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Integrated Dell Remote Access Controller 8バージョン2.70.70.70ユーザーズ ガイド

デバイスファームウェアのアップデート

iDRAC では、Lifecycle Controller アップデートを使用することによって iDRAC、BIOS、および以下のようなすべてのデバイスファームウェアをアップデートできます。
  • Fibre Channel(FC)カード
  • 診断
  • オペレーティングシステムドライバパック
  • ネットワークインタフェースカード(NIC)
  • RAID コントローラ
  • 電源装置ユニット(PSU)
  • NVMe PCIe デバイス
  • SAS/SATA ハードドライブ
  • 内部および外部エンクロージャのバックプレーンアップデート
  • OS コレクタ
注意: PSU ファームウェアのアップデートは、システム構成と PSU モデルによっては数分かかる場合があります。PSU の損傷を避けるために、PSU ファームウェアのアップデート中は、アップデートプロセスを中断したりシステムの電源を入れたりしないでください。

必要なファームウェアを iDRAC にアップロードする必要があります。アップロードの完了後に、デバイスにインストールされているファームウェアの現在のバージョンと適用されるバージョンが表示されます。アップロードしているファームウェアが有効でない場合、エラーメッセージが表示されます。再起動を必要としないアップデートはすぐに適用されます。システムの再起動を必要とするアップデートはステージングされ、次のシステム再起動時に実行するようコミットされます。システムを 1 度だけ再起動すれば、すべてのアップデートが実行されます。

ファームウェアのアップデート後、システムインベントリ ページにアップデートされたファームウェアバージョンが表示され、ログが記録されます。

サポートされているファームウェアイメージファイルの種類は、以下の通りです。
  • .exe — Windows ベースの Dell Update Package(DUP)
  • .d7 — iDRAC と Lifecycle Controller ファームウェアの両方が含まれています。

.exe 拡張子のファイルには、システム制御権限が必要です。リモートファームウェアアップデートのライセンス済みの機能と、Lifecycle Controller が有効になっている必要があります。

.d7 拡張子のファイルには、設定権限が必要です。

注: iDRAC ファームウェアのアップグレード後、NTP を使用して iDRAC 時間をリセットするまで、Lifecycle Controller ログに表示されるタイムスタンプに違いが生じる場合があります。iDRAC 時間をリセットするまで、Lifecycle ログは BIOS 時間を表示します。
ファームウェアアップデートは、次の方法で実行できます。
  • ローカルシステムまたはネットワーク共有からサポートするイメージタイプを 1 つずつアップロード。
  • FTP、TFTP、または HTTP サイト、または Windows DUP と対応するカタログファイルを含むネットワークリポジトリに接続。

    カスタムリポジトリは Dell Repository Manager を使用して作成します。詳細については、『Dell Repository Manager Data Center User's Guide(Dell Repository Manager Data Center ユーザーズガイド)』を参照してください。iDRAC では、システムにインストールされたファームウェアと BIOS との間の相違を示すレポートと、リポジトリで利用可能なアップデートが提供されます。リポジトリに含まれる該当アップデートのすべてがシステムに適用されます。この機能は iDRAC Enterprise ライセンスで使用可能です。

  • カタログファイルおよびカスタムリポジトリを使用した定期的な自動ファームウェアアップデートをスケジューリング。

iDRAC ファームウェアのアップデートに使用できるツールとインタフェースは複数あります。次の表は、iDRAC ファームウェアにのみ適用されます。この表には、サポートされているインタフェース、イメージファイルの種類、およびファームウェアのアップデートの際に Lifecycle Controller を有効状態にする必要があるかどうかが示されています。

表 1. イメージファイルの種類と依存関係サポートされているインタフェース、イメージファイルの種類、および iDRAC ファームウェアについての Lifecycle Controller の状態は、次のとおりです。
.D7 イメージiDRAC DUP
インタフェース対応LC を有効にする必要がある対応LC を有効にする必要がある
BMCFW64.exe ユーティリティ該当なし
Racadm FW アップデート(旧)該当なし
Racadm アップデート(新)
iDRAC UI
WSMAN
帯域内 OS DUP該当なし

次の表は、ファームウェアが特定のコンポーネントに対してアップデートされた場合にシステムの再起動が必要となるかどうかを示しています。

注: 複数のファームウェアのアップデートを帯域外の方法で適用する場合、アップデートは不要なシステム再起動の回数を減らすため、最も効率的な順序で行われます。
表 2. ファームウェアアップデート— サポートされているコンポーネント
コンポーネント名 ファームウェアのロールバックのサポート(有/無) 帯域外 — システム再起動の必要性 帯域内 — システム再起動の必要性 Lifecycle Controller GUI — 再起動の必要性
診断
オペレーティングシステムのドライバパック
Lifecycle Controller 使用 iDRAC **いいえ*
BIOS
RAID コントローラ
バックプレーン
エンクロージャ
NIC
電源装置ユニット
CPLD
FC カード
NVMe PCIe SSD ドライブ(第 13 世代 Dell PowerEdge サーバーのみ)
SAS/SATA ハードドライブ
CMC(PowerEdge FX2 サーバー)
OS コレクタ

「*」は、システムの再起動は不必要であっても、アップデートの適用には iDRAC の再起動が必要であることを示しています。iDRAC 通信と監視は一時的に中断されます。

** iDRAC をバージョン 1.30.30 以降からアップデートする場合、システムの再起動は不要です。ただし、1.30.30 より前の iDRAC ファームウェアバージョンで、帯域外インタフェースを使用して適用される場合には、システムの再起動が必要です。

注: オペレーティングシステム内で行われた設定変更とファームウェアアップデートは、サーバーを再起動するまでインベントリに適切に反映されないことがあります。

アップデートを確認するとき、使用可能 とマークされたバージョンが、必ずしも使用可能な最新バージョンであるとは限りません。アップデートをインストールする前に、インストールに選択したバージョンが現在インストールされているバージョンより新しいようにしてください。iDRAC によって検出されるバージョンを制御する場合は、Dell Repository Manager(DRM)を使用してカスタムリポジトリを作成し、そのリポジトリを使用してアップデートを確認するよう iDRAC を設定します。


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