PowerProtect Data Manager (PPDM)：VM Direct保護エンジンが原因でアップグレードに失敗する

概要: VM Direct保護エンジンがアップグレードに失敗し、残りのコンポーネントもアップグレードに失敗します。 PowerProtect Data Manager (PPDM)：VM Direct Protection Engineが「VM found to have no ExtensionKey, but expected 'com.emc.vproxy.visd'」というエラー メッセージが表示されてアップグレードに失敗する ...

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現象

PowerProtect Data Managerをバージョン19.14から19.15にアップグレードする際に、コア サービスをアップグレードした後、次のステップはVM Direct Protection Enginesをアップグレードすることです。

VM Direct Protection Engineのアップグレードを担当するジョブが失敗し、次のようなエラー メッセージが表示されることがあります。 
Failed to complete the software update.
UPG0037 -
VM Direct Protection Engines update failed, Unable to update protection engine 'HostName/IPAddress' - AutoUpgrade request unsuccessful. Unable to AutoUpgrade vProxy. Unable to deploy vProxy HostName/IPAddress. Unable to deploy VM. Unable to delete the vProxy 'Hostname/IPAddress' from the vCenter server. Found VM with Moref 'VirtualMachine:MorefNumber' but it is not managed by our component. This can be due to a misconfiguration. VM found to have no ExtensionKey, but expected 'com.emc.vproxy.visd'.
Remediation: Contact Dell Customer Support.
 

原因

これは、ある時点で仮想マシンがVMware vCenterから登録解除され、再度登録された場合に発生します。その結果、仮想マシンに割り当てられた ExtensionKey は適用されなくなります。

解決方法

この問題を解決するには、VMware vCenterから仮想マシン(VM Direct Protection Engine)を削除し、PowerProtect Data Managerユーザー インターフェイスを使用して再導入します。

VM Direct Protection Engineの導入と再導入の詳細については、『 PowerProtect Data Manager仮想マシン ユーザー ガイド 』を参照してください。

VM Direct保護エンジンが再導入されたら、PowerProtect Data Managerのアップグレード プロセスを再開します。 

対象製品

PowerProtect Data Manager Appliance, PowerProtect Data Manager, PowerProtect Data Manager Essentials, PowerProtect Data Manager Software
文書のプロパティ
文書番号: 000220104
文書の種類: Solution
最終更新: 02 9月 2025
バージョン:  3
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