昨年6月に企業による森づくりの協定を結んだ、宮崎県日南市「デルの森」にて、
1月30日(土)に行われた植樹祭についてレポートします!
デルの宮崎カスタマーセンター(MCC)からボランティアとしてデル社員・家族の 約40名が参加し、
日南市の山林にて植林を行いました。
今回の植林により、10年間でCO2約40トンが吸収できると見込まれています。
40トンのCO2とは、ノートパソコンが1年に排出するCO2量の約4000倍(4000台分)にあたります。
量としては多くはないと思いますが、第一歩が踏み出せたことに意義があると思います。
<宮崎県二酸化炭素森林吸収見込書>
当日の朝は、宮崎自動車道「田野」インターチェンジと串間市を結ぶ「黒潮ロード」沿いにある
農産物直売所「おおはし茶屋」に関係者が集合し出発をしました。
ワゴン車で約10分間かけて植栽場所付近まで林道を移動し、少し歩いたところに「デルの森」
はあります。広さは1haです。
<現地からの眺めです>
10時に式典が始まり、まずデルを代表して、本部長の金子よりご挨拶を行い、森林の提供者
である日南市の倉岡副市長、南那珂農林振興局の池田次長からもお言葉をいただきました。
経緯の説明、日南市からの記念品贈呈と続き、森林整備にご協力いただく南那珂森林組合の
方から植林方法の説明を受けた後、記念植樹が行われました。
<こちらはデルの記念植樹>
10時半からは、ボランティアによる苗木2500本の植林を開始しました。
もともと宮崎は杉が有名ですが、植林活動としては森にも多様性が大事ということで、
広葉樹(今回はヤマザクラとイロハモミジ)を植えました。
植林の手順はおおよそ以下のとおりです。
1.植える場所の目印をずらします。
2.クワで穴を20~30cm堀ります。
3.木の根を穴に入れて、埋め戻します。
4.埋めもどした木のまわりを踏み固めます。ポイントです。
5.目印の竹を、木のそばに刺し戻します。
6.麻のひもで、木と目印の竹を結びます。
こちらは植林されたヤマザクラで、2~3年で花が咲き始めるそうで、成長が楽しみです。
右側の白い紐がついている木が桜で、左の緑色の木は目印となる竹です。
当日は3月並の気候で、苗を植える作業をしていると暑いくらいでした。
慣れない斜面の移動と、クワでの穴掘りで、10本も植えると一息つきたくなりましたが、全員
11時半まで1時間がんばりました。植えきれなかった苗木は、後日森林組合に植えていただきます。
最後に総勢約70名全員で記念撮影を行いました。日南市、森林組合の皆様にも大勢の
ご参加をいただきありがとうございました。
植樹祭終了後「おおはし茶屋」まで戻って皆で昼食をとり、13時ごろには解散となりました。
今回、準備および当日の植林に参加していただいた関係者の皆様に感謝しつつ、今後も
環境活動に取り組んでいきたいと思います。