ディスプレイの画質は、解像度、輝度、コントラスト比、色域、視野角など、さまざまな要素によって決まります。
ノートPCのスクリーンは、画面の対角線の長さで測ります。通常はデスクトップPCの多くのモニター同様に、ベゼル部分を含みません。
ディスプレイを構成するピクセルの物理的な列数と行数。例えば、1366 x 768のディスプレイでは、横方向の1,366個のピクセルが768行並んでいます。ピクセルの数が多いほど解像度は高くなり、画面に表示できる情報量が増加します。
ディスプレイから放出される光の量。ルミナンスとも呼ばれます。測定単位はニットまたはカンデラ/平方メートルです。ほとんどのノートPCのディスプレイの場合、輝度は200ニット前後です。屋外対応ディスプレイの場合、その輝度はさまざまですが、通常400ニット以上です。また、フィルタリング技術により、反射やまぶしさが軽減されます。高耐久性ノートPCのディスプレイは、気が散らない程度にディスプレイを表示し続ける必要がある場合(例えば、警察官が夜間、車載用ノートPCを装備して運転する場合など)、薄暗い場所での作業用として最も少ない輝度(通常2ニット前後)に調整されます。
ディスプレイを斜めから見た場合に、表示内容が正常に見える最大角度。標準的な視野角は80°/45°(水平/垂直)ですが、広視野角では110°/90°(水平/垂直)です。一部の超広視野角パネルでは、水平/垂直共に178°の視野角を実現します。
光沢仕上げを施すことで、光を拡散させることなく、反射光を軽減します。反射防止加工により反射は低減されますが、画面は光沢のある仕上がりとなっており、光が拡散することはありません。反射防止加工は、色の鮮明さを維持しながら、暗い部分の表現も重視する場合に最適です。
光を拡散するマット仕上げを施すことで映り込みを防止しますが、視野角は狭まります。非光沢技術は、周囲環境からの光の映り込みを軽減することを目的としており、一般のオフィス環境だけでなく、客先、空港、その他の公共空間の種々な照明条件にも適しています。
最も暗い部分の輝度と最も明るい部分の輝度の比率。
再現可能な色数または特定の色のサブセット一式。標準的なWLEDパネルの色域は通常45%です。
LCDディスプレイ内部の光源。DellのノートPCのバックライトとして現在使用されているのは、CCFL、2CCFL、WLED、RGB LEDです。バックライトはノートPCの輝度と色域を決定する要素です。
比較したい製品を追加して、ニーズに最適な製品を見つけましょう。