2018年7月12日
デル株式会社
EMCジャパン株式会社
Dell、データ保護コンバージドアプライアンスのエントリーモデル
「Dell IDPA DP4400」を発表
シンプルで強力、かつ保護コストの最小化を実現する新製品
エントリー向けに最適なサイズと価格で革新的な機能と幅広いアプリケーション サポートを提供
ニュースの概要
- 特にエントリー企業向けに設計・構築された新しいデータ保護コンバージドアプライアンス「Dell IDPA DP4400」が、バックアップ、重複排除、レプリケーション、リカバリなどの統合データ保護機能とともに、クラウドへのディザスタリカバリ(DR)および長期的なデータ保持(LTR)機能を提供
- VMware環境において、最高2倍の高速バックアップ時間、2Uアプライアンス上で最大4倍多くデータを保護、平均55:1のデータ重複排除率により、保護コストの最小限化を実現
- シンプルな環境で管理、展開、アップグレードできるとともに、設置状態のままで24TBから96TBまでスケールアップが可能(クラウドでは192TBまで) - ハードウェアの追加は不要
- 最先端のダイレクトバックアップ機能により、VMwareを含むアプリケーション管理者は、最も一般的なバックアップ/リカバリ タスクを、ネイティブユーザーインターフェイス(UI)環境で直接実行することが可能
- 「Dell Future-Proof Loyalty Program」による保証 - 新たに最大55:1のデータ保護重複排除保証も提供
2018年7月12日
デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:http://japan.emc.com/ :以下Dell)は、Integrated Data Protection Appliance(以下IDPA)の最新ラインナップ「Dell IDPA DP4400」を発表しました。「IDPA DP4400」は、シンプルで強力な統合データ保護機能を提供し、データの無秩序な広がりと複雑さに対応しながらエントリー企業を含む幅広い企業のITトランスフォーメーションをサポートします。
包括的なデータ保護は特にエントリー企業の課題の1つとなっています。大規模企業を対象にしたエンタープライズ クラスの製品は複雑で価格も高い一方、このようなエントリー企業をターゲットにしている従来の低価格製品では、その分パフォーマンスと効率、アプリケーション サポートが犠牲になっています。Dellは、エントリー企業向けにも最適な、シンプルかつ強力なソリューションとして「IDPA DP4400」をゼロから構築しました。「IDPA DP4400」は、エンタープライズ クラスのバックアップ、重複排除、レプリケーション、リカバリ機能を提供します。また、クラウドへのディザスタリカバリ(DR)および長期的なデータ保持(LTR)機能などを含む、クラウド対応機能も組み込まれています。
シンプルかつ強力で、保護コストの最小化を実現
「IDPA DP4400」は、エントリー企業およびリモート オフィス/ブランチ オフィス(ROBO)環境にも最適なシンプルさとパフォーマンスを組み合わせて提供します。また保護コストの最小化*1を実現できるように設計された「IDPA DP4400」は、Dell Future-Proof Loyalty Programの保証対象です。
統合データ保護アプライアンス「IDPA DP4400」は、第14世代「Dell PowerEdge」サーバを基盤に高密度な2Uプラットフォームで提供され、次のような機能を提供します。
- セルフサービスでもインストール可能な使いやすいHTML5ユーザー インターフェイス:リモート オフィス/ブランチ オフィス(ROBO)環境への展開と管理に最適
- 設置した状態のままダウンタイムなしにスケールアップが可能:追加のハードウェアを購入する必要なしに、単一のアプライアンスを設置状態のままで最小24TBから、ライセンスキーの使用のみで最大96TBまでスケールアップ可能
- VMware環境において平均55:1の重複排除率*2で大量のデータを保護:「IDPA DP4400」は、重複排除技術の活用により、約5PB(ペタバイト)の利用可能データ容量を保護できます。さらに、クラウド長期保持のための「Cloud Tier」機能によって、保護できる合計データ容量は14.4 PBまで増やすことが可能
- 最大規模*3の保護対象アプリケーション エコシステムをサポート:MySQLやMongoDBなどのモダン アプリケーションを物理環境と仮想環境の両方でサポートするとともに、複数のハイパーバイザーをサポート(VMware vSphereおよびMicrosoft Hyper-V)
- NVMeフラッシュによるパワフルなパフォーマンス:バックアップ ウィンドウを最高で半分に短縮可能*4/重複排除したデータのみをバックアップすることで帯域幅は最大98%まで減少/仮想マシンの回復と迅速なアクセスを提供しながら7倍のバックアップ ストリームをサポートし、最高度に厳格なSLA(サービスレベル契約)やRPO(目標復旧時点)へのコンプライアンスをサポート
- クラウド対応ソリューション:「IDPA DP4400」は、それぞれ5TBライセンスの「Cloud Disaster Recovery」および「Cloud Tier」、また1年間のサブスクリプション形式で仮想マシン5つが含まれているDell RecoverPoint for Virtual Machinesスターターパックとともに提供*5
