デル・テクノロジーズが「CRN 2022 Tech Innovator Award」を受賞

「Dell VxRail」のダイナミック ノード/サテライト ノードが、「Hyperconverged Infrastructure」カテゴリーで受賞

当資料は、2022年11月30日に公開されたブログの抄訳版です。
ブログ原稿 https://www.dell.com/en-us/blog/dell-technologies-named-crns-2022-tech-innovator-award-winner/#klue-view-541879
筆者:Shannon Champion

CRN 2022 Tech Innovator」の「Hyperconverged Infrastructure」(ハイパーコンバージド インフラストラクチャー)カテゴリーにおいて、2年連続の受賞を発表できることを嬉しく思います。

毎年行われている本賞は、CRN編集者で構成された審査委員会によって選ばれ、38の異なるテクノロジー カテゴリーにおいて、ITチャネルで最も革新的なベンダーを称えるものです。その範囲は、クラウドからストレージ、ネットワーキング、セキュリティーまで、幅広い重要なビジネス分野を網羅しています。「CRN Tech Innovator Awards」について、CRNのCEOであるBlane Radden氏は、次のように述べています。「(本賞は)ユニークかつ最先端の製品とサービスによって、ソリューション プロバイダーのデジタル トランスフォーメーション(DX)に、最も大きなインパクトを与えているテクノロジー ベンダーを表彰するものです。私たちは、IT分野の変革とイノベーションを推進しているクラス最高のベンダーの皆様に賞をお贈りできることを心から嬉しく思います」。

今回の受賞は、デル・テクノロジーズが、ハイパー コンバージド インフラストラクチャーである「Dell VxRail」のダイナミック ノードとサテライト ノードで、この分野に本気で取り組んでいる姿勢をCRNが認めた結果です。

「Dell VxRail」サテライト ノードが、お客様のエッジの運用化を実現
「VxRail」のサテライト ノードは、エッジ環境への展開に特化したシングルノードで、一元化したプライマリーの「VxRail」クラスターを通じて管理されます。これらの単一のサテライト ノードによって、ユーザーは、「VxRail」ソリューションを小規模環境やリモート環境に拡張して、あたかも自社のデータセンターのように、エッジを管理することが可能になります。vSphereの軽量なフットプリント、多数のリモート展開環境を網羅した自動ライフサイクル管理、簡素なVMware環境を拡張する運用モデルによって、データセンターを管理しているチームと同じチームが、これらのノードをリモートで管理することができます。

「VxRail」サテライト ノードは、幅広いユースケースに最適なソリューションを提供します。

  • 医療: 地方や地域病院のデータセンターに「VxRail」クラスターを設置して、診察室や画像診断施設、地域の救急医療施設などで「VxRail」のサテライト ノードを活用できます。
  • 小売: 同じく、企業およびROBO(リモート オフィス/ブランチ オフィス)のデータセンターで、大規模/小規模クラスターを運用しながら、店舗では「VxRail」サテライト ノードを展開して、POS(販売時点情報管理)やビデオ解析、セキュリティーなどのワークロードを集約させることができます。
  • 製造: 製造業では、製造プラントで使っているシステムを分割したいというお客様も多くいます。このような場合、企業ITの複数サイトで「VxRail」が使用されています。また、運用技術(OT)チームは、高度な冗長性でローカル管理され、他の環境からはファイアウォールやDMZで保護された「VxRail」クラスターを製造施設に展開しています。

「Dell VxRail」ダイナミック ノードで、非対称的なスケーリングを実現
必ずしもすべてのワークロードが対称的にスケーリングされるわけではありません。コンピュート要件やストレージ要件はそれぞれ異なり、その違いが極端なこともあります。

「VxRail」のダイナミック ノードは、処理能力とストレージ容量の非対称的なスケーリングが必要とされるアプリケーションに対し、ストレージ リソースとコンピュート リソースを分離することができます。ダイナミック ノードは、「VxRail HCIシステム ソフトウェア」のESXiコンピュート ノードを活用します。プライマリー ストレージとして、VMware HCI Meshやデル・テクノロジーズの外付けストレージ システム(「Dell PowerStore」など)を使用することで、ストレージの柔軟性を高めます。処理に対する需要が増えた時は、クラスターにダイナミック ノードを追加できます。また、ストレージ容量に対する需要が増えた場合も、外付けストレージ リソースから、より多くのストレージをダイナミック ノードにプロビジョニングできます。これによって、以下が可能になります。

  • VMware HCI Meshを使い、既存の「VxRail」クラスター全体で未使用のVMware vSAN™ストレージをプールして利用
  • ワークロードの要件に合わせて、必要な時に必要な場所でスケーリング
  • より細かいレベルでライセンスを管理
  • デル・テクノロジーズの外付けストレージ アレイをプライマリー ストレージとして、VMware Cloud Foundation on VxRailと組み合わせることで、データ中心のワークロードに対応
  • 「VxRail HCIシステム ソフトウェア」の運用効率を実現

効率と持続可能性の向上
デル・テクノロジーズは、サステナビリティ(持続可能性)に確固とした姿勢で取り組んでおり、モダナイゼーション(最新鋭化)と両立させるべきであると考えています。ダイナミック ノードとサテライト ノードは、より多くのスケーリング オプション、簡素化した運用環境、一貫した運用モデル提供することで、スプロールを削減し、インフラのサイロ化を排除し、リソースの過剰供給を削減するワークロード統合を可能にします。基盤となっている「Dell PowerEdge」サーバーの卓越した効率性とこれらの機能の組み合わせが、効率と持続可能性の向上につながります。

今回の受賞は、IT業界にとってエキサイティングな変革の時期であり、お客様およびパートナー様の期待に応えるだけでなく、これをさらに上回る強力で革新的なソリューションを提供することに対するデル・テクノロジーズの継続的な取り組みが、直接反映されています。今回受賞者として選ばれたことを光栄に感じているとともに、この快挙をお客様、チャネル パートナーの皆様、すべての従業員と分かち合いたいと思います。

「VxRail」のダイナミック ノードおよびサテライト ノードの詳細は、お近くのデル・テクノロジーズの担当者までお問い合わせいただくか、こちらの「VxRail」ページをご覧ください。