リアルタイム クロックをリセットしてDell製ノートパソコンを回復する方法

概要: この記事では、Dell製ノートパソコンでリアルタイム クロック(RTC)をリセットする方法について説明します。RTCリセットは、サポートされているDell製ノートパソコンをNo Power、No POST、またはNo Bootの問題からリカバリーするのに役立ちます。

この記事は次に適用されます： この記事は次には適用されません： この記事は、特定の製品に関連付けられていません。 すべての製品パージョンがこの記事に記載されているわけではありません。
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手順

影響を受けるプラットフォーム:

  • Inspiron
  • Latitude
  • Precision
  • Vostro
  • Alienware
  • XPSノートパソコン
  • Dell Plus Laptops
  • Dell Pro Plus Laptops
  • Dell Pro Premium Laptops
  • Dell Pro Rugged Laptops

リアルタイム クロック(RTC)リセット機能によってDellサービス技術者は、Dell Latitude、Inspiron、Precision、Vostro、Alienware、XPSの各ノートPCをNo Power、No POSTまたはNo Videoの問題からリカバリーできるようになります。

RTCリセットは、BIOSを工場出荷時のデフォルト設定にリセットし、PCの日付と時刻をリセットし、インテルvProのプロビジョニングを解除します(PC上のIT管理者のvProアカウントとパスワードは プロビジョニングされません。vProサーバーに接続するには、セットアップと構成プロセスを再度完了する必要があります)。

注：2025年6月より、BIOSで管理者パスワードが設定されている場合、手動RTCリセットが無効になる場合があります。詳細については、「 BIOS管理者パスワードが設定されている場合にRTCリセットが無効になる」を参照してください。
注：リアルタイム クロック(RTC)のリセットは、Dell Alienware、Inspiron、Latitude、Precision、Vostro、XPSの各ノートPCでのみ利用できます。以下のRTCリセットをサポートするDellノートPCのリストを参照してください。

Dell製デスクトップ コンピューターでRTCをリセットする方法については、Dellナレッジベース記事「 リアルタイム クロック(RTC)をリセットしてDell製デスクトップをリカバリーする方法」を参照してください。

リセットの処理中、PCは数回再起動します。構成によっては、電源ボタンを押している最中や手を離した後に、キーボードのバックライトやその他のLED表示が点灯する場合があります。リセットが完了すると、コンピューターが再起動し、Dellロゴ画面にリセットが正常に完了したことが表示されるはずです。

注：RTCのリセットが完了しても、時間、日付、およびその他のBIOS設定項目（SATAドライブ選択など）が正常に設定されて、Windowsが起動するまで、コンピューターがNo Boot状態になることがあります。リセット直後の再起動に失敗しても、リセットに失敗したわけではありません。PCでオペレーティング システムを起動するには、SATA動作モードなどの以前のBIOS設定をRAIDオンまたはAHCIモードに復元する必要があります。

以下のアイテムはRTCリセットの影響を受けません。

  • TPMが オン で 有効な場合、RTCリセットは影響を受けません( オン で 有効のまま)
  • Service Tag
  • Asset Tag
  • Ownership Tag（所有者タグ）
  • Admin Password（管理者パスワード）
  • System Password
  • ハード ドライブのパスワード
  • キーデータベース
  • システムログ

次のオプションは、カスタムBIOS設定に基づいてリセットされる場合とされない場合があります。

  • 「Boot List（起動リスト）」
  • 「Enable Legacy Option ROMs（レガシーオプションROMを有効にする）」
  • 「Secure Boot Enable（Secure Bootを有効にする）」
  • 「Allow BIOS Downgrade（BIOSのダウングレードを許可する）」

リアル タイム クロックのリセット

再生時間：00:00:35 (hh:mm:ss)
利用可能な場合、このビデオ プレーヤーのCCアイコンを使用してクローズド キャプション(字幕)の言語設定を選択できます。

