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ビジネス データのボリュームが増え続ける中、企業はストレージ コストを削減してサーバーとアプリケーションのパフォーマンスを最適化するために、セカンダリー ストレージに移動するデータの量を増やす必要があります。ただし、セカンダリー ストレージの容量が増え続けると、すぐにコストを制御できなくなり、こうしたセカンダリー ストレージの管理がITチームの大きな負担になり始める可能性があります。
Dell EMCは、組織がストレージ コストを削減して管理上の負担を最小限に抑えると同時に、セカンダリー ストレージからさらなる価値を得ることができる、インテリジェント データ管理ソリューションを提供しています。
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セカンダリー ストレージのコストを管理して複雑さに対処するためのソリューションを探すにあたり、ITチームはいくつかの重要な課題を克服できるソリューションを選択する必要があります。
データ ボリュームの増加
データのボリュームが増え続ける中、組織は膨大な情報をセカンダリー ストレージにオフロードする必要があります。実際のところ、セカンダリー ストレージ システムの容量がプライマリー ストレージより大幅に多くなり、セカンダリー サイトに保存されているデータの複雑さが増大する可能性があります。
コストの増加
データの量が多いほど、保存に必要な費用が増えます。データ ボリュームの増加に伴って、セカンダリー ストレージのコストがプライマリー ストレージのコストを簡単に上回る可能性があります。
規制の厳格化
GDPRやPCI DSSなどの規制でデータの使用と保存に対するより厳格な管理が求められており、セカンダリー ストレージ サイトの管理が複雑化しています。
アクセス要件
セカンダリー ストレージのデータにアクセスする頻度は低いかもしれませんが、それでも(理想的にはITチームの助けを借りることなく)幅広いユーザーがアクセスできる必要があります。
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fDell EMCは、セカンダリー ストレージの管理に関する課題解決を可能にする、業界をリードするデータ保護/バックアップ ソフトウェアおよびハードウェアを提供しています。Dell EMC Data Protection Suite for Archiveにより、ITチームは構造化データと非構造化データ両方の収集、インデックス化、保存、管理、取得、廃棄を効率的に行うことができます。この強力なソフトウェア ソリューションは、セカンダリー ストレージにデータを移動し、貴重なプライマリー データ ストレージ スペースを再利用することでコストを削減する機能を提供します。また、Dell EMCのテクノロジーを使用することにより、組織は規制の要求、電子情報開示のニーズ、訴訟の要件に対応しつつ、運用とサーバーのパフォーマンスを最適化できます。
Data Protection Suite for Archiveの主要なコンポーネントは次のとおりです。
- Dell EMC SourceOne Email Management for Microsoft Exchange
- Dell EMC SourceOne for Microsoft SharePoint
- Dell EMC SourceOne for File Systems
- Dell EMC SourceOne Email Management for IBM Lotus Notes Domino
オプションのコンポーネントは次のとおりです。
- ユーザーがデスクトップ アプリケーションやWebインターフェイスからメッセージや情報をすばやく検索できるようにすることで電子情報開示のプロセスを効率化する、Dell EMC SourceOne Discovery Manager
- National Association of Securities Dealersの規制と企業ポリシーに準拠するためにEメール アーカイブを監視する、Dell EMC SourceOne Email Supervisor
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Dell EMC Data Protection Suite for Archiveにより、管理者は以下を行えるようになります。
- ストレージ階層を最適化してパフォーマンスを最大限まで高め、非アクティブ データを低コストのストレージ メディアに移動することにより、プライマリー ストレージのコストを削減する。
- 高い重複排除率を実現する、業界をリードするバックアップ アプライアンスであるDell EMC Data Domainとの統合により、セカンダリー ストレージのコストを最小限に抑える。
- ユーザーがアーカイブ データへのアクセスを各自で管理できるセルフサービス ツールにより、電子情報開示のコストを低減する。
