メモリミラーリング
メモリミラーリングは他のどのモードよりもメモリモジュール の信頼性に優れており、修正不能なマルチビットのエラーに対応する機能が向上しています。ミラーリング構成では、使用可能なシステムメモリの総量は取り付けられた総物理メモリの 2 分の 1 です。取り付けられたメモリの半分は、アクティブなメモリモジュールのミラーリングに使用されます。修正不能なエラーが発生すると、システムはミラーリングされたコピーに切り替えられます。これにより、SDDC とマルチビットの保護が確保されます。
メモリモジュールの取り付けガイドラインは次のとおりです。
- メモリモジュールは、サイズ、速度、テクノロジが同一のものを取り付けてください。
- 白のリリースレバーが付いているメモリモジュールソケットには同一のメモリモジュールを取り付ける必要があり、黒色と緑色のリリースタブが付いているソケットについても、同様のルールが当てはまります。このルールに従うことで、同一のメモリモジュールが確実に一致するペアで取り付けられます。たとえば、A1 と A2、A3 と A4、A5 と A6 という具合です。
表 1. プロセッサ構成この表は、メモリの装着とその構成について説明しています。 プロセッサ | 設定 | メモリ装着ルール | メモリ装着情報 |
シングル CPU | メモリ装着順序 | {1,2}、{3,4} | 「メモリミラーリング」のメモを参照してください |