複数のMXレコードに優先順位を付ける方法

概要: この記事では、ドメイン上の複数のMXレコードに優先順位を付ける方法について説明します。

この記事は次に適用されます: この記事は次には適用されません: この記事は、特定の製品に関連付けられていません。 すべての製品パージョンがこの記事に記載されているわけではありません。

手順

対象製品:

  • Office 365

ドメインに複数のMXレコードがある場合、メーラーはどのMXレコードを使用するかを把握する必要があります。MXレコードは、優先度を決定するためにプリファレンスと呼ばれるフィールドを使用します。

MXレコードを作成する場合、ほとんどのDNSホスティング プロバイダーでは、プリファレンス番号を設定する必要があります。フィールドはpreferenceとラベル付けされている場合もあれば、priorityとラベル付けされている場合もあります。数字が必要な場合もあれば、[Low]、[Medium]、[High]のいずれかを選択するよう求めるものもあります。

MXレコードが1つしかない場合は、優先度やプリファレンスに関して任意の値を指定しても問題ありません。ただし、複数のMXレコードがある場合は、次の操作を行います。たとえば、ドメインを所有していることを確認するためにMXレコードを使用し、メール ルーティングにもMXレコードを使用する場合は、メール ルーティング用のMXレコードが、ドメインの検証に使用したレコードよりも優先度が高くなるようにしてください。

MXレコード
図1: (英語のみ)[MX Records]設定

メールは、プリファレンス番号が最も小さい(優先度が最も高い)メール交換サーバーに配信されるため、メール ルーティングに使用するMXレコードのプリファレンス番号は最も小さい数(通常は0)である必要があります。

注:メール ルーティング レコードには0、ドメインを所有していることを確認するためのレコードには10を使用します。または、DNSホスティング プロバイダーが[Low]、[Medium]、[High]を使用している場合は、メール ルーティング レコードに[High]を、ドメインを所有していることを確認するためには[Low]を使用します。

その他の情報

 

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対象製品

Microsoft 365 from Dell

製品

Microsoft 365 from Dell
文書のプロパティ
文書番号: 000184779
文書の種類: How To
最終更新: 19 3月 2024
バージョン:  4
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