みんなが悩むテレワークの“困りごと” デル・テクノロジーズの「ビデオ会議用モニター」で一挙に解決!

テレワークが広く広まる中、特に在宅でのWeb会議における悩みは尽きない。デル・テクノロジーズが実施した在宅勤務に関するアンケート結果で明らかになった、“リアルの悩み”を的確に解決してくれるデバイスを紹介しよう。

あなたは今のテレワークに満足しているだろうか?

2020年、テレワーク(遠隔勤務)の体制が急速に整備されたという企業は少なくないだろう。2021年に入っても、テレワークを推進する動きは続いている。

テレワークの普及に伴い、生活が激変したという人も多いだろう。通勤や外回りの移動にかかる時間的コストが削減されたことなど、歓迎すべき変化もある。一方で、これまでになかったテレワークならではの課題も増えた。テレワーク時代に適合した仕事環境を整えるには、テレワーカーが抱える具体的な「悩み」を知り、対策を練るのが一番の近道となるはずである。

この記事では、デル・デクノロジーズが実施したアンケート調査の結果で明らかになったテレワークの課題を、的確に解消してくれるデバイスを取り上げたい。

テレワーカーはどのような悩みを抱えているのだろうか……?

意外と普及していたテレワーク

テレワークの実施が困難な企業や業種は、思っている以上に多い。そのこともあり、中には「日本国内ではテレワークの普及があまり進んでいない」と思っている人もいるだろう。そもそも、テレワークはどのくらい普及しているのだろうか。

デル・テクノロジーズは2021年2月から3月にかけて、法人企業に勤めるビジネスパーソン(2723人)を対象に実施したアンケートによると、以下の通り約8割の回答者が日常的にテレワークを実施していることが分かった。

  • 週に1~2回在宅勤務:481人(20.3%)
  • 週に3~4回在宅勤務:507人(21.4%)
  • ほぼ毎日在宅勤務:854人(36.0%)
  • 毎日出社している:442人(18.6%)
  • シェアオフィスで勤務している:8人(0.3%)

「ほぼ毎日在宅勤務」という人が意外と多い一方で、2割弱の人は毎日出社している状況だ。

在宅勤務の状況(デル・テクノロジーズのアンケート結果をもとに作成:その他にはシェアオフィス利用勤務を含む)

このアンケートでは、ほぼ毎日出社している人も含めてWebや電話で会議/商談をこなす人が非常に多いことも分かった。具体的な比率は以下の通りだ。

  • 1日中行っている:132人(5.6%)
  • 1日の約半分は行っている:398人(16.8%)
  • 1日に2~3時間は行っている:781人(32.9%)
  • 1週間に数回行っている:997人(42.0%)
  • 一切行わない:65人(2.7%)

取引相手がテレワークを取り入れている場合、自分がオフィスに出勤していたとしてもWebや電話を使って会議をせざるを得ないケースは出てくる。Webや電話での会議/商談を一切行わない人がわずか2.7%しかいなかったのは、テレワークが想像以上に浸透していることの表れだろう。

リモート(Webや電話)で会議/商談を行う頻度(デル・テクノロジーズのアンケート結果をもとに作成)

Web会議で利用されているデバイスについて複数回答で尋ねた所、「Webカメラとマイク内蔵のノートPC」が29.2%で最多だった。テレワークに関連してノートPCを会社から支給された人、あるいは自分で買ったという人は30.5%いた。

同様に、ヘッドフォンやマイクといった周辺機器の支給を受けた人、あるいは購入した人も23.7%と多かった。

リモート会議/商談で利用しているデバイス(デル・テクノロジーズのアンケート結果をもとに作成:単位は「人」)
Web会議のために支給された/用意したデバイス(デル・テクノロジーズのアンケート結果をもとに作成:単位は「人」)
このように、昔ながらの正方形に近い液晶ディスプレイや画面が狭いノートPC、さらにはケーブルで机上がごちゃごちゃした環境で作業している人も多いだろう

「自分」だけじゃない! ビデオ会議で直面する悩み

上述したような背景もあって、テレワークの中でもWeb会議に関連する悩みは多い。中でも、「音質」や「カメラとディスプレイ(モニター)」に関する悩みは、多くのユーザーが共通して抱えている。

音に関する悩みで最も多かったのは「周囲の音や生活音など余計な音声が入ってしまう」というものだ(2373人中1346人が回答)。確かに、自宅で子どもが遊んでいたり、近所で工事が行われていたりする環境では、入り込む音に悩むことは想像に難くない。

この他にも、「マイクがキーボードのタイピング音を拾ってしまう」(2373人中850人)、「音声にエコーやハウリングがかかってしまう」(2373人中906人)といった悩みを抱える人も多い。「ヘッドセットやイヤフォンを常用することで耳が痛くなり、疲れる」(2373人中855人)という課題を抱える人もおり、単純に「音が悪いから音の良いものを買えばいい」という問題でもないことが伺える。

