スタジオコロリドはどんな会社ですか?
アニメーションを制作するスタジオで、2011年に設立しました。劇場映画を中心に、CMやPVも手がけています。20代を中心とした若いクリエイターが集まって、自分たちの表現を追求しています。
最新作は劇場作品の「ペンギン・ハイウェイ」。「夜は短し歩けよ乙女」や「有頂天家族」などのベストセラーを持つ小説家、森見登美彦さんの「ペンギン・ハイウェイ」が原作で、8月17日に公開になりました。石田祐康監督の劇場長編デビュー作品で、スタジオコロリドとしても初めての長編作品です。
スタジオコロリドの中で、宇田さんはどんな仕事をされているのでしょうか?
私自身は絵を描いたり監督をするわけではなく、スタジオを経営する立場です。
アニメーション業界で起業するパターンには大きく二つあって、アニメの制作会社でプロデューサーをやっていた人が独立するという形か、有名監督が自分のスタジオを作るというケースがほとんどなのですが、僕はどちらでもないので、そこは自分らしさというか、ユニークさをもってやりたいなと思っています。