当資料は、2020年2月27日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文:https://investors.delltechnologies.com/static-files/d872791e-a7b6-477a-983b-5a6445caf97b
2020年3月4日
デル株式会社
EMCジャパン株式会社
デル テクノロジーズ、当会計年度第4四半期および通年の業績を発表
ニュースの概要
- 売上高は過去最高の922億ドル
- 通年の純利益は55億ドル、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は118億ドル
- クライアント ソリューション グループの通年の売上高は過去最高の458億ドル
- 期間24カ月、最高10億ドルの株式買戻しプログラム
2020年2月27日、テキサス州ラウンドロック発:
デル テクノロジーズは、2020年度(2019年2月~2020年1月)および、第4四半期(2019年11月~2020年1月)の業績を発表しました。
第4四半期の売上高は前年同期比1%増の240億ドル、非GAAPベースの売上高は前年同期比1%増の241億ドルでした。当四半期の営業利益は前年同期比117%増の7億1,700万ドル、非GAAPベースの営業利益は前年同期比4%増の28億ドルでした。純利益は4億1,600万ドル(売上高の約2%)、非GAAPベースの純利益は17億ドル(非GAAPベース売上高の7%)、希薄化後1株あたり利益は0.54ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は2.00ドルでした。
通年の売上高は前年比2%増の922億ドル、非GAAPベースの売上高は前年比1%増の925億ドルでした。営業利益は26億ドル(前年は営業損失2億ドル)、非GAAPベースの営業利益は前年比15%増の101億ドルでした。営業キャッシュフローは前年比33%増の93億ドルで、通年の純利益は55億ドル、非GAAPベースの純利益は61億ドルでした。希薄化後1株あたり利益は6.03ドル、非GAAPベースの希薄化後1株あたり利益は7.35ドルでした。
デル テクノロジーズのバイスチェアマン、ジェフ クラーク(Jeff Clarke)は次のように述べています。「2020年度は、お客様のGTM(Go To Market:市場展開)ソリューション導入を加速化するため、すべての事業および製品ポートフォリオにわたる統合と簡素化に重点を置いてきました。デル テクノロジーズは、この2年間で1,800億ドルを超える売上高を達成し、研究開発とイノベーション、製品とサービスの機能強化にも多額の投資をしており、次のデジタルの10年に向けて進んで行く上で、優位なポジションにあります」。
2020年度第4四半期および通年の業績
3カ月 | 通年 | |||||||||
2020年1月31日 | 2019年2月1日 | 前年比 | 2020年1月31日 | 2019年2月1日 | 前年比 | |||||
(単位:100万、%を除く - 未監査) | ||||||||||
総売上 | $ | 24,032 | $ | 23,841 | 1% | $ | 92,154 | $ | 90,621 | 2% |
営業利益(損失) | $ | 717 | $ | 331 | 117% | $ | 2,622 | $ | (191) | NM |
純利益(損失) | $ | 416 | $ | (287) | 245% | $ | 5,529 | $ | (2,181) | 354% |
非GAAP売上 | $ | 24,129 | $ | 24,008 | 1% | $ | 92,501 | $ | 91,324 | 1% |
非GAAP営業利益 | $ | 2,767 | $ | 2,656 | 4% | $ | 10,148 | $ | 8,854 | 15% |
非GAAP純利益 | $ | 1,684 | $ | 1,592 | 6% | $ | 6,089 | $ | 5,227 | 16% |
調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益) | $ | 3,201 | $ | 3,028 | 6% | $ | 11,787 | $ | 10,296 | 14% |
デル テクノロジーズの非GAAPベース財務情報の利用に関する情報は下記「Non-GAAP Financial Measures」をご覧ください。 特に記載がない限り、本プレスリリース内のすべての比較は前年比です。
