デル テクノロジーズ、Dell EMCとVMwareの共同開発ソリューションにより ソフトウェア デファインド ネットワーキングの高度化を実現

当資料は、2019年8月27日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文:https://corporate.delltechnologies.com/en-us/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2019~08~20190827-dt-advances-software-defined-networking-with-dellemc-and-vmware.htm#/filter-on/Country:en-us

2019年10月1日

デル株式会社

EMCジャパン株式会社

 

デル テクノロジーズ、Dell EMCVMwareの共同開発ソリューションにより

ソフトウェア デファインド ネットワーキングの高度化を実現

新しいSD-WANソリューションとデータセンター ファブリック オーケストレーション  プラットフォームにより、エッジからコア、クラウドまで、ネットワークを
モダナイズ(最新鋭化)することが可能に

 

ニュースの概要

Dell EMCVMware のコラボレーション:

  • 両社の共同開発をベースに、クラウド時代のネットワークを新定義
  • ネットワーク オペレーションのモダナイズ(最新鋭化)とWANコストの削減を実現するDell EMCの新しいSD-WANソリューション - 「Dell EMC SD-WAN Edge」とDell EMCのマネージド インフラストラクチャーを統合したワンストップ ソリューションを提供
  • 新しい「Dell EMC SmartFabric Director」による物理ネットワーク/仮想ネットワークの両方を通じた可視性の強化により、データセンター ファブリックの展開とオペレーションを簡素化

2019年8月27日、米カリフォルニア州サンフランシスコ『VMworld』発

デル テクノロジーズは、『VMworld 2019』において、ソフトウェア デファインド ネットワーキングの高度な新機能を発表しました。これらの機能によって、今日のマルチクラウドの世界におけるネットワーキングを簡素化しながら、コストを削減することが可能になります。

Dell EMCSD-WANソリューション

既存のWAN(広域ネットワーク)は、最先端のマルチクラウド環境におけるトラフィック ニーズに対応することが難しくなってきています。エッジ部分の複雑でイノベーションが遅くコストも高いブランチ ネットワーキングを、Dell EMCの新しいSD-WANソリューションによってクラウドの能力と経済性を備えたSD-WANプラットフォームへ移行することが可能になります。『Dell Technologies World』でプレビューが行われたこの新しいソリューションは、現在全世界で提供、サポートされています。

Dell EMC SD-WANソリューションは、柔軟なサブスクリプションで利用できる「Dell EMC SD-WAN Edge」と、高度なエンジニアリングと効率的な最新鋭のアプライアンスを複数の構成オプションで組み合わせたオールインワンのシンプルな環境を提供し、これらのすべてをDell EMCが提供する世界クラスのサポート、サプライチェーン、サービスが支えます。

「Dell EMC SD-WAN Edge」には、クラウド/エンタープライズ アプリケーションへのエンタープライズ レベルの接続を実現するパブリック/プライベート/ハイブリッド クラウド ネットワークの選択肢、ブランチ オフィスにおけるエンタープライズ アプライアンスおよびオプションのデータセンター アプライアンス、ソフトウェアデファインド コントロールとオートメーション、仮想サービス デリバリーが含まれています。ソフトウェアのサブスクリプション オプションをアップグレードすることで、機能や期間、帯域幅など変化するビジネス ニーズに適応することができます。

Dell EMCのSD-WANソリューションは3つの主要コンポーネントで構成されています。

  • 「SD-WAN Edge powered by VMware」 - 高効率と信頼性を実現するようにデザインされている、具体的な目的特化型のアプライアンスのネットワーキングを実現
  • 「SD-WAN Orchestrator」 - 管理およびオーケストレーションのためのVMwareのクラウドベース ソフトウェア サービスで、Dell EMCが管理
  • 「SD-WAN Gateways」 - WANトラフィックをサポートするための、VMwareからのよりセキュアなアプリケーション集中型のアクセス ゲートウェイのグローバル ネットワーク

Dell EMC SmartFabric Director 物理ネットワークと仮想ネットワーク双方に対する可視性を提供

Dell EMCとVMwareは、「SmartFabric Director」も発表しました。ソフトウェア デファインド ネットワーキングのイノベーションである「SmartFabric Director」によって、物理スイッチのアンダーレイ インフラストラクチャーは仮想化したソフトウェア デファインド ネットワークの変化するニーズにペースを合わせてサポートすることが可能になります。

「Dell EMC SmartFabric Director」によって、データセンターのオペレーターは「Dell EMC PowerSwitchシリーズ」をベースにオープン ネットワーク アンダーレイ ファブリックを簡単に構築、実行、モニタリングできます。これは、ソフトウェア デファインド ネットワーキングを実装し、オーバーレイ環境に対して物理的なアンダーレイ ネットワークを詳細に調整する必要がある企業にとって重要です。これら2つのレイヤーへの可視性の欠如は、プロビジョニングとコンフィギュレーション エラーにつながり、ネットワーク パフォーマンスの阻害要因になる恐れがあります。

Dell EMCとVMware が提供するこの革新的なソリューションは、ソフトウェア デファインド データセンターに対して両社が共有しているビジョンをさらに広げるもので、仮想ネットワーク環境と物理ネットワーク環境間のインテント ベースの自動プロビジョニングおよび強化した可視性ならびに管理性とともに、データセンター ファブリックの定義、構築、展開を簡素化します。

主な特長は、次のとおりです。

  • VMware vSphere」と「VMware NSX-T Data Center」の統合 - 「VMware vCenter」と「NSX-T」の緊密な統合により、物理アンダーレイ/ファブリックの正しいプロビジョニングを実現することで、VMwareのソフトウェア デファインド データセンターにおけるアプリケーション ワークロードのスムーズな実行が可能になります。
  • Leaf/Spine型ファブリックの自動化 - 「SmartFabric Director」は宣言的モデルを利用します。これによってユーザーは詳細に定義された3つのファブリック タイプのセットで意図を示すことができます。ファブリックの発見は継続的なプロセスで、これによってユーザー定義の意図に沿った接続が可能になり、急速な自動プロビジョニングから推測に基づく処理を排除します。
  • ファブリックへの可視性 - 「SmartFabric Director」は、拡張性と柔軟性に優れたストリーミング テレメトリーをサポートし、ファブリック スイッチから主要なオペレーショナル データと統計情報を収集します。時系列データおよび他の情報を包括的かつ直観性に優れた環境で可視化することにより、日常的なファブリックのオペレーションが大幅に簡素化されます。
  • ファブリックのライフサイクル管理 - データセンターにおいて、スイッチ イメージのアップグレードは重要なオペレーションの1つです。「SmartFabric Director」はダウンロード、インストール、検証のプロセスを自動化し、各スイッチを確実に正しいイメージでアップグレードします。

価格と提供について

  • Dell EMCのSD-WANソリューションは、すでに全世界で提供開始しています。
  • 「Dell EMC SmartFabric Director」は、2019年12月に全世界で提供開始予定です。

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 デル テクノロジーズについて

デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革するのを支援する独特なビジネス ファミリーです。同社は、エッジからコア、クラウドまでを網羅した業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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