Web会議のために支給された/用意したデバイス(デル・テクノロジーズのアンケート結果をもとに作成:単位は「人」)

カメラやディスプレイに関しては「ノートPCの画面が小さく投影資料が見にくい」(2377人中1337人)という悩みが多かった。ノートPCの画面が狭ければ、相手の表情や資料が見えづらくなるし、作業領域が限られることで効率性も下がってしまう。関連して、支給されたノートPCで長時間の作業を行うことで「姿勢が悪くなりがちで、業務後の疲労が増えた」(2373人中855人)という声も多かった。

「(Web会議での)顔映りが気になる」(2373人中936人)というように、純粋なカメラ写りを気にする声があった。これは、ノートPCに備え付けられたWebカメラの性能に起因する課題であろう。自由回答では「目線や画角が合わないとお客様に失礼になる」と、カメラの位置に起因する悩みも複数寄せられた。外部ディスプレイを設置した場合など、見ているディスプレイとWebカメラの位置がズレていると、“相手からよそ見しているように見えるのではないか?”と気になるわけだ。

この他、自由回答では「外付けマウスやキーボードなどをつなぐのでケーブルがごちゃごちゃする」「USBポートが足りない」「Wi-Fi(無線LAN)が不安定で会議中に音が切れたり画像が止まったりする」といった環境に関する悩みや、「カメラの映像が垂れ流しになっているのではないか心配」といったプライバシーを気にする声が寄せられた。

ノートPCの内蔵カメラを使うと、部屋の照明具合によっては、写りが暗くなったりノイズが気になったりすることも多い。また、どうしても通話相手を見下ろすような画角になってしまい、威圧感が出てしまいがちである
リモート会議/商談で課題に感じること(デル・テクノロジーズのアンケート結果をもとに作成:単位は「人」)

この手があったか! ビデオ会議用ディスプレイですぐ変わる!!

こういった課題を解決するには、どうしたら良いのだろうか。単純に考えれば、それぞれの課題に対して適切な周辺機器を用意して導入していけば解決できるだろう。例えば、Web会議専用に高品質マイクを購入し、外付けのディスプレイを購入し、その位置を調整するためのモニターアームを購入し、高画質な外付けWebカメラを購入し、配線をまとめるためにハブやドッキングステーションを購入して……といった具合である。

しかし現実に戻ると、購入する機器が増えるほどコストは増えてしまうし、デスク回りの装備も大掛かりなものになってしまう。自分専用のある程度広い部屋を確保できる一部の人を除けば、自宅やオフィスに“自分専用”の装備をそろえていく戦略はいささか無理がある。

そこで、より手軽な解決策として注目したいのが、デル・テクノロジーズが販売している「コラボレーションシリーズ ビデオ会議用モニター」だ。その名の通り、Web会議の品質向上に欠かせないデバイスを1台にまとめたのが特徴で、設置場所や用途に合わせて23.8型(C2422HE:1920×1080ピクセル)、27型(C2722DE:2560×1440ピクセル)、34型曲面ワイド(C3422WE:3440×1440ピクセル)の3モデルを用意している。

コラボレーションシリーズ ビデオ会議用モニターは、左から23.8型、34型曲面ワイド、27型の3種類の画面サイズから選べる

3モデル共に、約500万画素の高画質カメラ、ノイズキャンセリング機能付きマイク、5W出力の高音質デュアル(ステレオ)スピーカーを備えている。これらを活用すると、Web会議をノートPC単体で行うよりも品質を劇的に向上できる。

例えば、ノイズキャンセリング対応のマイクは環境音(ノイズ)を確実に低減させる。物理的にキーボードとマイクが“離れる”ことで、タイピング音の影響も小さくできる。

ディスプレイ前面には、マイクのオン/オフを切り替えるボタンも備わっている。来客などで急きょマイクをオフ(ミュート)したい場合でも、まごつくことなく操作できるのも便利だ。

マイクはカメラの左右に内蔵されている。使わない場合はしまっておけるのも安心だ
ディスプレイに内蔵されたデュアルスピーカーは5W出力だ。
スピーカー部の左方には「Microsoft Teams」用の操作ボタン、スピーカーのボリュームボタンに加えてマイクミュートボタンも備える

複数ディスプレイを使った際に目線のズレが気になるという課題も、ディスプレイ上部に付いたカメラによって解決できる。画面を上下に動かせるスタンドも装備しているので、“カメラ目線”の演出も容易だ。ディスプレイ自体がカメラ照明となり、写りも良くなる。

Webカメラは、ディスプレイ上部を押すと出てくる。使わない場合はしまっておける他、赤外線(IR)を使った顔認証にも対応しているのでノートPCのセキュリティ強化にも使える
画面がライト代わりとなることもあり、写りは明るくなる。ディスプレイの高さを調節すれば“カメラ目線”も作りやすい

