メイン コンテンツに進む
  • すばやく簡単にご注文が可能
  • 注文内容の表示、配送状況をトラック
  • 会員限定の特典や割引のご利用
  • 製品リストの作成とアクセスが可能
  • 「Company Administration(会社情報の管理)」では、お使いのDell EMCのサイトや製品、製品レベルでのコンタクト先に関する情報を管理できます。

デル OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Centerバージョン3.0 ユーザーズ ガイド

Windows Server HCIおよびAzure Stack HCIクラスター拡張のためのノードの準備

前提条件

  • 「OMIWAC Premium License for MSFT HCI Solutions」がクラスター ノードと新しいノードにインストールされていることを確認します。
  • 新しいノードがクラスターに含まれていないことを確認します。
  • SAS RAID_Driverの新しいノードについては、次のことを確認します。
    • SATAコントローラーがRAIDモードに設定されている。
    • NVMe PCIe SSDがRAIDモードに設定されている。

      RAIDモードの設定の詳細については、「付録」を参照してください。

クラスター拡張のためのノードを準備する前に、次を計画します。
  • 新しいノードをラックに設置し、適切にケーブル接続します。
  • 新しいノードに、既存のクラスター ノードと同じオペレーティング システムがインストールされていることを確認します。
  • Windows Admin Centerからノードを接続し、ユーザー名、ドメインなどの基本設定を構成します。
  • 新しいノードがクラスター ノードと同じドメインにあることを確認します。
  • クラスター管理者が新しいノードにローカル管理者権限でアクセスできることを確認します。

手順

クラスター拡張用にノードを準備するには、次の手順を実行します。

  1. Windows Admin Centerを使用してクラスターに接続し、OpenManage Integrationの拡張機能を起動します。
  2. 表示 > クラスターの拡張を選択します。ドロップダウンを含む別のメニューが表示されます。ノードの追加を選択します。または、アクションメニューに移動し、クラスターの拡張の下にあるノードの追加を選択します。
  3. ノードのリストを表示するには、準備するノードの選択の下にあるノードの選択をクリックします。拡張機能は、Windows Admin CenterのServer Managerページで使用可能なすべてのノードを取得し、ノードのリストを表示します。
  4. 互換性のあるノードを選択の下で、クラスターに追加するノードを選択します。検索ボックスを使用して任意のノードを検索するか、すべて選択チェック ボックスをクリックしてすべてのノードを選択することもできます。新しいノードがクラスターに含まれていないことを確認します。
    注:クラスターでサポートされているノードの合計数は16です。たとえば、既存の4つのノードを持つクラスターの場合、最大12個のノードを選択してクラスターを拡張することができます。
  5. ノードが選択されたら、高レベルの互換性の下にあるチェックをクリックして、デルの推奨事項に従って新しいノードとクラスター ノードを検証します。
    検証は次のように実行されます。
    • 新しいノードとクラスター ノードの両方がDell Technologies製である必要があります。
      注:HCIクラスターの拡張では、AX-640、AX-740XD、AX-6515、AX-7525ノードなどのDell TechnologiesのAXノードのみがサポートされています。Storage Space Direct Ready Nodesは、HCIクラスターの拡張ではサポートされていません。
    • 対称クラスターでは、新しいノードとクラスター ノードは同じモデルである必要があります。
    • 新しいノードにインストールされているオペレーティング システムがサポートされ、クラスター ノードと同じである必要があります。
      注:
      • Azure Stack HCI 22H2 OSを搭載したノードがAzure Stack HCI 21H2 OSを搭載したクラスターに対して準備するように選択された場合、高レベルの互換性チェックが[非準拠]というステータスで失敗します。この場合は、クラスターの拡張を続行する前に、クラスター ノードをバージョン22H2にアップグレードします。
      • Windows Server 2022 OSを搭載したノードがWindows Server 2019 OSを搭載したクラスターに対して準備するように選択された場合、高レベルの互換性チェックが「一部準拠」というステータスで失敗します。この場合、デル・テクノロジーズでは、クラスターの拡張を続行する前に、クラスター ノードをバージョン2022にアップグレードすることをお勧めします。
    以下は、高レベルの互換性の説明です。
    • 非準拠:選択されたノードはいずれもデルの推奨事項に準拠していません。ライセンスの可用性チェックに進むことはできません。
    • 一部準拠:選択された一部のノードがデルの推奨事項に準拠しています。準拠ノードに対してのみライセンスの可用性チェックを続行することができます。
    • 準拠:選択されたすべてのノードはデルの推奨事項に準拠しており、すべての準拠ノードに対してライセンスの可用性チェックを続行することができます。