- データ転送を高速化してバックアップ ウィンドウを最小化することにより、バックアップとデータ レプリケーションに必要なWAN帯域幅のコストを削減する。
- 非アクティブ データをセカンダリー ストレージに移動してバックアップを高速化することにより、サーバーとシステムのパフォーマンスを向上させる。
- データ アーカイブと保存のポリシーを自動的に適用することにより、セカンダリー ストレージのコンプライアンスをシンプルにする。
- オンプレミス サーバー、仮想化環境、ハイブリッド クラウドとパブリック クラウドへのアーカイブを一元的に行えるツールにより、セカンダリー ストレージの管理上の負担を軽減する。
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Dell EMC Cloud Tierは、クラウドでのセカンダリー ストレージの管理と長期保存をシンプルにする、最適な組み合わせのクラウド データ保護を提供します。Cloud Tierは、パブリック、プライベート、ハイブリッド クラウドにデータをネイティブで階層化し、高度な重複排除によって一意のデータだけを送信して、セカンダリー ストレージに必要な設置面積を大幅に削減します。Cloud Tierは、Dell EMC ECS、AWS、Microsoft Azure、IBM Cloud、Google Cloud Platform、Alibaba Cloudなど、さまざまなパブリック クラウドやプライベート クラウド上のセカンダリー ストレージをサポートします。
Cloud Tierでセカンダリー ストレージを管理すると、IT管理者は以下を行えるようになります。
- ディスクおよびテープ ストレージに代わる、コスト パフォーマンスに優れたクラウド オプションを活用してストレージの全体的なコストを削減する。
- 外部アプライアンスやクラウド ゲートウェイを必要としないシンプルなネイティブのクラウド階層化機能により、クラウドのセカンダリー ストレージを管理する。
- ソース側の重複排除で必要な帯域幅を減らすことにより、クラウドとの間のデータ転送を効率化する。
- 業界をリードするDell EMCのデータ保護ハードウェアおよびソフトウェアで安全なクラウド データ保護を実現する。
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セカンダリー ストレージについて教えてください。
セカンダリー ストレージは、頻繁にアクセスする必要のないデータを保存するように設計されています。セカンダリー ストレージには通常、パフォーマンスの高いプライマリー ストレージ デバイスより価格が手頃でパフォーマンスの低い大容量ストレージ デバイスが使用されます。
セカンダリー ストレージの一般的な種類について教えてください。
セカンダリー ストレージの場合、企業は通常、ネットワーク接続型ストレージ(NAS)またはストレージ エリア ネットワーク(SAN)デバイスの形でテープへのバックアップかディスクへのバックアップを使用します。また組織によっては、セカンダリー ストレージ サイトとして、クラウド データ センターにサーバーをバックアップすることもあります。
セカンダリー ストレージのメリットについて教えてください。
セカンダリー ストレージを有効活用することにより、組織は以下を行えるようになります。
- データを低コストでパフォーマンスの低い大容量ストレージ メディアに移動することにより、プライマリー ストレージのコストを削減する。
- 定期的にバックアップする必要があるデータのボリュームを最小限に抑えることにより、バックアップのコストを削減してバックアップ ウィンドウを短縮する。
- 処理する必要があるデータの量を減らすことにより、サーバーと情報システムのパフォーマンスを向上させる。
- さまざまな規制制度へのコンプライアンスを維持する。
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Dell EMC Data Domainによるデータのバックアップとリカバリー
バックアップ、アーカイブ、ディザスター リカバリーに拡張性のある高速のクラウド対応データ保護ストレージを活用できます。
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Dell EMC PowerProtect Softwareの詳細
Dell EMC PowerProtect Softwareは、データ管理、データ保護、重複排除、セルフサービスのバックアップ/リカバリーを提供します。
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Dell EMC Integrated Data Protection Applianceによるデータのバックアップ
Dell EMC Integrated Data Protection Appliance(IDPA)は、データ バックアップ、レプリケーション、リカバリーの包括的な機能を1台で提供します。
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