リアルタイム クロック(RTC)をリセットする方法

  1. コンピューターの電源を切ります。
  2. ACアダプターをコンピューターに接続します。
  3. 電源LEDが3回点滅するまで、電源ボタンを押し続けます（約30～35秒）。
  4. 電源ボタンを放します。
  5. 電源ボタンを放すと、RTCリセットが完了します。
注：
  • リアルタイム クロック(RTC)のリセットは、Dell Alienware、Inspiron、Latitude、Precision、Vostro、XPSの各ノートPCでのみ利用できます。以下のRTCリセットをサポートするDellノートPCのリストを参照してください。
  • 処理中にノートパソコンからACアダプターを取り外した場合、または電源ボタンを25秒未満または40秒以上押した場合は、RTCリセット処理が中断されます。

RTCのリセットが正常に完了すると、次の画像のようなメッセージが表示されることがあります。
BIOSリセット

注：F2を押してBIOSに移動し、カスタムBIOSオプション(存在する場合)をリセットします。日付と時刻が正しいことを確認し、通常の構成に必要なその他のBIOSメニュー オプションを変更してから、PCを再起動します。

それでもDell製ノートパソコンがオペレーティング システムを起動できない場合は、次のDellナレッジベース記事を参照してください。

RTCリセットをサポートしているDell Alienware、Inspiron、Latitude、XPS、PrecisionノートPC

注：以下にリストされているコンピューターに加えて、第8世代(Kaby Lake)(2017)プロセッサーを搭載したインテルベースのすべてのDellコンピューターは、RTCリセットをサポートしています。
すべてのインテル ベースのDell製コンピューター第9世代以降(Coffee Lake)(2018)では、強化された電源レールによるRTCリセット(マザーボードの内部電源回路も再起動するRTCリセットの追加機能)がサポートされています。

サポート対象PC：

  • DELL G3 3579
  • DELL G7 7588
  • Inspiron 14-3467
  • Inspiron 14-5468
  • Inspiron 15-3552
  • Inspiron 15-3558
  • Inspiron 15-3565
  • Inspiron 15-3567
  • Inspiron 15-3568
  • Inspiron 15-3576
  • Inspiron 15-5558
  • Inspiron 15-5559
  • Inspiron 15-5567
  • Inspiron 3542
  • Inspiron 5370
  • Inspiron 5378
  • Inspiron 5557
  • Inspiron 5570
  • Inspiron 5577
  • Inspiron 7373
  • Inspiron 7460
  • Inspiron 7472
  • Inspiron 7559
  • Inspiron 7560
  • Inspiron 7567
  • Inspiron 7570
  • Inspiron 7572
  • Inspiron 7577
  • Latitude 11 3180
  • Latitude 11 3189
  • Latitude 12 5280 Mainstream
  • Latitude 12 5285 2-in-1
  • Latitude 12 5289 2-in-1
  • Latitude 12 7212
  • Latitude 12 7280 Ultrabook
  • Latitude 12 7285 2-in-1
  • Latitude 13 3380
  • Latitude 14 3480
  • Dell Latitude 14 5480 Mainstream
  • Latitude 14 7480 Ultrabook
  • Latitude 15 3580
  • Dell Latitude 15 5580 Mainstream
  • Precision 15 3520
  • Precision 15 5520
  • Precision 15 7520
  • Precision 17 7720
  • Precision 5540
  • Precision 5550
  • Dell Precision 5560
  • Precision 5570
  • Precision 5760
  • Precision 5770
  • XPS 13 9360
  • XPS 13 9365 2-in-1
  • XPS 15 9560（Kaby Lake CPU）
  • XPS 9320
  • XPS 9380
  • XPS 9500
  • XPS 9510
  • XPS 13 7390
  • XPS 13 7390 2-in-1
  • XPS 13 9300
  • XPS 13 9305
  • XPS 13 9310
  • XPS 13 9310 2-in-1
  • XPS 13 9315
  • XPS 15 7590
  • XPS 15 9520
  • XPS 17 9710
  • XPS 17 9720
  • XPS 9315 2-in-1
  • Alienware M15 R5 Ryzen Edition
  • Alienware M15 R7 AMD
  • Alienware M17 R5 AMD

自己修復をサポートするDell LatitudeノートPC

また、以下にリストされているすべてのDell Latitude E1～E3シリーズとE4～E7シリーズのノートPCは、自己修復機能をサポートしています。

Dell Latitudeで自己修復を使用する方法:

