Compellent: Dell Storage Manager Clientを利用したディスク交換手順
概要: 本ドキュメントでは、Dell Storage Manager Client(以下DSM Client)においてディスクを交換する手順について説明します。
手順
ストレージのモデルによって画面イメージは異なります。参考として画像イメージをご確認ください。
対象製品
SCOS 6.6以上、DSM2016以上で使用中のストレージにて本ドキュメントをご利用ください。
作業手順
-
DSM Clinetを起動します。
-
ハードウェアタブを開き、左側ツリーよりエンクロージャーを展開して障害になっているディスクを確認します。

-
該当ディスクを選択して右クリックし、ディスク交換をクリックします。

-
該当ディスクのロケーションを確認し次へをクリックします。

-
該当ディスクを取り外し次へをクリックします。

-
交換用ディスクを挿入し次へクリックします。

-
交換したディスクの認識処理が開始されますので数分待ちます。

-
ディスク交換ステータスの確認で"ディスクの交換が成功しました"と表示されていることを確認します。

-
交換したディスクの状態が"アップ"、コントロールタイプが"管理対象"、または"ホットスペア"になっており、スワップ検知が"はい"になってることを確認します。
コントロールタイプが"管理対象外"となってる場合は手順12.以降をご確認ください。
※SCOS 7.2以下は、ホットスペア / SCOS 7.3以上は、管理対象となります。 -

-
交換したディスクを選択して右クリックし、スワップクリアの要求をクリックします。

-
Client画面上部にあるリフレッシュを実行し、スワップ検知が"いいえ"になることを確認します。
"いいえ"に変わらない場合、再度スワップクリアの要求を実行して確認します。コントロールタイプが"管理対象"になってる場合は、作業は終了です。
-
コントロールタイプが"管理対象外"になっている場合はストレージタブを開き、左側ツリーのディスクを展開します。
Unassigned配下に交換したディスクが表示されてることを確認し、Unassignedを右クリックして未割り当てディスクの管理をクリックします。

-
未管理ディスクの項目に交換したディスクが表示されチェックが入ってることを確認しOKをクリックします。

-
手順10.のスワップクリアの要求を実行し作業は完了です。
参考
SupportAssistの送信方法とSecureConsoleを有効にする方法
Dell Storage SC – SupportAssistの送信方法とSecure Consoleを有効にする方法