NVP vProxy:HotaddまたはNBD転送セッションを最適化するためのNetWorker VMware保護ポリシーの構成
Summary: このKBでは、NetWorker 19.10で追加された新機能について説明します。これにより、バックアップ管理者はNetWorker VMware保護ポリシーを構成して、hotaddセッションが使用できない場合にNBDを使用しないようにしたり、ワークフロー内のVMでhotaddがサポートされていない場合にのみNBDを使用したりできます。
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Instructions
NetWorker 19.10では、NWUI(NetWorker Webユーザー インターフェイス)から使用可能な新しいVMware保護ポリシー構成オプションが導入されました。VMware保護ポリシーのバックアップ アクションを作成または変更する場合は、[VMware固有の構成オプション]タブで[転送モード]オプションを使用できます。
使用可能なオプションは次のとおりです。
- 自動:HotaddまたはNBDセッションは、可用性に応じて使用されます。hotaddバックアップ セッションの確立に失敗した場合、セッションはNBDにフォールバックしてNBDを使用して完了しようとします。VMがIDEディスクで構成されている場合、自動的にNBDにフォールバックします。
- Hotadd: 選択すると、hotaddセッションのみが使用されます。hotaddを介してVMバックアップを確立できない場合、セッションはNBDにフォールバックしません。
- Nbd:選択すると、NBDセッションのみが使用されます。これは、VMがhotadd機能をサポートしていない場合に使用できます。以前は、NBDセッションを使用する単一のvProxyをバックアップ アクション内で手動で指定する必要があります。このオプションを使用すると、NBDセッションが有効になっている複数のvProxyを活用できます。バックアップ アクションはhotaddを介したバックアップを試行せず、すぐにNBDセッションを試行します。
- NBDSSL: 選択すると、NBDセッションのみが使用されます。ただし、vProxyでは[ NBDセッションの暗号化 ]オプションが選択されている必要があります。バックアップ アクションはhotaddを介したバックアップを試行せず、すぐにNBDセッションを試行します。
使用可能なすべてのvProxyの中でバックアップに最適なvProxyは、指定された転送モードと、選択時にvProxyで使用可能なHotAdd/NBDセッションに基づいて選択されます。
hotaddおよびNBDセッションの制限は、vProxyプロパティで定義されます。

Hotadd要件の詳細については、『 NetWorker VMware統合ガイド 』を参照してください。
Additional Information
この機能を使用するには、NetWorkerサーバーが19.10.x以降である必要があります。
Affected Products
NetWorkerProducts
NetWorker Family, NetWorker SeriesArticle Properties
Article Number: 000220787
Article Type: How To
Last Modified: 18 Apr 2025
Version: 2
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