再生時間：00:58
利用可能な場合は、このビデオ プレーヤーの設定またはCCアイコンを使用して、字幕言語設定を選択できます。

自己修復機能をサポートするDell LatitudeノートPC

  • Latitude 3150
  • Latitude 3160
  • Latitude 3340
  • Latitude 3440
  • Latitude 3450
  • Latitude 3550
  • Latitude 5250
  • Latitude 5450
  • Latitude 5550
  • Latitude 6430U
  • Latitude 7350
  • Latitude 7370
  • Latitude E5250
  • Latitude E5270
  • Latitude E5440
  • Latitude E5540
  • Latitude E5550
  • Latitude E5570
  • Latitude E6230
  • Latitude E6330
  • Latitude E6430
  • Latitude E6430 ATG
  • Latitude E6430S
  • Latitude E6440
  • Latitude E6530
  • Latitude E6540
  • Latitude E7240
  • Latitude E7240X
  • Latitude E7250
  • Latitude E7270
  • Latitude E7440
  • Latitude E7450
  • Latitude E7470

その他の情報

保証期間外サポート お使いのコンピューターは保証対象外ですか? 保証期間外サポートについては、Dell.com/support Webサイトにアクセスして、お使いのDell製品のサービス タグを入力し、デル・テクノロジーズのサービスをご確認ください。

注：サービスは現在、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、中国の個人ユーザーおよび法人ユーザー向けコンピューターのお客様のみが利用できます。サービスはサーバーおよびストレージ システムには適用されません。

対象製品

Alienware m15 Ryzen Edition R5, Alienware m15 R7 AMD, Alienware m17 R5 AMD, Dell Plus, Dell Pro Plus, Dell Pro Premium, E-Series, Dell Pro Rugged, Dell G3 3579, Dell G7 15 7588, Inspiron 5370, Inspiron 13 5378 2-in-1, Inspiron 7373 2-in-1 , Inspiron 14 3467, Inspiron 14 5468, Inspiron 14 7460, Inspiron 7472, Inspiron 3542, Inspiron 3552, Inspiron 3558, Inspiron 15 3565, Inspiron 15 3567, Inspiron 15 3568, Inspiron 15 3576, Inspiron 3580, Inspiron 5557, Inspiron 5558, Inspiron 5559, Inspiron 15 5567, Inspiron 5570, Inspiron 15 Gaming 5577, Inspiron 15 7559, Inspiron 15 7560, Inspiron 15 Gaming 7567, Inspiron 7570, Inspiron 15 7572, Inspiron 15 Gaming 7577, Latitude 3180, Latitude 3189, Latitude 5280/5288, Latitude 5285 2-in-1, Latitude 5289 2-in-1, Latitude 7212 Rugged Extreme Tablet, Latitude 7280, Latitude 7285 2-in-1, Latitude 3340, Latitude 13 3380, Latitude 7350, Latitude 7370, Latitude 3440, Latitude 3450, Latitude 5450, Latitude 5480/5488, Latitude 7480, Latitude 3550, Latitude 5550, Latitude 5580, Latitude 3150, Latitude 3160, Latitude 6430u, Latitude E5250/5250, Latitude E5270, Latitude E5440, Latitude E5540, Latitude E5550/5550, Latitude E5570, Precision 3520, Precision 5520, Precision 5540, Precision 5550, Precision 5560, Precision 5570, Precision 7520, Precision 5760, Precision 5770, Precision 7720, Latitude 3480 mobile thin client, XPS 13 7390 2-in-1, XPS 13 7390, XPS 13 9300, XPS 13 9305, XPS 13 9310 2-in-1, XPS 13 9310, XPS 13 9315 2-in-1, XPS 13 9315, XPS 13 Plus 9320, XPS 13 9360, XPS 13 9365 2-in-1, XPS 13 9380, XPS 15 7590, XPS 15 9500, XPS 15 9510, XPS 15 9520, XPS 15 9560, XPS 17 9710, XPS 17 9720 ...
文書のプロパティ
文書番号: 000125880
文書の種類: How To
最終更新: 05 9月 2025
バージョン:  34
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