「IDPA DP4400」は、最新鋭のHTML 5ユーザー インターフェイスがデータ保護管理を簡素化するとともに、管理や監視、レポーティングといった日常的なタスクを自動化することができます。また、「IDPA DP4400」はVMwareネイティブ ツール、SQL Server Management Studio、Oracle RMANなどアプリケーションのネイティブ機能と統合可能で、アプリケーション管理者は使い慣れたユーザー インターフェイス環境でさまざまな保護機能を活用できます。
平均55:1の重複排除率(VMware環境)を実現する「IDPA DP4400」は、エンドツーエンドのオーケストレーションとともに、効率的(3クリックでフェイルオーバー、2クリックでフェイルバック)で費用対効果に優れた(ハードウェアの追加は一切必要なし)ネイティブな「Cloud Disaster Recovery」(Amazon AWSへのディザスタリカバリ)も提供します。
「IDPA DP4400」はVMware 環境用に最適化され最高レベルの統合性を提供するため、VMware 管理者は最も一般的なバックアップおよびリカバリ タスクをネイティブvSphere UI環境内で直接実行できます。単一の2Uアプライアンスによる最大5倍*6の仮想マシンの保護、VMwareデータ保護スタック全体を通じた自動化など(仮想マシンの展開、プロキシの展開、保護ストレージへのデータ移動)、「IDPA DP4400」では簡単かつコスト効率良くスケールアップしてより多くの仮想マシンを保護することができます。さらに、「IDPA DP4400」はVMwareの高速バックアップおよびリカバリ機能、また最高レベルの重複排除および帯域幅利用機能による卓越した効率のネットワーキングと容量を提供します。
「IDPA DP4400」は導入企業に卓越した価値とTCO(総所有コスト)をもたらし、保護コストは最大80%削減することが可能*7です。VMware環境において、最高2倍高速*8なバックアップ ウィンドウ、2Uアプライアンスで最大20%多くの容量*9、平均55:1の重複排除率など、「IDPA DP4400」は同クラスの他社製品との比較で最も低い総保護コスト*10を実現しています。
「Dell Future-Proof Loyalty Program」による保証
「IDPA DP4400」は「Dell Future-Proof Loyalty Program」に含まれているため、3年間のSatisfaction Guarantee(満足保証)、Hardware Investment Protection(ハードウェア投資保護)、最大55:1のデータ保護重複排除保証、またClear Priceによる予測可能なサポート価格の対象です。このような保証によって、さらなる安心感を持って導入することができます。
価格と提供について
■価格:9,280,800円(税別)~ (最小24TB構成 製品価格)
■提供開始時期:本日より提供を開始します
■提供について:デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供します。
■製品写真:「Dell IDPA DP4400」
写真①:
写真②:
*1 公開されているRubrik 社およびCohesity社の競合価格を使用したDellの社内分析に基づく(2018年5月)。 最低保護コストは、論理GBあたりのドル価に基づく。 実際の費用は変動する場合があります。
*2 顧客データを使用したDell社内分析に基づく(2018年5月)
*3 社内分析に基づく(2018年6月)
*4 出典: Dellの委託による、競合ベンダーA社に対するESG Lab Review(2018年2月)。テスト環境における詳細情報はこちら。
*5 購入時選択のフリーオプション。
*6 出典: デル社内テストおよびRubrik社が公開している2Uのパフォーマンスデータとの比較に基づく(2018年2月)。
*7 出典: 公開されているRubrik 社およびCohesity社の競合価格を使用したDellの社内分析に基づく(2018年5月)。 論理GBあたりのドル価に基づく。 実際の費用は変動する場合があります。
*8 出典: Dellの委託による、競合ベンダーA社に対するESG Lab Review(2018年2月)。テスト環境における詳細情報はこちら。
*9 Rubrik社の公開データを使用したDell社内分析に基づく(2018年5月) 実際の結果は変動する場合があります。
*10 公開されているRubrik 社およびCohesity社の競合価格を使用したDellの社内分析に基づく(2018年5月)。最低保護コストは、論理GBあたりのドル価に基づく。実際の費用は変動する場合があります。
# # #
■デル株式会社について
デルは世界市場トップレベルのシェアを誇るエンドツーエンドのソリューション・プロバイダー、Dell Inc.の日本法人です。 総合 IT ソリューション事業 – パソコン・モバイル端末から基幹システムやクラウドの導入支援、セキュリティサービスに至るまで包括的な IT ソリューションを提供。http://www.dell.co.jp/
■EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。 http://japan.emc.com/
© Copyright 2018 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.
Dell, EMC, 及びDell, EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。