    高レベルの互換性が「非準拠」または「一部準拠」である場合は、詳細の表示をクリックして、ノードと、コンプライアンス違反のタイプについて詳しく知ることができます。

  6. 新しいノードとクラスター ノードに「OMIWAC Premium License for MSFT HCI Solutions」がインストールされているかどうかを確認するには、ライセンス可用性チェックをクリックします。
    HCI構成プロファイルのチェックに進む前に、新しいノードとクラスター ノードにOMIWAC Premium Licenseがインストールされていることを確認します。
  7. HCI構成プロファイルチェックをクリックして、デルからの対称性に関する推奨事項に基づいて、新しいノードとクラスター ノードを検証します。インターネット接続が使用できない場合は、「トラブルシューティング」の項を参照して、HCI構成プロファイルのチェックをオフライン モードで実行します。
    ノードのいずれにも互換性がない場合は、詳細の表示をクリックすると、ノードに関する詳細情報が表示され、非準拠の理由および推奨事項が表示されます。HCI構成プロファイルのルールの詳細については、「HCI構成プロファイル」を参照してください。
    注:必要な構成のいずれかが「Critical」エラーで失敗した場合、HCI構成プロファイルは失敗します。問題を解決するための推奨事項と詳細を確認してHCI構成プロファイルを実現し、次の手順に進みます。

    構成が「Warning」で失敗した場合、その構成はクラスターの導入には対応していますが、クラスターのパフォーマンスが準最適なレベルになる可能性があります。したがって、確認する必要があります。

    次の手順に進む前に、すべてのノードのHCI構成がデルの推奨事項に従っていることを確認します。
  8. 高レベルの互換性チェック、ライセンス チェック、HCI構成プロファイル チェックが正常に完了したら、保存をクリックします。準備するノードの選択の下にあるアップデート コンプライアンスをクリックし、新しいノードとクラスター ノードのファームウェア、BIOS、ドライバーのコンプライアンスをチェックします。「クラスター拡張」フローを使用すると、新しいノードに対してファームウェア、BIOS、ドライバーをアップデートすることのみができます。新しいノードとクラスター ノードの両方のコンプライアンス レポートを生成するには、次の手順を実行します。
    1. カタログ ファイルをダウンロードするいずれかの方法を選択します。
      • オンラインカタログを使用して、dell.comからPowerEdgeサーバーのカタログを自動的にダウンロードします。オンライン カタログは、デフォルトで選択されています。
      • オフラインカタログ:CIFSの場所に構成されたDRMカタログを使用します。

        OMIMSWACがインターネットに接続されている場合でもされていない場合でも、[オフライン - デル Repository Managerカタログ]を選択して、コンプライアンス レポートを生成することができます。インターネットを使用できない場合、またはカスタマイズされたDRMカタログを使用する場合は、このオプションを使用できます。インターネットが使用できない場合は、オフライン カタログを使用する前に、[設定]ページに、DSUおよびIC設定が構成されていることを確認します。

        • オフライン カタログを使用するには、DRM設定を選択して、Microsoft HCIソルーションのDRMカタログとともにCIFS共有パスが設定されていることを確認します。DRMカタログを作成するには、技術に関する記事を参照してください。

      終了したら、コンプライアンスのチェックをクリックします。

  9. コンプライアンス結果セクションでは、クラスター ノードと新しいノードのコンプライアンス レポートが表示されます。詳細の表示をクリックしてコンプライアンス レポートを表示するか、エクスポートをクリックしてCSV形式でレポートをエクスポートします。コンプライアンス レポートの詳細については、ハードウェア コンプライアンス レポートの表示を参照してください。
    • 既存のクラスター ノードが非準拠になっている場合は、クラスター内に新しいノードを追加する前に、クラスター ノードが準拠しているようにしてください。クラスター ノードをアップデートするには、ウィザードを終了し、クラスター対応アップデート方法を使用してクラスター アップデートのコンプライアンス > ハードウェア アップデートページに移動します。次にクラスターの拡張のために、「ノードの追加」機能を使用してノードを準備します。
    • 新しいノードが非準拠になっている場合は、コンプライアンス結果詳細の表示をクリックして非準拠コンポーネントを検証し、完了をクリックして新しいノードをアップデートして、クラスター拡張の準備ができた状態にします。アップデートのステータスを表示するには、アップデート進行中 - 表示をクリックします。
    • 新しいノードが準拠している場合は、サマリー詳細の表示をクリックして、クラスター拡張の準備が完了しているノードのリストを表示し、終了をクリックします。

次の手順

新しいノードとクラスター ノードの両方がアップデートされた後、Windows Admin Centerのワークフローに移動して、既存のクラスターに新しいノードを追加します。
注:クラスターにノードを追加する前に、クラスター ノードと同じ新しいノードにホストOSネットワークを構成するようにしてください。ホストOSネットワークの構成に関する詳細については、『Azure Stack HCI向けデルソリューションの拡張性のあるアーキテクチャ』を参照してください。

このコンテンツを評価する

正確
有益
分かりやすい
この記事は役に立ちましたか?
0/3000 characters
  1~5個の星の数で評価してください。
  1~5個の星の数で評価してください。
  1~5個の星の数で評価してください。
  この記事は役に立ちましたか?
  コメントでは、以下の特殊文字は利用できません: <>()\