［Isilon］バックエンド変換後にノードの起動またはOneFS v8.1.xへの再イメージ化に失敗する
概要: お客様は、IBバックエンド ネットワークをETHに変換する必要があります。変換手順は、v8.2のコードにのみ存在しています。変換後、新しいノードをv8.1に戻して、USB再イメージ化を行うはずでしたが、再イメージ化処理が失敗しました。
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現象
IBからETHへのバックエンド ネットワーク変換手順（内部Dell EMC PSサービス）の後、次のエラーが発生して、ノードをv8.1.xに再イメージすることができませんでした。
Verifying hardware configuration...
No backend network devices detected for LNI.xml creation. Actual NIC type: 40 GigE, Expected: Infiniband
Verify Hardware exited with an error.
Aborting boot.
原因
バックエンドIBインターフェイスを使用して構築されたノードには、VPIカードと呼ばれる特殊なバックエンドNICが含まれています。このNICは、InfiniBandおよびEthernetネットワークOneFS 8.2で導入されたバックエンド変換処理により、カードをIBモードからEthernetモードに切り替えることができます。これにより、クラスターのEthernetバックエンド ネットワークへの移行が可能になります。OneFSの以前のバージョンは、このカードがどちらのモードでも動作可能なことを認識しません。また、このカードがこれらのバージョンで検出された場合は、InfiniBandカードと見なされます。これにより、構成されたバックエンド タイプ（Ethernet）が検出されたバックエンド タイプ（InfiniBand）と一致せず、ハードウェア チェックが失敗します。
解決方法
Ethernetモードで動作するVPIバックエンドNICを含むノードは、OneFS v8.2以降でのみサポートされており、古いバージョンにダウングレードすることはできません。OneFS 8.2以降を再インストールすると、ノードは正常に機能します。
対象製品
Isilon製品
Isilon, Isilon A200, Isilon F800, Isilon Gen6, Isilon H400, Isilon H500, Isilon H5600, Isilon H600, PowerScale OneFS文書のプロパティ
文書番号: 000173413
文書の種類: Solution
最終更新: 10 9月 2025
バージョン: 4
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