アップデートグループについて
アップデートグループは、同様のアップデート管理を必要とするデバイスのグループです。
でサポートされているアップデートグループには、次の 2 種類があります。
- 事前定義されたアップデートグループ—手動で作成、変更、または削除することはできません。
- カスタムアップデートグループ—これらのグループ内のデバイスの変更および削除を作成できます。
注: SCVMM に存在するすべてのサーバグループは、 に一覧表示されます。ただし、 のサーバのリストはユーザー固有ではありません。そのため、これらのデバイスで操作を実行するためのアクセス権があることを確認してください。
事前定義されたアップデートグループ
デバイスを検出すると、検出されたデバイスが次の定義済みグループのいずれかに追加されます。
- デフォルトのホストグループ—このグループは、Windows オペレーティングシステムに導入されているか、登録済みの Microsoft コンソールと同期されているサーバで構成されます。
- デフォルトの未割り当てグループ—このグループは、未割り当てまたはベアメタルのサーバで構成されます。
- デフォルトの Windows 以外のホストグループ—このグループは、Windows 以外のオペレーティングシステムで導入されたサーバで構成されます。
- シャーシアップデートグループ—このグループは、モジュラーサーバとシャーシまたはモジュラーシステムで構成されます。第 12 世代のサーバとそのシャーシ情報が検出されます。デフォルトでは、グループは Chassis-Service-tag-of-Chassis-Group という名前形式で作成されます。たとえば、Chassis-GJDC4BS-Group のように作成されます。モジュラーサーバがクラスタアップデートグループから削除されると、サーバは CMC 情報とともにシャーシアップデートグループに追加されます。対応するシャーシアップデートグループにモジュラーサーバがない場合でも、シャーシ内のすべてのモジュラーサーバがクラスタアップデートグループにあるため、シャーシアップデートグループは引き続き存在しますが、CMC 情報だけが表示されます。
- クラスタアップデートグループ—このグループは、Windows サーバフェールオーバークラスタ で構成されます。第 12 世代以降のモジュラーサーバがクラスタの一部である場合、CMC 情報も メンテナンスセンター ページのインベントリに追加されます。
カスタムアップデートグループ
検出されたデバイスを、類似した管理が必要なグループに追加して、タイプが 汎用アップデートグループ のカスタムアップデートグループを作成します。ただし、カスタムアップデートグループにデバイスを追加できるのは、デフォルトの未割り当てアップデートグループ および デフォルトのホストアップデートグループ からだけです。カスタムアップデートグループにサーバを追加するには、サービスタグを使用して必要なデバイスを検索します。カスタムアップデートグループにデバイスを追加すると、そのデバイスは事前定義されたアップデートグループから削除され、カスタムアップデートグループでだけ使用可能になります。