2021年5⽉17⽇
デル・テクノロジーズ株式会社
デル・テクノロジーズ、在宅勤務・リモート会議と周辺機器の利用に関する
調査結果を発表
- 在宅勤務やリモート会議の急速な普及が見られるものの、多くの企業においてPCやヘッドセットなど最小限の準備しかできていない
- リモート会議における2大課題は「音質」、「カメラ性能・モニター」
- リモート会議用のモニターの導入が解決のカギに
デル・テクノロジーズ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ URL:https://www.delltechnologies.com/ja-jp/index.htm)は、ビジネスパーソンを対象に在宅勤務、リモート会議の実施動向、およびその際に使用している周辺機器に関する意識調査を実施し、本日その結果を発表しました。
ニューノーマル時代において、在宅勤務やリモート会議を導入する企業や従業員が増えています。これに伴い、従業員の生産性をいかにして向上させるかが重視されています。在宅勤務やリモート会議に欠かせないデバイスであるパソコンや周辺機器を提供しているデル・テクノロジーズでは、その最新動向を把握するため2021年2月22日~3月26日にかけて日本全国のビジネスパーソン2,373名に対して調査を実施しました。
主な調査結果として、回答者全体の78%が週1回以上の在宅勤務を実施しており、そのうち毎日在宅勤務を行っているとの回答が最も多く36%でした。また、回答者の半数以上が1日1回はリモート会議を実施しており、リモート会議の急速な普及が見て取れる一方で、快適なリモート会議を実現する外付けモニターなどの周辺機器の導入については遅れが見られる結果となりました。さらに、リモート会議の二大課題として「音質」と「カメラ・モニター」が挙げられ、その課題解決のカギとしてモニターやWebカメラといった周辺機器にあることがうかがえました。
主な調査結果
1. 全体の78%が週1回以上在宅勤務を実施。ほぼ毎日在宅勤務をしていると答えた回答者が最も多く36%にのぼる結果に。
現在の勤務状況について尋ねたところ、「ほぼ毎日在宅勤務」と答えた回答者が最も多く、36%になりました。全体の78%が週1回は在宅勤務を実施している一方で、約5人に1人が現在も毎日出社していることが明らかになりました。
2. 半数以上の回答者が1日に1回はリモート会議を実施。
リモート会議やリモート商談を行う頻度について尋ねたところ、回答者の半数以上となる55%が1日1回はリモート会議を行っていることが分かりました。最も回答数が多かったのは「1週間に数回リモート会議やリモート商談を行う」で42%でした。一方、リモート会議を一切行わないとの回答は、わずか2.7%にとどまる結果となりました。
3. リモート会議は浸透しているものの、それを快適にする周辺機器の普及には遅れ。
在宅勤務やリモート会議で利用しているデバイスについて尋ねたところ、「Webカメラとマイク内蔵のノートPC」と答えた回答者が最多の29.2%でした。「ヘッドセット」は15.4%、「外付けモニター」は13.6%、「Webカメラ」は10%にとどまり、リモート会議を快適にする周辺機器の利用が十分に進んでいないことが判明しました。
4. リモート会議でユーザーが抱える2大課題は、「音質」と「カメラ・モニター」
アンケートの回答から、「音質の課題」と「カメラ・モニターの課題」が課題として挙げられ、それぞれほぼ同じ割合で課題を抱えるユーザーが多いことが分かりました。「音質の課題」で最も多かったのは「周囲の音声や生活音など余計な音声が入ってしまう(17.7%)」で、「カメラ・モニターの課題」で最も多かったのは、「ノートPCの画面が小さく投影資料が見にくい(17.3%)」でした。また、回答者の声では、「目線や画角が合わないことでお客様に失礼」というコメントが多く見られました。
5.「PC」と「ヘッドホン、イヤホン、マイク、ヘッドセット」は用意するも、モニターは用意せず
Web会議のために会社から支給された、あるいはご自身で購入されたデバイス・ツールについて尋ねたところ、「ノートPC」、「デスクトップPC」が最も多く、合わせて35.9%、つづいて「ヘッドセット類」は23.7%でした。一方で、モニターは12%、Webカメラは11.6%しか用意されていないことが分かりました。リモート会議における課題として、生産性を向上させるモニターやWebカメラの導入率の低さが要因であることがうかがえる結果となりました。
デル・テクノロジーズが過去に実施した調査*1から、外付けモニターを使用すると、大きなサイズや高解像度などにより業務の生産性が向上することが分かっています。しかしながら、今回の調査結果では在宅勤務時にモニターを活用していないビジネスパーソンが多数いることが明らかになりました。
デル・テクノロジーズでは、リモートワークに最適なパソコンに加え、内蔵の5MPカメラ、デュアル5Wスピーカー、専用のMicrosoft Teamsボタンといったリモート会議に最適で生産性を向上させる「Dell C2722DE 27インチコラボレーションモニター」をはじめ、多彩なモニターや周辺機器を提供しています。
詳細については、「在宅勤務におすすめのパソコン・周辺機器特集」をご覧ください。また、2009年からテレワークを本格化したデル・テクノロジーズでは、現在、全世界の従業員の90%が在宅勤務をできる体制を構築しています。デル・テクノロジーズでは、この実績とともに働く場所に関係なく生産性を発揮するために必要なデバイスやノウハウを提供しています。詳細については、こちらをご覧ください。
在宅勤務、リモート会議と使用する周辺機器に関する調査の概要
- 調査対象:法人企業にお勤めの方2,373名
- 調査地域:全国
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査時期:2021年2月22日~3月26日
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*1 出典:Dell社の委託を受けてForrester Consultingが2018年5月に実施した調査
■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代における業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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記載内容は、2021年5月17日時点のものです。