デル・テクノロジーズのビデオ会議用モニターは、入出力端子も充実している。具体的には、DisplayPort入力端子、HDMI入力端子、USB 3.1 Type-C端子(映像入力/電源出力対応)、USB 3.1 Type-B端子(PCとの接続用)、USB 3.1 Type-C(周辺機器との接続用)、USB 3.1 Type-A端子×3(周辺機器との接続用、1基は常時給電対応)、イヤフォン/マイクコンボジャック、有線LAN(1000BASE-T)を備える。

USB Power Delivery(USB PD)による電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応するノートPCと組み合わせて使えば、USB Type-Cケーブルを1本つなぐだけで映像、電源(給電能力は最大90W)、USBデバイスを一気につなげられるようになる。ディスプレイに有線LANケーブルを接続しておけば、有線の安定した通信も同時に確保可能だ。

この「1本でつながる喜び」は、1度体験すると抜け出せなくなる。対応するノートPCを持っているなら、使わない手はない。

デル・テクノロジーズのビデオ会議用モニターは、ポート類が非常に充実している
ビデオ会議用モニターとUSB PD/DisplayPort Alternate Mode対応ノートPCを組み合わせれば、ケーブル削減によってスッキリとする

もちろん、純粋な外付けディスプレイとしての恩恵もある。通常の事務作業も、マルチタスクで効率的に行えるようになる上、視線を高くすることで不自然な姿勢で目が疲れたり、腰が痛くなったりすることも避けられる。そして、作業できる画面が1つ増えることで、「片方の画面でビデオ会議を表示しながら、もう片方の画面でメモや議事録を取ったり、共有用の資料を準備したりする」といった使い方もできる。ブルーライトの発生を抑える「ComfortView Plus」も備えているので、目にも優しい。

ちなみに、23.8型モデルと27型モデルのスタンドは、ピボット(縦回転)機能も備えている。WebサイトやPDFファイルの閲覧やワープロソフトでの文章編集をする場合は、画面を縦にすると快適になる。

23.8型モデル(写真)と27型モデルでは、スタンドにピボット機構を備えている。Webサイトの閲覧など、縦表示にすると効率が一層良くなる作業にピッタリだ

デル・テクノロジーの「ビデオ会議用モニター」で生産性を高めよう!

先述の通り、デル・テクノロジーズのビデオ会議用モニターには、サイズの異なる3モデルが用意されている。同社の直販サイトにおける税込みの標準販売価格は以下の通りだ。

  • 23.8型モデル(C2422HE:3万9073円
  • 27型モデル(C2722DE):6万4982円
  • 34型曲面ワイドモデル(C3422WE):7万7255円

外付けディスプレイとしては決して高額な部類ではないし、そもそも周辺機器を1つ1つそろえることを考えれば、むしろリーズナブルでもある。

机回りのスペースに余裕があるなら、34型曲面ワイドモデル「C3422WE」がイチオシだ。ワイドな画面を生かして、通常2枚の液晶ディスプレイ分に相当する表示領域を1台でまかなえる。動画や写真の編集作業がストレスなくこなせたりするだけでなく、動画鑑賞やゲームプレイといった“オフ”を快適に過ごす上でも便利だ。

2台のディスプレイを用意すると2台分のコストがかかるし、PCの映像出力端子の数や能力にも不安がつきまとう。長期的な視野に立つと、そのメリットは測りしれない。「今までも外付けディスプレイは使ってきた」という人にとっても、改めて作業環境を見直す上で心強いアイテムではないだろうか。

34型曲面ワイド液晶を搭載する「C3422WE」。解像度は3440×1440ピクセルだ
ノートPCとC3422WEを組み合わせれば、トリプルディスプレイ相当の環境をより少ない設置面積で実現できる

なお、ビデオ会議用モニターには手厚いサポートが標準で付帯する。例えば、3年間のハードウェア限定保証の期間内であれば、ディスプレイの交換が必要になった場合に、最短で翌営業日までに交換用のディスプレイを出荷してくれる「良品先出しサービス」は、使えない時間を極小化する上で非常に役立つ。液晶パネルの品質にこだわる人にとっては、画面上に1つでもドット抜け(輝点)が見つかった場合に無償で代替品に交換してくれる「プレミアムパネル保証」も大きなメリットといえる。

デル・テクノロジーズのビデオ会議用モニターは、1台で何役もこなし、万が一の時も安心なWeb会議の“救世主”である。より快適なテレワーク/オフィス環境を整え、日頃の悩みを解消してほしい。

デル・テクノロジーズのビデオ会議用モニターで、仕事もプライベートも快適に!

この記事は ITmedia PC USER (https://www.itmedia.co.jp/pcuser/)に2021年5月に掲載されたコンテンツを転載したものです。
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/2105/12/news003.html

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