ユーザ主導であらゆるワークロードに対応可能な次世代統合アーキテクチャ「Dell™ PowerEdge™ FX」を発表

2014年11月12日

デル株式会社

ユーザ主導であらゆるワークロードに対応可能な次世代統合アーキテクチャ

Dell™ PowerEdge™ FX」を発表

Dell™ PowerEdge13世代サーバ 新ラインアップ 4機種も登場

デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:郡 信一郎、以下、デル)は本日、厳しい市場競争において展開されるビジネスを支える様々なITのワークロードに対して、構成を変更するだけで迅速に対応が可能な次世代統合アーキテクチャ「Dell™ PowerEdge™ FX」を発表しました。

さらに、2014年9月に発表したIntel® Xeon® Processor E5 2600 v3ファミリーを搭載する第13世代PowerEdgeサーバ 4機種に続き、新たにブレード型サーバ「Dell™ PowerEdge™ M630」、ラックサーバ型サーバ「Dell™ PowerEdge™ R530/R430」、タワー型サーバ「Dell™ PowerEdge™ T530」の4機種がサーバポートフォリオに加わりました。

 

次世代統合型アーキテクチャDell™ PowerEdge™ FX

 

従来までは、ITはIT部門主導のもと、組織運営を支えるインフラとして導入されていました。クラウド、ビッグデータ、モバイル、BYOD、SDE(Software-Defined Everything)などのメガITトレンドの登場により、ITはより経営に近いところで活用されるようになり、組織に競争力をもたらす武器としての認識が広まってきています。このようなITの利活用には、導入から運用・管理面における複雑性は最大限に排除されていることはもちろんのこと、様々なワークロードに対して対応できる柔軟性・拡張性、そしてコストの可視性を備えていることが必要不可欠です。

「Dell™ PowerEdge™ FX」は、ブレードとラックのそれぞれの最良の要素をストレージとネットワークが統合された1つの共通モジュラープラットフォームに組み合わせているという点でデルの革新的な取り組みであり、お客様はビジネスニーズに合わせたインフラの管理、スケーリング、予算策定を円滑に行うことができます。「PowerEdge FXアーキテクチャ」は、2Uエンクロージャで、FX2シャーシに収まるように設計された新しい「PowerEdgeサーバ」、ストレージ、ネットワークIOAスレッドを備えており、あらゆるワークロードに対応します。統合管理機能を備えたFXアーキテクチャにより、キャパシティの構成、管理、追加を手軽に行い、ITリソースのワークロード固有のブロックを完成させることができます。

このコンバージドインフラのアプローチにより、電源、入出力、および管理の共有、統合スイッチング、10Uに最大40台の2ソケットサーバを収容できる超高密度を実現可能しています。最新の第13世代「PowerEdgeサーバ」ポートフォリオと同様に、「PowerEdge FX2」には運用上の複雑性を解消してデータセンター管理をシンプル化するための高度なシステム管理機能も組み込まれています。

Dell™ PowerEdge™ FX2エンクロージャ」
FX2は、電源、冷却、ネットワーキング、管理、およびI/O拡張スロットを共有できるコンパクトなラックベースのインフラストラクチャに、パワフルなサーバとストレージブロックを統合した2Uラックベースのコンバージドプラットフォームです。

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格:259,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-fx/pd

Dell™ PowerEdge™ FC630
FC630はハーフワイド、ハーフハイトの「PowerEdge FX」用サーバブロックで、パワフルなプロセッサーと大容量メモリを搭載しており、仮想環境のホスティングやビジネスインテリジェンスアプリケーション、データベース、プライベートクラウドの実行に最適です。

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格: 678,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-fx/pd

 

Dell™ PowerEdge™ FM120x4
FM120x4ブロックは「PowerEdge FX」用のハーフワイドスレッドで4台のシングルソケットマイクロサーバを搭載しています。FM120x4はFX2エンクロージャあたり最大16台のマイクロサーバに対応し、Webサービス、専用ホスティング、軽負荷の分析に適したコスト効率の良い高密度ソリューションです。

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格:311,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-fx/pd

 

Dell Networking FN I/Oアグリゲータ」
FN I/Oアグリゲータ(IOA)はFX2に合わせた特別設計です(シャーシあたり最大2台のFN IOA)。追加のケーブル配線やLAN / SANアダプタを最大で50 %削減でき、アップストリームトップオブラック(ToR)スイッチをデータセンター全体で最大75 %削減できます。低レイテンシのネットワークパフォーマンスを実現するためにイースト / ウエストトラフィックフローを最適化します。

 

 

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格:110,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-fx/pd

 

 

 

Dell™ PowerEdge13世代サーバ 」に新ラインアップ登場

2014年9月に発表したIntel® Xeon® Processor E5 2600 v3ファミリーを搭載する第13世代「PowerEdgeサーバ」 4機種に続き、新たにブレード型サーバ「Dell™ PowerEdge™ M630」、ラックサーバ型サーバ「Dell™ PowerEdge™ R530/R430」、タワー型サーバ「Dell™ PowerEdge™ T530」の4機種がサーバポートフォリオに加わりました。

 

ブレード型サーバ「Dell PowerEdge M630

モジュール型ブレードエンクロージャ「Dell™ PowerEdge™  M1000e」や コンパクトデータセンター「Dell™ PowerEdge™ VTRX」 といった、共有型インフラ用の2ソケットのブレード型サーバ。仮想化ホスティングだけでなく、 ビジネスインテリジェンスや大規模データベース運用向けの大規模データセンターやプライベートクラウド環境構築に最適。

 

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格: 527,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-m630/pd

