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PowerEdge FX2/FX2s 向け Dell Chassis Management Controller バージョン 1.3 ユーザーズガイド

管理ステーションからのリモートアクセスソフトウェアの使用

CMC には、各種リモートアクセスソフトウェアを使用して管理ステーションからアクセスすることができます。次のリストは、お使いのオペレーティングシステムから使用できるデル提供のリモートアクセスソフトウェアの一覧です。
インタフェース / プロトコル 説明

シリアル

CMC は、ターミナルエミュレーションソフトウェアを使用して起動することが可能なシリアルテキストコンソールをサポートします。CMC への接続に使用できるターミナルエミュレーションソフトウェアの例をいくつか紹介します。
  • Linux Minicom

  • Hilgraeve の Windows 向けハイパーターミナル

シリアル Null モデムケーブル(両端に存在)の一方をシャーシ背面のシリアルコネクタに接続し、ケーブルのもう一方を管理ステーションのシリアルポートに接続します。ケーブル接続についての詳細は、「 シャーシ概要」の項でシャーシ背面パネルを参照してください。
次のパラメータを使用してターミナルエミュレーションソフトウェアを設定します。
  • ボーレート:115200

  • ポート:COM 1

  • データ:8 ビット

  • パリティ:なし

  • 停止:1 ビット

  • ハードウェアフロー制御:はい

  • ソフトウェアフロー制御:いいえ

リモート RACADM CLI

リモート RACADM は、管理ステーションで実行されるクライアントユーティリティです。これは、管理対象システムで RACADM コマンドを使用するために帯域外ネットワークインタフェースを使用し、HTTP チャネルも使用します。–r オプションは、ネットワーク経由で RACADM コマンドを実行し、CMC IP、ユーザー名、パスワードが必要となります。

お使いの管理ステーションからリモート RACADM を使用するには、システムに付随する Dell Systems Management Tools and Documentation DVD(Dell システム管理ツールおよびマニュアル DVD)を使用してリモート RACADM をインストールします。リモート RACADM の詳細については、

ウェブインタフェース

グラフィカルユーザーインタフェースを使用して CMC へのリモートアクセスを提供します。ウェブインタフェースは CMC のファームウェアに組み込まれており、管理ステーション上の対応ウェブブラウザから NIC インタフェース経由でアクセスします。対応ウェブブラウザのリストについては、 dell.com/support/manuals にある Dell システムソフトウェアサポートマトリックスの「 サポートされるブラウザ」の項を参照してください。

Telnet

ネットワーク経由でコマンドラインによる CMC へのアクセスを提供します。RACADM コマンド ライン インタフェースとサーバーまたは IO モジュールのシリアル コンソールの接続に使われる connect コマンドは、CMC コマンド ラインから実行できます。
  • 注: Telnet はセキュアなプロトコルではなく、デフォルトで無効になっています。Telnet はパスワードを含むすべてのデータをプレーンテキストで送信します。

snmp

Simple Network Management Protocol(SNMP)は、ネットワーク上のデバイスを管理するための一連のプロトコル定義です。CMC は SNMP へのアクセスを提供し、これによって、システム管理情報用の CMC のクエリに SNMP ツールを使用することが可能になります。CMC MIB ファイルは、CMC ウェブインタフェースで シャーシ概要 > ネットワーク > サービス > SNMP の順に移動してダウンロードできます。CMC MIB についての詳細は、『 Dell OpenManage SNMP Reference Guide』(Dell OpenManage SNMP リファレンスガイド)を参照してください。

次の例では、CMC からのシャーシサービスタグ取得のための net-snmp snmpget コマンドの使用方法を示しています。

snmpget -v 1 -c 
                                                <CMC community name>
                                                <CMC IP address>.1.3.6.1.4.1.674.10892.2.1.1.6.0
                                             
WS-MAN WSMAN Services は、一対多のシステム管理タスクを実行するため、Web Services for Management(WSMAN)プロトコルをベースとしています。LC-Remote Services 機能を使用するには、WinRM クライアント(Windows)や OpenWSMAN クライアント(Linux)などの WS-MAN クライアントを使用することができます。また、WS-MAN インタフェースのスクリプト記述には Power Shell および Python を使用することもできます。

WSMAN は、システム管理用に使用される SOAP(Simple Object Access Protocol)ベースのプロトコルです。CMC は、Distributed Management Task Force(DMTF)の Common Information Model(CIM)ベースの管理情報の伝達に WS-Management を使用します。CIM 情報は、管理下システムで変更できるセマンティックタイプや情報タイプを定義します。

CMC WS-MAN の実装は、トランスポートセキュリティに対してポート 443 の SSL を使用し、基本認証をサポートしています。WS-Management で使用できるデータは、DMTF プロファイルおよび拡張プロファイルにマップされている、CMC 計装インタフェースによって提供されます。

  • 注: 転送セキュリティのために使用される SSL ポートは、CMC HTTPS ポートと同じです。
詳細については、次を参照してください。
  • MOF およびプロファイル — delltechcenter.com/page/DCIM.Library
  • DTMF ウェブサイト — dmtf.org/standards/profiles/
  • WS-MAN リリースノートファイル。
  • www.wbemsolutions.com/ws_management.html
  • DMTF WS-Management 仕様: www.dmtf.org/standards/wbem/wsman

Microsoft WinRMを使用してクライアント接続を行うには、最低バージョン 2.0 が必要です。詳細については、Microsoft の記事 < support.microsoft.com/kb/968929> を参照してください。


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