Dell PowerEdge M830 （Dell PowerEdge VRTX エンクロージャ用）オーナーズマニュアル

メモリモジュールの取り付け

前提条件

注: メモリモジュールは、システムの電源を切った後もしばらくは高温です。メモリモジュールが冷えるのを待ってから作業してください。メモリモジュールはカードの両端を持ちます。メモリモジュール本体の部品には指を触れないでください。

注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。Dell の許可を受けていない保守による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全にお使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。

「安全にお使いいただくために」の項に記載された安全ガイドラインに従ってください。
「システム内部の作業を始める前に」の項に記載された手順に従います。
メモリモジュールまたはメモリモジュールのダミーが取り付けられている場合は、取り外します。

手順

該当するメモリモジュールソケットの位置を確認します。
注意: 各モジュールは、カードの端だけを持ち、メモリモジュールの中央部や金属の接触部に触れないように取り扱ってください。
ソケットにメモリモジュールまたはメモリモジュールダミーが取り付けられている場合は、それを取り外します。
注: 取り外したメモリモジュールダミーは、今後の使用のため保管しておきます。
注意: 取り付け中のメモリモジュール、またはメモリモジュールソケットへの損傷を防ぐため、メモリモジュールを折ったり曲げたりしないでください。メモリモジュールの両端は同時に挿入してください。
メモリモジュールソケットのイジェクタを外側に向かって開き、メモリモジュールをソケットに挿入できる状態にします。
メモリモジュールのエッジコネクタをメモリモジュールソケットの位置合わせキーに合わせ、メモリモジュールをソケット内に挿入します。
注意: メモリモジュールの中央にかけないようにしてください。メモリモジュールの両端に均等に力を加えてください。
注: メモリモジュールソケットには位置合わせキーがあり、メモリモジュールをソケットに一方向でしか取り付けられないようになっています。
ソケットレバーが所定の位置にしっかりと収まるまで、メモリモジュールを親指で押し込みます。
メモリモジュールがソケットに適切に装着されると、メモリモジュールソケットのレバーがメモリモジュールが装着されている別のソケットのレバーと同じ位置に揃います。
図 1. メモリモジュールの取り付け
1. メモリモジュール
2. 位置合わせキー
3. メモリモジュールソケットのイジェクタ（2）

次の手順

「システム内部の作業を終えた後に」の項に記載された手順に従います。
<F2> を押してセットアップユーティリティを起動し、System Memory（システムメモリ）設定を確認します。
システムの値は、増設されたメモリを反映して変更済みになっています。
値が正しくない場合、1 つ、または複数のメモリモジュールが適切に取り付けられていない可能性があります。メモリモジュールがメモリモジュールソケットに確実に装着されているようにします。
システム診断プログラムでシステムメモリのテストを実行します。

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