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Dell Lifecycle Controller GUI v2.70.70.70ユーザーズ ガイド

ファームウェアのアップデート

ファームウェア アップデート]ウィザードを使って、最新バージョンのLifecycle Controllerにアップデートすることができます。定期的に[ファームウェア アップデート]ウィザードを実行し、最新のアップデートにアクセスすることをお勧めします。コンポーネントファームウェアは、アップデートリポジトリ、または個々の DUP(シングルコンポーネント DUP)を使ってアップデートできます。
注: iDRAC と Lifecycle Controller のファームウェアは、1 つのファームウェアパッケージに統合されています。
注: シングルコンポーネント DUP のファイル名には、空白スペースが無いことを確認してください。
注: アップデートの実行中、 Collect System Inventory On Restart(CSIOR)が無効になっていると、Lifecycle Controller がシステムインベントリを自動的にアップデートします。
注: 32 ビットと 64 ビット DUP の両方、およびカタログがサポートされています。カタログで 32 ビットと 64 ビットの両方の DUP を使用できる場合、ファームウェアアップデートには 64 ビットの DUP が優先されます。32 ビットの DUP は、カタログに 64 ビットの DUP がない場合にのみ、ファームウェアアップデートで使用されます。
注: アップデートを確認する際、互換性のあるすべてのバージョンが表示されます。アップデートをインストールする前に、最新のバージョンを選択していること、また、そのバージョンが現在インストールされているバージョンよりも新しいものであることを確認します。iDRAC によって検出されるバージョンを制御したい場合は、Dell Repository Manager(DRM)を使用してカスタムリポジトリを作成し、そのリポジトリを使用してアップデートをチェックできるように iDRAC を設定します。

PowerEdge FX2 サーバーでは、Lifecycle Controller を使用して Chassis Management Controller(CMC)のファームウェアをアップデートすることができます。CMCのアップデートは、CMCのサーバー モードが[管理と監視]に設定され、iDRACの[通信許可]が[CMCファームウェア アップデート]に設定されている場合のみに可能です。

これらの設定を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. CMC GUIで、[セットアップ] > [サーバー モード] > [監視と設定]をクリックします。
  2. iDRAC GUIで、[iDRAC設定] > [通信許可] > [CMCファームウェア アップデート]をクリックします。

ファームウェアをアップデートするには、次の手順を実行してください。

  1. Lifecycle Controller を起動します。詳細については、「Lifecycle Controller の起動」を参照してください。
  2. 左ペインで、[ファームウェア アップデート]をクリックします。
  3. 右ペインで、[ファームウェア アップデートの起動]をクリックします。
  4. アップデートリポジトリである[FTPサーバー]、[ローカル ドライブ(CD、DVD、またはUSB)]、または[ネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTPまたはHTTPS)]のいずれかを選択し、[次へ]をクリックします。
    アクセス詳細の入力]ページが表示されます。
    注:FTPサーバー]を選択した場合、接続を検証するには、[ネットワーク接続のテスト]をクリックします。ドメイン名が入力されている場合、サーバ IP アドレスとドメイン名が表示されます。プロキシ IP が入力されている場合、プロキシ IP がサーバ IP と一緒に表示されます。
    注:ネットワーク共有(CIFS、NFS、HTTP、またはHTTPS)]を選択した場合は、[ネットワーク接続のテスト]をクリックして、接続を確認することができます。Lifecycle Controller はデフォルトでホストおよびプロキシ IP を ping します。
  5. 適切なデータを入力または選択します。
  6. 次へ]をクリックします。
    カタログ ファイル、カタログ バージョン、およびアップデートが使用可能なコンポーネントの名前が記載された[アップデートの選択]ページが表示されます。
  7. アップデートが必要なコンポーネントを選択して、[適用]をクリックします。
    アップデートプロセスが開始し、ファームウェアアップデートが完了します。システム再起動後、システムの使用準備が完了します。
    注: オペレーティングシステムドライバパック、OS コレクタツール、またはハードウェア診断がアップデートされた場合、システムは再起動しません。
    注: アップデートを 2 つ以上適用する場合は、アップデート間にシステムが再起動する場合があります。この場合、Lifecycle Controller がサーバを再起動し、自動でアップデート処理を続行します。
    注: iDRAC のアップデート中、iDRAC がリセットされます。iDRAC のファームウェアアップデートが何らかの理由で中断された場合は、ファームウェアアップデートを再度試行する前に、最大 30 分待ってください。
    注: モジュラー サーバー上でのCPLDファームウェアのアップデート後、[現在のバージョンの表示]ページの[ファームウェア アップデート]下に、実際のファームウェア アップデート日付に関わらず、アップデート日付が2000-01-01と表示されます。アップデートされた日付と時刻は、サーバーで設定されたタイムゾーンに基づいて表示されます。
    注: Dell PowerEdge サーバー上で、Intel ネットワークカードファームウェアのバージョンを 15.0.xx から 16.5.xx にアップデート、またはその逆を行うために Lifecycle Controller を使用する場合、サーバーを再起動してアップデートされたファームウェアを確認してください。
    注: Lifecycle Controllerを使用してDell PowerEdgeサーバーのIntelネットワーク カード ファームウェアをバージョン14.5.xから16.5.xxにアップデートするか、またはその逆を行うと、[ファームウェアのロールバック]ページのファームウェア バージョンが、14.5.xではなく15.0.xxとして表示されることがあります。一方、OS上でIntelネットワーク ファームウェアDUPを使用してファームウェアをアップデートした場合は、[ファームウェアのロールバック]ページにバージョン14.5.xが表示されます。

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