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Dell Lifecycle Controller GUI v2.70.70.70ユーザーズ ガイド

オペレーティングシステムのインストール

オペレーティングシステムをインストールする前に、次の条件が満たされていることを確認します。
  • 光学式 DVD ドライブ、仮想メディア、または起動可能な USB ドライブがサーバに接続されている。
  • ソフトウェア RAID または PowerEdge RAID コントローラが最新のファームウェアでインストールされており、少なくとも 2 台のハードドライブが仮想ディスクの作成に使用可能である。サポートされているコントローラと関連ファームウェアの詳細については、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
    注: デュアル SD または PCIe SSD などのメディアにオペレーティングシステムをインストールすることができます。ただし、RAID 設定は、これらのメディアではサポートされません。
  • 無人モードでのオペレーティングシステムのインストールには、必要な設定ファイル(Windows の場合は unattended.xml/autounattended.xml、RHEL 7 の場合は ks.cfg)が USB またはネットワーク共有にコピーされていることを確認します。
注: PERC S110 および S130 コントローラは、SATA ディスクドライブのみをサポートし、少なくとも 2 台のハードドライブを必要とします。

オペレーティングシステムをインストールするには、次の手順を行います。

  1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
  2. 左ペインで、[OS導入]をクリックします。
  3. 右ペインで、[OSの導入]をクリックして、次のいずれかを選択します。
    • 初めに RAID を構成 — クリックしてサーバに接続されている RAID を構成します。RAID 設定の詳細については「オプションの RAID 設定の使用」を参照してください。
      注: 接続済みの仮想ディスクがすでに存在する場合、RAID の設定はオプションです。
    • OS 導入に直接移行 — クリックするとオペレーティングシステム導入ウィザードが起動し、オペレーティングシステムのインストールを開始します。
  4. オペレーティングシステムの選択 ページで次のいずれかを選択し、次へ をクリックします。
    • 起動モード — OS インストール用のシステムの起動設定に応じて、UEFI または BIOS 起動モードを選択します。
    • セキュア起動セキュア起動オプションを有効または無効にします。有効 をクリックすると、ドライバが受け入れ可能なデジタル署名で署名されているかどうかの確認が行われ、起動プロセスが保護されます。このフィールドは UEFI 起動モードでのみ有効です。セキュア起動の詳細については、「UEFI セキュア起動」を参照してください。
      注: セキュア起動オプションは、[レガシー ビデオ オプションROMのロード]設定が無効に設定されている場合のみ使用することができます。[レガシー ビデオ オプションROMのロード]設定を無効にするには、[システム セットアップ] > [システムBIOS設定] > [その他の設定] > [レガシー ビデオ オプションROMのロード] > [無効] を順番にクリックします。
    • セキュア起動ポリシー — BIOS 内の起動ポリシーの現在の設定を表示します。
      注:セキュア起動ポリシー]の設定が変更できるのは、BIOS内のみです。
      注: 第13世代PowerEdgeサーバーでは、システムのBIOSがセキュア起動機能をサポートする場合に限り、セキュア起動オプションを使用できます。第12世代PowerEdgeサーバーでは、セキュア起動オプションは使用できません。
    • 使用可能なオペレーティングシステム — 選択された起動モードに応じて、オペレーティングシステムのリストを表示します。サーバーにインストールするオペレーティングシステムを選択してください。Lifecycle Controller がサポートする Windows および Linux オペレーティングシステムの導入のためのドライバパックが使用可能であり、ローカルリポジトリ(OEMDRV)に解凍されます。これらのドライバパックには、オペレーティングシステムのインストールに必要なドライバが含まれています。
      注: VMware ESXi、Citrix XenServerを選択する、または[任意のその他オペレーティング システム]オプションを選択する場合は、お使いのシステムに対して必要なドライバーの準備を行ったことを確認してください。VMware ESXi および Citrix XenServer 用のドライバは、ドライバパックには含まれていません。オペレーティングシステム用のオペレーティングシステムインストールイメージおよびドライバの詳細については、www.dell.com/support/manuals を参照してください。
  5. インストール モードの選択]ページで、次のいずれか1つを選択します。
    • 無人インストール
    • 手動インストール
    注: 無人インストール オプションは、そのオペレーティングシステムが無人インストール対応である場合にのみ有効になります。オペレーティングシステムが無人インストール対応ではない場合、このオプションはグレー表示になります。無人インストールモードの詳細については、「無人インストール」を参照してください。
    注: 無人インストールモードを使用したオペレーティングシステムのインストールに関する詳しい手順は、www.delltechcenter.com/lc にあるホワイトペーパー『Dell PowerEdge サーバ上の Lifecycle Controller からのオペレーティングシステムの無人インストール』を参照してください。
  6. インストールモードの選択 ページで、オペレーティングシステム設定ファイルをインポートするための適切なデータを選択または入力し、次へ をクリックします。インストールモードの選択 ページで使用可能なフィールドの詳細については、Lifecycle Controller GUI の右上角にある ヘルプ をクリックして、オンラインヘルプを参照してください。
  7. OS メディアの挿入 ページで、適切なオペレーティングシステムメディアを挿入し、次へ をクリックします。

    Lifecycle Controller がメディアを検証し、検証処理が成功しないと、エラーメッセージが表示されます。検証は、次のような場合に失敗することがあります。

    • 誤ったオペレーティングシステムメディアが挿入されている。
    • オペレーティングシステムメディアが損傷または破損している。
    • システムの光学ドライブがそのメディアを読み込めない。
    注: USB起動メディアには、FATファイル システムのMBRディスクを使用する必要があります。
  8. システムの再起動]ページに、選択内容の概要が表示されます。選択内容を確認し、[終了]をクリックします。
    システムが再起動して、オペレーティングシステムのインストールを開始します。再起動後のシナリオについての詳細は、「再起動後のシナリオ」を参照してください。

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