修正は、NetWorker 19.11でリリースされました。コードを修正するには、クラスター ノードを19.11にアップグレードします。
DellサポートNetWorkerドライバーのダウンロード ページ。


対処方法:

Linux:
次の手順を実行します。
  1. アクティブ ノードで次のコマンドを使用して、NetWorkerサーバー リソースを停止します。
pcs resource debug-stop <resource_name>
  1. すべてのノードでNetWorkerクライアント サービスを停止します。
nsr_shutdown
  1. サービスが停止したら、 enable_rdns_lookup すべてのクラスター ノード上の/nsr/debugの下のファイル。このファイルには拡張子を付けないでください。
メモ: 共有サーバーの/nsrの両方の場所(たとえば、 /nsr_share/nsr/debug/enable_rdns_lookup)と物理ノードのローカル/nsrの場所(例: /nsr.NetWorker.local/debug/enable_rdns_lookup）（英語）
  1. すべてのノードでNetWorkerクライアント サービスを開始します。
/usr/sbin/nsrexecd
  1. 次のコマンドを使用して、NetWorkerサーバー リソースを起動します。
pcs resource debug-start <resource_name>


Windows:
次の手順を実行します。

  1. Windowsクラスター マネージャーからNetWorkerクラスター サーバーを停止します。
  2. 次のコマンドを使用して、すべてのクラスター ノードでNetWorkerサービスを停止します。
net stop nsrexecd /y
  1. サービスが停止したら、 enable_rdns_lookup すべてのクラスター ノード上のNetWorkerインストール ディレクトリー内の\Program Files\EMC NetWorker\nsr\debug\下のファイル。このファイルには拡張子を付けないでください。
  2. 次のコマンドを使用して、クラスターのすべてのパッシブ ノードでNetWorkerサービスを開始します。
net start nsrexecd
  1. Windowsクラスター マネージャーからNetWorkerクラスター サーバーを起動します。
メモ:
  1. この変更は、パッシブ ノードごとに必要であり、フェールオーバー時にアクティブ ノードがパッシブになるため、すべてのノードで行う必要があります。
  2. クラスターに2つ以上のノードがある場合は、すべてのパッシブ ノードでこの操作が実行されていることを確認します。
  3. クラスター サーバーにスタンドアロン クライアントが構成されている場合は、該当するすべてのクライアントに対してもこの操作が行われていることを確認してください。スタンドアロン クライアントでNetWorkerサービスを再起動する必要があります。
  4. /nsr/debugディレクトリーが存在しない場合は作成します。スタンドアロン クライアントには、デフォルトでこのディレクトリーがありません。

Additional Information

NetWorker：Red Hat Pacemaker Cluster NetWorkerサーバーをアップグレードする方法とベスト プラクティス。

回避策2:
エネーブル oldauth クラスター内のすべてのノードと、クラスター上に作成する必要があるスタンドアロン クライアント。ただし、 oldauth 安全ではないため、お勧めしません。詳細については、 ご使用のNetWorkerバージョンの『NetWorkerセキュリティ ガイド 』を参照してください。
 
  1. 次を使用して認証方法を変更します。 nsradmin ユーティリティは次のとおりです。
nsradmin -p nsrexec
NetWorker administration program
Use the "help" command for help.
nsradmin> . type:nsrla
Current query set
nsradmin> show auth methods
nsradmin> print

In case only nsrauth is enabled, the output is similar to the following auth methods:  "0.0.0.0/0, nsrauth"

nsradmin> update auth methods: "0.0.0.0/0,nsrauth/oldauth"
Update? y
updated resource id2.0.88.1.53.127.23.68.24.141.134.206(32)
nsradmin> print

After the changes are made, output should be similar to the following: auth methods: "0.0.0.0/0, nsrauth/oldauth"

nsradmin> quit
  1. NetWorkerサーバ上のNetWorkerサービスまたはデーモンを停止して再起動します。
Article Properties
Article Number: 000216186
Article Type: Solution
Last Modified: 22 Aug 2024
Version:  5
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