• 循環型経済

    循環型経済を推進することで廃棄物を削減し、地球環境を保護する

    • Global E-waste Monitorによると、2022年には1,430億ポンドの電子機器廃棄物が発生*

      世界中で、1人あたり年間17ポンドの電子機器廃棄物が発生している計算になります。電子機器廃棄物は一般廃棄物の中でも特に急増しており、そのうちリサイクルされているのは世界全体でわずか22.3%にすぎません*。廃棄物を削減するためには、循環型経済を推進し、製品や素材を可能な限り長期間、循環的に利用する必要があります。

      • 製品の回収

        1対1

      • 2030年までに、お客様が購入した製品1メートル トンについて、1メートル トン分の再利用またはリサイクルを行います。


      • 持続可能な梱包

        100%

      • 2030年までに、梱包材の100%を、リサイクル素材または再生可能素材から作るか再利用梱包材にします。


      • 持続可能な素材

        50%超

    • 再利用を考慮して設計上のあらゆる判断を下す

    • Diagram showing six design decisions arranged around a green circle, indicating the following: Durability: Our products are designed to last, with superior durability and quality built in. Repair/Refurbishment: We make our products easy to repair so they don't become waste when something goes wrong. Dematerializing/Optimizing: By simplifying product design we use less materials from the start, easing strain on resources. Sustainable Materials: Using recycled or renewable materials lowers environmental impact and diverts waste into a valuable resource. Harvest for reuse: We design to make extracting components and materials for recycling easier. Evolving Business Models: Models like as-a-Service (aaS) offer the ability to automate recovering retired IT for reuse and recycling.
      • 耐久性

      • 当社の製品は耐久性と品質に優れており、長期間使用できるように設計されています。

      • 修理、再製

      • 当社の製品は修理が容易なため、何らかの問題が発生しても廃棄物になりません。

      • 脱物質化、最適化

      • 当社は、製品設計をシンプルにすることで、使用する素材を最初から減らし、資源にかかる負担を軽減しています。

      • 持続可能な素材

      • リサイクル素材や再生可能素材、低炭素素材を使用することで、環境に与える影響を低減し、廃棄物を貴重な資源に転用できます。

      • 再利用のための回収

      • 当社は、部品や素材を簡単に取り出してリサイクルできるような設計を行っています。

      • 進化するビジネス モデル

      • アズ ア サービス(aaS)などのモデルによって、廃棄対象のIT資産を再利用やリサイクルのために自動的に回収しています。


    • サステナビリティに関する共通の関心

      当社はインテルと協力して、自社テクノロジーの製品ライフサイクル全体にわたってサステナビリティを促進し、地域社会内や業界全体で地球環境の保護に取り組んでいます。私たちは、低炭素経済における組織の変革を支援するために、持続可能なコンピューティングを推進しています。インテル® Xeon® スケーラブル・プロセッサーを採用して冷却機能と電源管理が進化を遂げたグリーン データセンター ソリューションや、インテル® vPro®に搭載されたインテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジーが可能にするIT部門のリモート アクセスなどで、燃料を消費する訪問サポートや資産の輸送を削減し*、あらゆる人にとってさらに持続可能な未来を実現するため、環境に与える影響を低減することに取り組んでいます。

    • 廃棄物をゼロにするという考え方

      当社は、製品や素材を可能な限り長期間利用できるよう、修理、回収、再利用のためのサービスとリソースを数多く開発し、提供しています。

    • 回収サービスとリサイクル サービスを提供

    • 再利用推進のために再製製品を提供

    • 会社とサプライ チェーンの全体に広がる、循環性への注力

    • 製品の製造から事業の運営、サプライヤーとの連携に至るまで、資源の使用量を減らし、地球環境を保護する上で、循環性が鍵となっています。

      当社がこの取り組みをどのように実現しているかを示す3つの例をご紹介します。

      • 再生可能電力

      • 当社は、2040年までにグローバル業務全体で電力調達の100%を再生可能エネルギーにするという目標を設定しています(2030年までの中間目標は75%)。また、当社の取り組みの一環として、再生可能エネルギーの調達源が限られている地域では、サプライヤーと緊密に連携して選択肢を見出し、サプライヤー自体の温室効果ガス排出量を削減できるよう支援しています。

      • 当社はCDPウォーター(水)プログラムに報告を提出しており、サプライヤーにも同様に報告するよう求めています。また、循環利用システムと雨水収集システムを自社施設に導入し、サプライヤーと協力して地域の水リスクに対処しています。水不足の問題を抱える地域に所在するサプライヤー施設や、工程で大量の水を使用するサプライヤー施設に対し、水リスク軽減計画を作成して水管理を推進することを求めています。

      • 廃棄物

      • 当社は、効率性の高い製造プロセスや運用プロセスを採用することで廃棄物を削減し、サプライ チェーンにおいても廃棄物を発生させないようにすることを目指しています。廃棄物をゼロにするための基本原則と、それに従うために当社が実行する戦略により、真に廃棄物のないプロセス、そして循環型経済に近づいています。


    • 循環型社会を推進するための幅広いパートナーシップ

      単独で循環型社会への移行を推進できる企業はありません。当社は、お客様、サプライヤー、同業他社、さらには共同の基礎研究グループを通じて競合他社と連携し、ベスト プラクティスを見極め、障壁を取り除き、業界全体の取り組みを支援することに尽力しています。これらはすべて、当社のエンド ツー エンドのテクノロジーを再設計、再利用、リサイクルすることを目的としています。

    • 2017年、デル・テクノロジーズは非営利団体のLonely Whaleとパートナーシップを結び、業界の枠を超えたオープンソースの共同イニシアティブであるNextWave Plasticsを立ち上げました。このイニシアティブでは、史上初となる商業規模の海洋プラスチック サプライ チェーンの確立と拡大に取り組んでいます。

    • Circular Electronics Partnership (CEP)は、循環型電子機器のグローバル イニシアティブについて集合的かつ集約的なアクションを推進する、パートナー、業界メンバー、そして広範なステークホルダー ネットワーク向けの連携プラットフォームです。

    • Platform for Accelerating the Circular Economy (PACE)は、公共部門、民間部門、市民社会組織の主要な意思決定者がビジョンやベスト プラクティスを共有し、協力して循環型経済を拡大するための全世界的な協働プラットフォームです。

    • 当社が循環性を推進している方法の詳細

    • 2024年度ESGレポート

      年次ESGレポートでは、気候変動対策の促進、循環型経済の推進、地域社会のデジタル格差解消に向けた支援、インクルーシブな職場づくりに関して、当社がどのような取り組みを行っているかをご紹介します。

    • サーキュラー デザインで電子機器廃棄物に新たな命を

      Dellは、設計から回収まで、テクノロジー製品のライフサイクルの再構築を目指すべく、2030年に向けた目標を掲げています。素材の再利用やリサイクルにおけるイノベーションを推進し、電子機器のサステナビリティを高める当社の取り組みをご紹介しています。電子機器廃棄物が秘める可能性と、循環型経済を推進する当社の取り組みにおいてお客様が果たすことのできる役割をご覧ください。