アイシン・メタルテックがDell KACEでリモートサポート基盤を構築
~ 初期投資・運用コストを低減し、業務を効率化 ~
デル株式会社は、アイシン・メタルテック株式会社(所在地:富山県下新川郡、以下アイシン・メタルテック)がクライアントPCのリモート管理にシステム管理アプライアンスDell™ KACE™ K1000を導入し、10月より本格稼働を開始したと発表しました。効率的なクライアントPC資産管理ならびに情報システム部門の合理化により生産性の向上に貢献します。
アイシン・メタルテックは、2006年にアイシン・グループ内のグループ会社より分社・独立し、アイシン・エーアイ株式会社(所在地:愛知県西尾市、以下アイシン・エーアイ)のグループ企業となった鍛造専門メーカーです。鍛造技術をベースに加工、熱処理、組付けの一貫生産を強みとして、マニュアルトランスミッション(MT)やオートマックトランスミッション(AT)など自動車部品の開発・製造・販売を主な事業としています。
アイシン・メタルテックは、事業強化に伴う分社化の流れのもと、グループ会社に全面的に委託していた情報システムを2010年に独立させることを決定しました。しかし、アイシン・メタルテックは情報システム部門が確立されておらず、専門知識やスキルを持った社員が不足する一方で、初期投資や運用コストの低減と業務効率化を両立しなければならないという課題を抱えていました。
そこで当面の間、システム運用におけるサポートは、グループ統括会社であるアイシン・エーアイの情報システム部に委託することとなりました。両社の所在地が愛知・富山と、距離的に離れていたため、インターネットVPNによる遠隔からのサポート体制を構築しました。これによりサーバなどインフラ運用・管理に関する課題は解決しましたが、さらに課題として残ったのが、100台を超えるクライアントPCの管理です。今回Dell™ KACE™ K1000を導入することで、遠隔からの効率的なクライアントPC管理と一元的なサポートが可能となりました。
システム管理アプライアンス「Dell KACE K1000」の導入のメリット
– インテグレーションやチューニングが不要なため、短期間での導入が可能
– IT管理業務の負荷を大幅に軽減
- クライアントPCのハードウェアとソフトウェアに関する詳細なインベントリの収集・管理
- BIOS設定やアプリケーションソフトのインストールを自動化
- リモートからクライアントPCの稼働状況の確認・監視が可能
– クライアントPCに対する認証コントロールによるセキュリティの担保やガバナンス強化
- 機密性の高い情報へのアクセス管理
- USBメモリなど外部記憶装置媒体の的確な制御や使用制限
– 低価格の導入コストやライセンス費
事業強化に伴うアイシン・エーアイグループ全体のシステム統合を見据え、今回のアイシン・メタルテックのDell KACE K1000の活用実績と経験が生かされると考えています。デルも引き続き、同グループのシステム統合を積極的に支援していきます。
なお、アイシン・メタルテックは、2011年にVMware vSphere®仮想マシン用サーバならびに物理サーバ用にDell™ PowerEdge™ R710を導入して、仮想環境を構築しています。
システム構成
ハードウェア:Dell™ PowerEdge™ R710 (3台)、Dell™ KACE™ K1000 (1台)
ソフトウェア:VMware vSphere®
記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
■アイシン・メタルテック様の事例詳細につきましては、以下をご参照ください。
■その他の事例につきましては以下をご参照ください。
http://content.dell.com/jp/ja/corp/viewall/our-story-case-studies.aspx