当資料は、2023年3月15日に米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。
米国リリース原文は、こちらをご参照ください。
2023年4⽉6⽇
デル・テクノロジーズ株式会社
デル・テクノロジーズ、
新たなサービスとソリューションで
セキュリティ ポートフォリオを強化
- デル・テクノロジーズの「Managed Detection and Response Pro Plus」は、サイバー攻撃へのルートを遮断し、復旧を加速
- クラウドストライクとの提携により、エンドポイント、ネットワーク、クラウドにまたがる脅威管理機能を拡張
- 「Dell Secured Component Verification」は、クラウドベースのオプションを拡張し、さらなるサプライチェーンの保証体制を強化
デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ URL:https://www.dell.com/ja-jp)は、企業に対する脅威からの保護、攻撃への対応、およびデバイス、システム、クラウド保護のための新しいセキュリティサービスおよびソリューションを発表しました。
ITのビジネスリーダーや専門家の72%は、働き方の変化により、企業がさらに大きなリスクにさらされることになると考えています[*1]。高度に分散されたIT環境によって、サイバー犯罪者は新たな機会を見いだしており、企業はデータとシステムを保護・回復するためのアプローチを変革する必要があります。デル・テクノロジーズの新しいセキュリティ製品は、こうした企業が抱える課題に取り組み、リスクを低減し、ビジネスを保護できるよう支援します。
デル・テクノロジーズのコーポレート ストラテジー担当シニア バイス プレジデントである、マット・ベイカー(Matt Baker)は、次のように述べています。「セキュリティは、当社のDNAに組み込まれています。当社の設計、インフラストラクチャー、サプライチェーン、そして製品にセキュリティが組み込まれているのです。セキュリティ サービスやソリューションのポートフォリオを充実させることで、企業が直面する困難なセキュリティ課題に対する取り組みや、ネットワーク、デバイス、システム全体で複雑化するセキュリティ対策の維持を支援しています。当社は、お客様が厳しい環境の中でもレジリエンスを強化できるよう支援を行っています。」
デル・テクノロジーズのアジア太平洋・日本地域サービス セールス担当バイスプレジデントであるChuah Yeow Chongは、次のように述べています。「高度に接続され、場所を問わず仕事ができる今日の世界において、企業のビジネスプランにセキュリティは重要な要素となっています。昨年1年間だけでも、アジア太平洋・日本地域の企業が経験した混乱の48%[*2]は、サイバー攻撃によって引き起こされたものです。これらの新しいセキュリティ サービスやソリューションにより、当社のお客様はビジネス、データ、知的財産、評判を保護するためのセキュリティの選択肢を増やすことができました。」
「Managed Detection and Response(MDR)Pro Plus」がIT環境の保護をサポート
デル・テクノロジーズは、セキュリティ脅威の防止、対応、回復を支援するフル マネージド セキュリティ オペレーション ソリューションである「Managed Detection and Response Pro Plus」を提供し、MDRオファリングの機能を拡充しています。具体的には、以下の方法でエンドポイント、インフラストラクチャー、ソフトウェア、ハードウェア、クラウドを保護します。
- 24時間365日体制で脅威の検知および調査を行うと同時に脆弱性を特定し、パッチ適用の優先順位を決定。
- 侵害や攻撃のシミュレーションを実施し、ウェブやEメールのゲートウェイ設定など、企業に存在する既存のセキュリティ コントロールが適切に設定・機能していることを確認。
- ベテラン ハッカーと同様の手法で侵入テストを実施し、企業の環境に侵入可能な脆弱な経路を見つけ、疑わしい可能性のあるアクティビティにフラグを立て、セキュリティ態勢の改善を推奨。
- リスクに対する従業員の認識の向上とベスト プラクティスの奨励のために、簡潔で学習しやすいモジュールによるサイバー セキュリティのトレーニングを通年で提供。
クラウドストライクにより脅威管理ポートフォリオを強化
