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文書番号: 000137104


Dell CompellentシリーズにおけるSecure Console設定手順

概要: 本ドキュメントでは、Dell CompellentストレージシステムのSecure Consoleの設定手順について説明します。

文書の内容


手順

Secure Console設定手順

手順概要

  1. SSL Certificateの設定
  2. Secure Consoleの設定

*Secure Consoleを使用する場合、SSHポート(port 22)の開放が必須となります。

 

Secure Console設定手順

  1. Storage Centerにアクセスし、Storage Management -> System -> Access -> Generate New SSL Certificateの順にクリックします。
    SLN296248_ja__2SLN296248_1

  2. コントローラのIPアドレスもしくはDNS nameが正しいか確認します。
    異なる場合は修正しGenerate Nowをクリックします。
    SLN296248_ja__3SLN296248_2

  3. Storage Management -> System -> Access -> Configure Secure Consoleの順にクリックします。
    SLN296248_ja__4SLN296248_3

  4. 警告が表示されたら内容を確認し、問題がなければContinueをクリックします。
    SLN296248_ja__5SLN296248_4

  5. "Enable secure console access"にチェックを入れApplyをクリックします。

    *SSH接続は2時間で自動的に切断されますが、"Enable secure console access"はチェックが入ったままとなります。再接続が必要な場合、一旦チェックを外して適用し、再度チェックを入れる作業が必要となります。
    SLN296248_ja__6SLN296248_5

 

正常に接続できない場合の対処方法

  1. port 22が開放されているか確認する(*1参照)
  2. Secure Consoleのrestartを行う(*2参照)
  3. Secure Consoleを一旦disableにし、再度設定する(*3参照)
  4. SSH Server IPアドレスを確認する(*4参照)
  5. Secure Consoleサービスの稼働状況を確認する(*5参照)
  6. "Manage Services"の再起動を行い、ログの確認を行う(*6参照)

 

*1. port 22の確認方法
コマンドプロンプトを開いて"telnet 76.164.8.141 22"にアクセスし、接続できるかを確認します。
SLN296248_ja__7SLN296248_6

以下のような返答がある場合、22ポートが開放されていることが確認できます。
SLN296248_ja__8SLN296248_7

 

*2. Secure Consoleのrestart方法
Secure Consoleが起動している状態でStorage Management -> System -> Access -> Restart Secure Consoleの順にクリックします。
SLN296248_ja__9SLN296248_8

 

*3. Secure Consoleのdisable方法
Secure Consoleが起動している状態でStorage Management -> System -> Access -> Disable Secure Consoleの順にクリックします。
SLN296248_ja__10SLN296248_9

 

*4. SSH Server IPアドレスの確認方法
Storage Management -> System -> Access -> Configure Secure Consoleの順にクリックします。
"SSH Server IP Address"にデフォルトで"CompConsole0060.compellent.com"が設定されています。
このアドレスに対し、コマンドプロンプトよりpingを実行し、名前解決されているかを確認します。
解決されていない場合、直接IPアドレスを設定します。
IPアドレス:76.164.8.141(2012年2月1日現在)
SLN296248_ja__11SLN296248_10

 

*5. Secure Consoleサービスの稼働状況確認方法
Storage Management -> System -> Access -> Configure Secure Consoleの順にクリックします。
Configure Secure Console画面にて、Running: Yes、Failed: No、Terminal Running: Yesとなっていることを確認します。
SLN296248_ja__12SLN296248_11

 

*6. Manage Services再起動後のログ確認方法
Storage Management -> System -> Access -> Configure Secure Consoleの順にクリックします。
SLN296248_ja__13SLN296248_12

次にManage ServicesのRestartをクリックします。
SLN296248_ja__14SLN296248_13

Logの出力を確認し、以下のような出力があるか確認します。

  • [Remote Process exit code unavailable]:接続に失敗
  • [Forwarded port open successfully]:接続に成功

失敗している場合、対処1-5を確認します。
解決されない場合、弊社サポート窓口へお問い合わせください。
なお、"proxy error"が出力されている場合、設定されているProxy Server側の問題である可能性が高いため、Proxy Serverの設定を確認します。

 

文書のプロパティ


影響を受ける製品

Compellent (SC, SCv & FS Series)

最後に公開された日付

12 8月 2022

バージョン

6

文書の種類

How To