ラックサーバ型サーバ「Dell™ PowerEdge R530

R530は、仮想化に対応した2ソケットラックサーバを低価格でデータセンターに導入したいと考えているお客様に最適なプラットフォームです。メール、ファイル管理・印刷、ワークグループでの共同作業、Webサーバ、ビデオストリーミングなど、ビジネスアプリケーションに幅広く対応できます。さらに、開発またはバックアップ専用サーバとしても適しています。

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格: 446,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-r530/pd

 

ラックサーバ型サーバ「Dell PowerEdge R430

R430は、奥行きわずか24インチのエントリーレベルのラックサーバです。スペースに制約のあるデータセンターでも最高の2ソケットのパフォーマンスを発揮します。ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、Webサーバ、インフラストラクチャのスケールアウト、監視およびサイトセキュリティなどのワークロードに最適です。R430はバックアップ専用サーバまたは開発専用サーバとしても非常に有用です。

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格:343,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-r430/pd

 

タワー型サーバ「Dell PowerEdge T430

T430タワーサーバは、2ソケットのパワフルなパフォーマンスを発揮できるうえ、拡張性と静音性に優れているため、中小規模の企業や組織での運用に最適です。ワークグループでの共同作業、メール、ファイルおよび印刷用サーバ、Webサーバなど、オフィスで発生するさまざまなワークロードに最適です。

出荷開始日:2014年12月3日~

最小構成価格:349,000円~

*表記の価格は、税抜・送料込の最小構成価格です。

製品ページ:http://www.dell.com/jp/business/p/poweredge-t430/pd

Dell™ PowerEdge™ 13世代サーバの共通の特長

幅広い用途のアプリケーションやワークロードに関わる価格対パフォーマンスの最適化を実現するためのお客様のニーズに合わせたエンジニアリングや、業界をリードするシステム管理機能を搭載したストレージ、プロセッサー、メモリに関わる最先端のテクノロジを提供します。

  • フラッシュ型ストレージ によるアプリケーション性能の向上

高速なアプリケーションパフォーマンスへとつながる高速データアクセスを追求しています。高性能な「PowerEdge Express Flash NVMe PCIe SSD」とSAN向けの超高性能「Dell Fluid Cache テクノジ」をはじめとする、新しいフラッシュの性能を引き出す機能を携えており、デルのサーバポートフォリオは、遅延が許されないワークロードにおいても高いパフォーマンスを発揮します。

  • 仮想ストレージに最適なソリューションによる データセンターにおける効率の最大化

新世代サーバのデザインおよびシステム管理の機能拡張は、新たにSDS(Software-Defined Storage)を念頭に置いた設計がなされています。インボックス階層型ストレージおよびハイブリッドフラッシュ型/スピンドル型ストレージ構成は、VMware® Virtual SANおよび Microsoft® Storage Space·ソリューションに最適です。

  • スケールアウト型サーバ/ストレージによる データセンターのスケール/クラウド化

敏捷性とは、「PowerEdgeサーバ」がインフラストラクチャにもたらす競争力です。デルの高密度かつ大容量ストレージを備え、かつ簡単に導入および管理が可能なプラットフォームにより、競争環境の激しいビジネスにおけるデータセンターに対する理能力向上や容量拡張の両方に対する迅速な対応を実現します。

  • より高密度な仮想化環境によるリソース統合

省スペース、消費電力の低下は、データセンターにおける継続的な課題です。「PowerEdgeサーバ」 のポートフォリオ全体がもたらす大容量メモリおよびスケーラブルなストレージ·リソースによって、多岐にわたる仮想化ソリューションを提供し、サーバやデータを集約統合することができます。

  • 現場、リモート、モバイルアクセスなど、どこからでもシンプルな管理

スマートデバイスによる遠隔監視や、NFC(近距離無線通信技術)対応ベゼルを備えたサーバにモバイルデバイスをかざすだけでエラーログなどの重要な情報を取得できるなど、OpenManageはエンタープライズのシステム管理をよりシンプルかつ効率的にしています。

 

運用効率を高めるシステム管理機能

  • OpenManage Essentials

エンタープライズ製品を監視・管理するために最適化された単一コンソールシステム管理ソリューション。iDRAC (Integrated Dell Remote Access Controller)やコマンドラインスクリプトによるプロファイルベースの​​構成と継続的な自動化されたポリシーベースの更新を定義設定する際、OpenManage Essentialsによって不具合発生やパフォーマンスの低下を最小限に抑えることが可能です。

  • OpenManage Mobile

モバイル端末を介して重大な事象のアラート通知を受信し、いつでもどこでも、データセンターの監視と改善作業を安全に実行することができます。

  • iDRAC Direct

USBキーに格納した利便性の高いXMLファイルにより、「Dell™ PowerEdge™第13世代サーバ」の各種設定をまさに「1回」で完了させることができます。BIOS、iDRAC、PERC(Dell PowerEdge RAID Controller)、そしてNIC(Network Interface Card)の設定ファイルを一瞬でアップロードします。

  • iDRAC Quick Sync

「iDRAC Quick Sync」によって、OpenManage Mobile対応のモバイルデバイスを NFC対応ベゼルを備えたサーバにかざすだけで、設定データ、サーバ状態やエラーログ出力を簡単に確認することができます。

  • iDRAC 自動設定

iDRACはユーザが保持しているBIOS、iDRAC、RAID、LOM/ NIC設定を含めたセントラルリポジトリから、サーバ全体のXML設定プロファイルを自動的に取得することができます。

  • 自動更新

新しいファームウエア更新を中央リポジトリに追加するだけで、あとは、設定された保守スケジュールに基づいて、それぞれiDRACがサーバの更新部分だけを自動的にダウンロードしサーバに適用します。

参考情報:Dell Techcenterブログ「進化した13Gサーバのシステム管理機能」

http://ja.community.dell.com/techcenter/b/weblog/archive/2014/10/27/13gblog-part6

*記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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