当四半期末における現金および投資の残高は102億ドルでした。当四半期にデル テクノロジーズが返済した負債額は約15億ドル、通年の返済額は50億ドルで、当会計年度の目標を達成しました。2016年9月のEMC合併取引完了以降の返済額は合計195億ドルとなります。
デル テクノロジーズのCFO(最高財務責任者)、トム スウィート(Tom Sweet)は次のように述べています。「今年度の業績は、デル テクノロジーズ全体を通じた業務への集中と相乗効果の拡張、またどのような状況でも成功に向けて調整していくことができる能力の結果であると言えるでしょう。2020年度は通年で純利益は55億ドル、調整後EBITDA(利払、税引、償却前利益)は118億ドルを達成しました。このように高い利益率を実現できたこと、また利益を共有するすべての株主の皆様に対して、デル テクノロジーズの純資産を最大化することに引き続きコミットできていることを嬉しく思います」。
本日デル テクノロジーズは、最高10億ドルの新たな株式買戻しプランについても発表しました。本プランの期間は24カ月で、本日より発効しています。レバレッジの解消が資本配賦の主要目標であることに変わりはないものの、デル テクノロジーズは株価が大幅に値下がりしている状況を、活用すべき機会であると捉えています。一貫して株主への価値創出に重点を置いている同社にとって、今回の株式買戻しプランは新たな手段の1つとなります。
各ビジネスユニットの概況
クライアント ソリューション グループ(CSG)の第4四半期の売上高は前年同期比8%増の118億ドルで、内訳は前年同期比10%増の法人向けの売上高86億ドルおよび同4%増の消費者向けの売上高32億ドルでした。営業利益は同グループ売上の5%となる6億2,400万ドルでした。通年の売上高は前年比6%増で過去最高となる458億ドルでした(法人向けの売上高は11%増)。通年の営業利益は、31億ドルでした。
主なハイライトは次のとおりです。
- 2019年(暦年)の出荷実績は4億6,500万台で過去最高を記録(*1)
- 7年連続でPC出荷台数シェアが増加(*1)
- 法人向けデスクトップおよびワークステーションの出荷台数と売上が2桁台の成長 - 2桁台の四半期成長率を通年で達成
インフラストラクチャー ソリューション グループ(ISG)の第4四半期の売上高は前年比11%減の88億ドルで、内訳は前年比3%減のストレージの売上高45億ドルと前年比19%減のサーバーおよびネットワーキングの売上高43億ドルでした。第4四半期の営業利益は同グループ売上の13%となる11億ドルでした。2020年度の通年の売上高は340億ドルで、営業利益は40億ドルでした。
主なハイライトは次のとおりです。
- 直近3年間におけるメインストリーム サーバーの売上シェアが590ベーシス ポイント増加したとともに、7四半期にわたり世界No.1プロバイダーとなる(*2)
- 「Dell Technologies Cloud」「Unified Workspace」「VxRail」「SmartFabric Director」をはじめ、共同エンジニアリングに基づく「First and Best」(最初にして最高)ソリューションに対するお客様からの高い支持
- 「Dell Technologies Cloud」の最新機能を発表 - 新しいサブスクリプション ベースの利用モデルにより、ユーザー企業はハイブリッド クラウドへの移行を加速させるとともにITオペレーションを簡素化することが可能
VMwareの第4四半期の売上高は31億ドル、営業利益は10億ドルでした。通年の売上高は109億ドル、営業利益は31億ドルでした。第4四半期、VMwareはPivotal Software社(「Pivotal」)を買収しましたが、VMwareのセグメント業績にはPivotalも含まれています。当期の業績発表と一致させるため、これまでの期の業績も計算し直しています。
*1 IDC社「WW Quarterly Personal Computing Device (PDC) Tracker」(2019暦年第4四半期)
*2 IDC社「WW Quarterly Server Tracker」(2019暦年第3四半期)。シェアの増加は直近12カ月(TTM)ベースで計算。
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■デル テクノロジーズについて
デル テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革するのを支援します。同社は、データ時代における業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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