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PowerEdge FX2/FX2s 向け Dell Chassis Management Controller バージョン 1.3 ユーザーズガイド

iDRAC QuickDeploy ネットワーク設定

QuickDeploy 設定を使用して、新規に挿入されたサーバーに対するネットワーク設定を行います。

iDRAC QuickDeploy の設定を有効にし、設定を行うには、次の手順を実行します。

  1. 左ペインで、 サーバー概要 > セットアップ > iDRAC をクリックします。
  2. iDRAC の導入 ページの QuickDeploy 設定 セクションで、次の表に示されている設定を指定します。各フィールドの詳細については、『オンラインヘルプ』を参照してください。
    表 1. QuickDeploy 設定
    設定 説明
    サーバーが挿入される時の処置
    リストから次のいずれかのオプションを選択します。
    • 処置なし — サーバーが挿入されたときに処置は実行されません。
    • QuickDeploy のみ — このオプションを選択して、新規サーバーがシャーシに挿入されたときに iDRAC ネットワーク設定を適用します。指定された自動展開の設定は新規 iDRAC の設定に使用され、 root パスワードの変更 が選択されている場合は root ユーザーパスワードが含まれます。
    • サーバープロファイルのみ — このオプションを選択して、新しいサーバーがシャーシに挿入された時に、割り当てられたサーバープロファイルを適用します。
    • QuickDeploy とサーバープロファイル — このオプションを選択して、新規サーバーがシャーシに挿入された時、まず最初に iDRAC ネットワーク設定を適用してから、割り当てられたサーバープロファイルを適用します。
    サーバー挿入時の iDRAC root パスワードの設定 このオプションを選択して、サーバーが挿入されたときに iDRAC root パスワード フィールドに入力された値と一致するように iDRAC root パスワードを変更します。
    iDRAC root パスワード サーバー挿入で iDRAC root パスワードを設定 および QuickDeploy 有効 オプションが選択されている場合、シャーシにサーバーが挿入されたときに、このパスワードがサーバーの iDRAC root ユーザーパスワードに割り当てられます。パスワードには、印刷可能な 1~20 文字(空白含む)を使用することができます。
    iDRAC root パスワードの確認 パスワード フィールドに入力したパスワードを再入力します。
    iDRAC LAN の有効化 iDRAC LAN チャネルを有効化または無効化します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
    iDRAC IPv4 の有効化 iDRAC での IPv4 を有効化または無効化します。このオプションはデフォルトで選択されています。
    iDRAC IPMI over LAN の有効化 シャーシに存在する各 iDRAC の IPMI オーバー LAN チャンネルを有効化または無効化します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。
    iDRAC IPv4 DHCP の有効化 シャーシに存在する各 iDRAC の DHCP を有効化または無効化します。このオプションを有効化すると、 QuickDeploy IPQuickDeploy サブネットマスク、および QuickDeploy ゲートウェイ フィールドが無効になり、各 iDRAC へのこれらの設定の自動割り当てに DHCP が使用されるため、変更できません。このオプションを選択するには、 iDRAC IPv4 を有効にする オプションを選択しておく必要があります。QuickDeploy IP アドレスのオプションには、4 および 2 の 2 つの値があります。
    予約済み QuickDeploy IP アドレス シャーシ内で iDRAC 用に予約された静的 IPv4 アドレスの件数を選択します。 iDRAC IPv4 アドレス(スロット 1)を開始中 から始まる IPv4 アドレスは予約済みとみなされ、同じネットワーク内の他の場所では使用されないと想定されます。QuickDeploy 機能は、予約済み静的 IPv4 アドレスがないスロットに挿入されたサーバーに対しては動作しません。
    開始 iDRAC IPv4 アドレス(スロット 1) エンクロージャのスロット 1 に搭載されているサーバーの iDRAC の固定 IP アドレスを指定します。各後続 iDRAC の IP アドレスは、スロットごとにスロット1の IP アドレスから1ずつ増加します。IP アドレスにスロット数を足した値がサブネットマスクより大きいと、エラー メッセージが表示されます。
    • 注: サブネットマスクとゲートウェイは、IP アドレスのように増加することはありません。

    たとえば、開始 IP アドレスが 192.168.0.250 でサブネットマスクが 255.255.0.0 である場合、スロット 4c の QuickDeploy IP アドレスは 192.168.0.265 です。サブネットマスクが 255.255.255.0 のとき、 QuickDeploy 設定を保存する または QuickDeploy 設定を使用して自動入力する をクリックすると、 QuickDeploy IP address range is not fully within QuickDeploy Subnet というエラーメッセージが表示されます。

    iDRAC IPv4 ネットマスク 新規に挿入されたすべてのサーバーに割当てられた QuickDeploy サブネットマスクを指定します。
    iDRAC IPv4 ゲートウェイ シャーシに存在するすべての DRAC に割り当てられる QuickDeploy デフォルトゲートウェイを指定します。
    iDRAC IPv6 の有効化 IPv6 対応のシャーシ内にある各 iDRAC の IPv6 アドレス設定を有効にします。
    iDRAC IPv6 自動設定の有効化 iDRAC が DHCPv6 サーバーから IPv6 設定(アドレスおよびプレフィックス長)を取得できるようにします。また、ステートレスなアドレスの自動構成も有効にします。このオプションはデフォルトでは有効になっています。
    iDRAC IPv6 ゲートウェイ デフォルトの IPv6 ゲートウェイが iDRAC に割り当てられるように指定します。デフォルト値は "::" です。
    iDRAC IPv6 プレフィックス長 プレフィックス長が iDRAC 上の IPv6 アドレスに対して割り当てられるように指定します。デフォルト値は 64 です。
    CMC DNS設定の使用 ブレードサーバーがシャーシに挿入される際に、iDRAC に伝達された CMC DNS サーバの設定(IPv4 と IPv6)を有効にします。
  3. QuickDeploy 設定を保存する をクリックして設定を保存します。iDRAC ネットワークの設定を変更した場合は、 iDRAC ネットワーク設定を適用する をクリックして設定を iDRAC に導入します。

    QuickDeploy 機能が実行されるのは、有効化されており、シャーシにサーバーを挿入されている場合のみです。

    QuickDeploy 設定を iDRAC ネットワーク設定 セクションにコピーするには、 QuickDeploy 設定を使用して自動入力する をクリックします。QuickDeploy ネットワーク構成設定が、 iDRAC ネットワーク構成設定 テーブルの対応するフィールドにコピーされます。

    • 注: QuickDeploy フィールドの変更はただちに適用されますが、1 つ、または複数の iDRAC サーバーネットワーク構成設定を変更した場合は、CMC から iDRAC に反映されるまで数分かかる場合があります。 更新 を早くクリックしすぎると、1 つ、または複数の iDRAC サーバーのデータが部分的にしか正しく表示されない場合があります。

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