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Integrated Dell Remote Access Controller 8(iDRAC8)および iDRAC7 v2.20.20.20 ユーザーズガイド

RACADM を使用した複数の iDRAC の設定

RACADM を使用して、1 つまたは複数の iDRAC を同じプロパティで設定できます。iDRAC のグループ ID とオブジェクト ID を使用して特定の iDRAC をクエリすると、RACADM は取得した情報から .cfg 設定ファイルを作成します。ファイル名はユーザーが指定します。ファイルを他の iDRAC にインポートして、それらの iDRAC を同様に設定します。
  • 注:
    • 設定ファイルには、特定のサーバーに関連する情報が含まれています。この情報は、さまざまなオブジェクトのグループに分類されています。
    • いくつかの設定ファイルには固有の iDRAC 情報(静的 IP アドレスなど)が含まれており、そのファイルを他の iDRAC にエクスポートする前に、あらかじめその情報を変更しておく必要があります。

システム設定 XML ファイルを使用して、RACADM で複数の iDRAC を設定することもできます。システム設定 XML ファイルにはコンポーネント設定情報が含まれており、このファイルをターゲットシステムにインポートすることによって、BIOS、iDRAC、RAID、および NIC の設定を適用します。詳細に関しては、 dell.com/support/manuals または Dell Tech Center にある『 XML 設定ワークフロー』ホワイトペーパーを参照してください。

.cfg ファイルを使用して複数の iDRAC を設定するには、次の手順を実行します。

  1. コマンド racadm getconfig -f myfile.cfg を使用して、必要な設定を含むターゲット iDRAC をクエリします。

    このコマンドは、iDRAC 設定を要求し、 myfile.cfg ファイルを生成します。このファイルは、必要に応じて別の名前に設定できます。

    • 注: getconfig -f を使用した iDRAC 設定のファイルへのリダイレクトは、ローカルおよびリモート RACADM インタフェースでのみサポートされています。
    • 注: 生成された .cfg ファイルにはユーザーパスワードは含まれていません。

    getconfig コマンドは、グループ内のすべての設定プロパティ(グループ名とインデックスで指定)と、ユーザー名別のユーザーのすべての設定プロパティを表示します。

  2. シンプルテキストエディタを使用して、設定ファイルに変更を加えます(オプション)。
    • 注: このファイルの編集はシンプルテキストエディタで行うようにお勧めします。RACADM ユーティリティは ASCII 形式のテキスト解析を用いるため、書式が混在するとこの解析に混乱を招き、RACADM データベースが破壊される可能性があります。
  3. 新規の設定ファイルを使用して、 racadm config -f myfile.cfg コマンドでターゲットの iDRAC を変更します。 これによって、その他の iDRAC に情報がロードされます。ユーザーおよびパスワードデータベースを Server Administrator と同期するには、 config サブコマンドを使用します。
  4. racadm racreset コマンドを使用して、ターゲットの iDRAC をリセットします。

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