デル・テクノロジーズでは、マネージド サービスによるアプローチに加え、企業が独自のIT環境を設計、管理、保護できるよう支援を行っています。「SafeGuard and Response」のポートフォリオに「CrowdStrike Falcon」を組み込むことで、サイバー セキュリティ ソフトウェアの選択肢を増やしました。クラウドストライクの業界をリードするクラウド ネイティブ プラットフォームにより、企業はエンドポイントやクラウド ワークロード、ID、データといった企業リスクの重要な領域を保護するために、脅威の調査や対応を加速させる一連の拡張防御サービスにアクセスすることができます。クラウドストライクをポートフォリオに加えることで、拡張性のあるクラス最高のソリューションを備えたゼロトラスト アーキテクチャへの移行を含め、拡大するセキュリティ ニーズに対する信頼を高めます。
デル・テクノロジーズの法人向けPCにハードウェア保護を提供
デル・テクノロジーズは、業界で最も安全な法人向けPCを構築しています[*3]。このたび、PC設計とサプライチェーンを統合することで企業の信頼性のさらなる向上を意図して、「Secured Component Verification(SCV)」サービスのクラウド ベース バージョンを発売します。この強化されたソリューションにより、注文通りにPCが工場で組み立てられた状態で届けることで、さらなるセキュリティの保証を企業の顧客に提供します。
「Secured Component Verification on Cloud」は、デル・テクノロジーズの法人向けPCの製品改ざんリスクを低減するのに役立ちます。当社はデジタル証明書を生成し、安全なクラウド環境に保存します。この証明書には、工場内の主要なPCコンポーネントが記録されるため、納品後にIT部門が対応する証明書と照合してPCのレビューを行い、コンポーネントの完全性を確認することができます。この独自のサービスにより、IT部門はローカルで各デバイスを確認するのではなく、PC全体を単一のビューで確認することができるため、時間を節約しながらセキュリティをさらに強化することができます。
Enterprise Strategy Groupの主席アナリストであるDave Gruberは、次のように述べています。「MDRは、セキュリティ部門がギャップを迅速に特定・解消し、最新の統合テクノロジーを展開し、将来のセキュリティ戦略を導く促進剤となります。潜在的な攻撃の可能性が複雑化し、広範囲に及んでいることから、デル・テクノロジーズが最近追加したサービスとソリューションは、ITおよびセキュリティのリーダーが急速に変化するITインフラストラクチャーに対応して防御できるように、セキュリティ プログラムの成長と運用のサポートに対する理解とコミットメントを示すものとなっています。」
提供開始時期 ※日本国内での提供時期については調整中
- 「Dell Managed Detection and Response Pro Plus」:直接またはチャネル パートナーを通じて全世界で提供開始しました。
- 「Dell SafeGuard and Response with CrowdStrike」:全世界で提供開始しました。
- 「Dell Secured Component Verification on Cloud」は、2023年5月にデル・テクノロジーズの法人向けPC向けに全世界で提供開始する予定です。
関連資料(英語)
- フォレスター:A Holistic Resiliency Strategy Reduces Business Risk and Complexity(総合的なレジリエンス戦略によりビジネスリスクおよび複雑さを軽減)
- エンタープライズ戦略グループ:What Security Teams Want from MDR Providers(セキュリティチームがMDRプロバイダーに求めるもの)
- デル・テクノロジーズのソーシャルメディア:Twitter、Facebook、Instagram
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*1 デル・テクノロジーズのブレークスルー調査(2022年4月)
*2 デル・テクノロジーズのGlobal Data Protection Index(GDPI)調査(2022年11月)
*3 2022年9月に実施したデル・テクノロジーズの社内分析に基づきます。すべてのPCであらゆる機能を利用できるわけではありません。一部の機能については、追加購入が必要となります。
■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、データ時代における業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。
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■記載内容は、2023年4月6日時点のものです。