当資料は、2020年11月24日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
2020年11月30日
デル・テクノロジーズ株式会社
デル・テクノロジーズ、当会計年度第3四半期の業績を発表
在宅勤務と在宅学習ソリューションの需要を追い風に好調な業績を達成
ニュースの概要
- 第3四半期の売上高は前年同期比3%増の235億ドル
- クライアント ソリューション グループ(CSG)の売上高は前年同期比8%増で過去最高の123億ドル、営業利益は10億ドル
- 希薄化後1株あたり利益は前年同期比64%増の08ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年同期比16%増の2.03ドル
- 営業利益は前年同期比35%増の11億ドル、非GAAPベース営業利益は12%増の27億ドル
2020年11月24日、テキサス州ラウンドロック発:
デル・テクノロジーズは、当会計年度(2020年2月~2021年1月)の第3四半期(2020年8月~2020年10月)の業績を発表しました。第3四半期の売上高は前年同期比3%増の235億ドル、営業利益は前年同期比35%増の11億ドル、非GAAPベースの営業利益は前年同期比12%増の27億ドルでした。純利益は8億8,100万ドル、非GAAPベースの純利益は17億ドル、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は32億ドルでした。営業活動で使用したネットキャッシュは30億ドルでした。希薄化後1株あたり利益は前年同期比64%増の1.08ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は前年同期比16%増の2.03ドルでした。
デル・テクノロジーズのバイスチェアマン兼COO(最高執行責任者)、ジェフ クラーク(Jeff Clarke)は、次のように述べています。「現在ほどテクノロジーが重要な時代はありません。世界が進化するのに伴い、私たちのビジネスも進化しています。当四半期は在宅勤務と在宅学習ソリューションに対する需要がかつてないほど高く、売上高は235億ドルに達しました。同時に、当社はas-a-Service戦略およびエッジのハイブリッド クラウド機能を促進しました。これによって、これらの成長市場で成功するための態勢が整っただけでなく、お客様にとってはすべてのオペレーションを通じてこれまで以上に簡単にデータとワークロードを管理することが可能になりました」。
2020年10月、デル・テクノロジーズは『Dell Technologies World Experience』において同社のas-a-Service機能を広げる「Project APEX」を発表しました。「Project APEX」によって、お客様およびパートナー各社によるストレージやサーバー、ネットワーキング、ハイパーコンバージド インフラストラクチャー(HCI)、PC、さらに幅広い他のソリューションまでを含むデル・テクノロジーズへのオンデマンド アクセスが簡素化されます。「Project APEX」によって、同社はas-a-Serviceおよびクラウド戦略、テクノロジー ソリューション、市場展開(Go-To-Market)活動を1つに統合します。結果としてお客様はオンプレミスやエッジ、パブリック クラウドなど、ワークロードの場所に関係なく一貫したas-a-Service体験を利用することが可能になります。
当会計年度第3四半期の業績
3カ月 | 9カ月 | |||||||||
2020年10月30日 | 2019年11月1日 | 前年比 | 2020年10月30日 | 2019年11月1日 | 前年比 | |||||
(単位:100万、%を除く - 未監査) | ||||||||||
総売上 | $ | 23,482 | $ | 22,844 | 3% | $ | 68,112 | $ | 68,122 | —% |
営業利益 | $ | 1,129 | $ | 836 | 35% | $ | 2,967 | $ | 1,905 | 56% |
純利益 | $ | 881 | $ | 552 | 60% | $ | 2,162 | $ | 5,113 | (58)% |
希薄化後1株あたり利益 | $ | 1.08 | $ | 0.66 | 64% | $ | 2.64 | $ | 5.50 | (52)% |
非GAAP売上 | $ | 23,521 | $ | 22,928 | 3% | $ | 68,241 | $ | 68,372 | —% |
非GAAP営業利益 | $ | 2,725 | $ | 2,442 | 12% | $ | 7,504 | $ | 7,381 | 2% |
非GAAP純利益 | $ | 1,711 | $ | 1,445 | 18% | $ | 4,475 | $ | 4,405 | 2% |
調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益) | $ | 3,231 | $ | 2,857 | 13% | $ | 8,938 | $ | 8,586 | 4% |
希薄化後GAAP1株あたり利益 | $ | 2,03 | $ | 1.75 | 16% | $ | 5.28 | $ | 5.35 | (1)% |
デル・テクノロジーズの非GAAPベース財務情報の利用に関する情報は下記「Non-GAAP Financial Measures」を
ご覧ください。特に記載がない限り、本プレスリリース内のすべての比較は前年比です。
当四半期末における現金および投資の残高は130億ドルで、当四半期に返済した負債額は46億ドルでした。当四半期末における総前受収益は前年比11%増の287億ドルでした。前受収益の償却、ユーティリティー、as-a-Serviceモデルを含む経常収益は、前年比13%増の約60億ドルとなりました。
デル・テクノロジーズのCFO(最高財務責任者)、トム スウィート(Tom Sweet)は、次のように述べています。「多様化を進めたポートフォリオ全体を通じて、他とは一線を画す業績を挙げることができました。第3四半期において、当社は売上の飛躍的な増加を背景に収益性の向上を実現したことで高い価値を創出し、これが30億ドルの営業キャッシュフローにつながりました」。
各ビジネスユニットの概況
クライアント ソリューション グループ(CSG)の第3四半期の売上高は過去最高となる123億ドルでした。営業利益は前年同期比36%増で同グループ売上の8.2%となる過去最高の10億ドルでした。在宅勤務、在宅学習、ゲーミング ソリューションに対するニーズは引き続き高く、消費者向けの売上は14%増の35億ドル、法人向けの売上は5%増の88億ドルでした。
主なハイライトは次のとおりです。
- 個人向け直販は47%増、オンラインにおける個人向け直販は62%増(受注ベース)
- 「Latitude」および「Precision」の両ノートブックの売上は2桁台の成長、法人向け「Chromebook」は3桁台の成長と好調な伸び
- プレミアム パソコン「XPSシリーズ」および「ALIENWARE」を含むゲーミング システムが堅調で、ノートブックとデスクトップの両方で売上が2桁台の成長
インフラストラクチャー ソリューション グループ(ISG)の第3四半期の売上高は80億ドルで、在宅勤務および事業継続性のソリューションに支出を向ける流れに変化はありません。ストレージの売上高は39億ドル、サーバーとネットワークの売上高は42億ドルでした。第3四半期の営業利益は、同グループ売上の約11%となる8億8,200万ドルでした。
主なハイライトは次のとおりです。
- 最新のVMwareリリースと新しいHCI、クラウド、ストレージ、データ保護機能の統合により、エッジ、データセンター、ハイブリッド クラウドのすべての環境を通じたイノベーションが可能に
- 「Dell VxRail」および「Dell PowerMax」ソリューションへの需要は引き続き高く、どちらも3四半期連続で2桁台の成長
- 「Dell PowerEdge」サーバーの受注が引き続き1桁台で成長
VMwareの第3四半期の売上高は、多様な製品ポートフォリオの幅広さが持つ強みを背景に、前年同期比8%増の29億ドルでした。当四半期の営業利益はVMware 売上高の28.9%となる8億3,700万ドルでした。
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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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