Dell Networking X-Series: 初期設定手順
概要: 本ドキュメントでは、Dell Networking X-Series製品の初期設定方法について説明します。
手順
Dell Networking X-Series 初期設定方法
-
スイッチ本体に電源ケーブルを接続し電源を入れます。
-
スイッチ起動後、本体のManaged (Mgmt) LEDがOffになっていることを確認します。
*工場出荷状態はUn-managed Modeになっています。- 緑点灯:Management Mode(WebGUIによる管理が有効)
- Off:Un-managed Mode(WebGUIによる管理が無効)

-
先の細いものを使用してManaged Modeボタンを7秒以上長押しすると自動的にスイッチが再起動します。
*Managed Modeボタンを7秒以上押す度にManagement ModeとUn-managed Modeを切り替えることができます。

-
スイッチ再起動後Managed (Mgmt) LEDが緑点灯することを確認します。

-
イーサネットポートのいずれかに管理用PCを接続します。
*工場出荷状態ではすべてのポートがVLAN1に設定されています。 -
管理用PCにIPアドレス(192.168.2.x)、サブネットマスク(255.255.255.0)を設定します。
ここではIPアドレス:192.168.2.100を設定し進めています。

-
管理用PC上でWebブラウザを起動し、スイッチの初期管理IPアドレス(192.168.2.1)にアクセスします。
-
ログイン画面が表示されたら初期アカウントを入力しLog Inをクリックします。
*初期Username:admin、Password:admin

-
Initial Setup画面が表示されたらNextをクリックします。

-
Networking Settings画面が表示されたら、"IP Address"欄にてStatic IPを選択します。

-
任意のIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力しNextをクリックします。

-
Credentials画面が表示されたら、管理者アカウントを設定しNextをクリックします。
- User name:ユーザー名
- Password:パスワード
- Re-enter Password:パスワード再入力

-
Switch Information画面が表示されたら、システム情報を設定しNextをクリックします。
- System Name:システム名(ホスト名)
- System Contact:管理者の連絡先
- System Location:設置先

-
SNMP Settings画面が表示されたら、SNMPを設定しNextをクリックします。
*System IPの0.0.0.0はすべてのSNMPマネージャを許可することを示します。- SNMP Mode:Enable - SNMPによるアクセスを有効にする(Disabled:無効)
- SNMP Community String:コミュニティ名
- SNMP Management System IP:SNMPマネージャのIPアドレス

-
Summary画面が表示されたら内容を確認し、問題がなければFinishをクリックします。
*"Finish"をクリックしたタイミングでスイッチの管理IPアドレスが手順11.で設定したものに変更されます。

-
管理用PC上でWebブラウザを起動し、手順11.で設定した管理IPアドレスにアクセスします。
-
ログイン画面が表示されたら、手順12.で設定した管理者アカウントを入力してLog Inをクリックします。

-
スイッチにログイン後任意の設定を実施し、Tools -> Save to Startup Configurationの順に選択して設定を保存します。
*"Save to Startup Configuration"を選択することで、running-configから起動時に読み込まれるstartup-configに設定が保存されます。

-
admin -> Logoutの順に選択しスイッチのWebGUIからログアウトします。

以上で作業は完了です。