手順2:コンプライアンス レポートの表示とコンポーネントの選択 — ターゲット ノード コンポーネント
アップデート コンプライアンスの詳細が割り出され、コンプライアンス レポートが表示されます。ドーナツ グラフは、カラー コードを使用して、対応、緊急、推奨、オプション状態にあるコンポーネントの数を表します。コンプライアンス レポートには、コンポーネント名、現在のバージョン、タイプ、ベースライン バージョン、コンプライアンス ステータス、重要度、コンプライアンス タイプを含む、すべてのコンポーネントの詳細なビューが表示されます。
属性名 |
説明 |
コンポーネント名 |
コンポーネント名を指定します。 例:Serial-ATA_Firmware_6FGD4_WN64_E012_A00
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対応性 |
対応または非対応のどちらかの、コンプライアンス タイプを指定します。
- 対応 - このカテゴリのターゲット ノードには、インポートされたカタログと同じバージョンのBIOS、ドライバー、ファームウェア、システム管理アプリケーションがあります。
- 非対応 - このカテゴリのターゲット ノードには、BIOS、ドライバー、ファームウェア、システム管理アプリケーションのいずれかのアップデートが必要です。
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重大度 |
コンプライアンスが緊急、推奨、またはオプションかを指定します。
- 緊急 - このアップデートには、Dell EMCシステムまたは関連コンポーネントの信頼性および可用性を向上させる変更が含まれています。そのため、このアップデートをただちに適用してください。
- 推奨 - このアップデートには、システム ソフトウェアを最新に保ち、他のシステム モジュール(ファームウェア、BIOS、ドライバー、システム管理アプリケーションなど)との互換性を維持するための機能強化や機能変更が含まれています。
- オプション - このアップデートには、特定の設定を行っている場合にのみ適用される変更、または環境によっては適用されない可能性のある新機能が含まれています。お使いのシステムに適用されるかどうかを判断するために、アップデートの仕様を確認してください。
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現在のバージョン |
現在のコンポーネントのバージョンを指定します。 例:E012
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ベースライン バージョン |
インポートされたカタログに属するバージョンを指定します。例:E013 |
タイプ |
コンポーネント タイプを指定します。例:ファームウェア、BIOS、ドライバー、アプリケーション |
コンプライアンス タイプ |
コンポーネントがアップグレード可能、ダウングレード可能、同一かを指定します。
- アップグレード可能 - コンポーネントは現在のバージョンからアップグレードすることができます。
- ダウングレード可能 - コンポーネントは、現在のバージョンからダウングレードすることができます。
- 同一 - コンポーネントの現在のバージョンはベースライン バージョンと同じです。
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- デフォルトでは、すべての非対応アップグレード可能コンポーネントが選択されています。
選択したコンポーネントをクリアするか、アップデートする非対応のダウングレード可能コンポーネントを選択します。ただし、デフォルトの選択内容を変更する場合は、対応するコンポーネントのファームウェアとドライバー間の依存関係が満たされていることを確認します。
- アップデートするコンポーネントを選択したら、[コンプライアンスの詳細]で[次:サマリ]をクリックして、確認のためにサマリ レポート ページに進みます。
注: コンポーネントを選択して確認しても、ターゲット ノード上のiDRACでロックダウン モードが有効になっていると、エラーが発生し、アップデートを続行できません。ターゲット ノードをアップデートする前に、OMIMSWACによって管理されているターゲット ノードでロックダウン モードを無効にします。iDRACシステム ロックダウン モードを無効にするには、iDRACドキュメントを参照してください。
- アップデート操作中にコンポーネントの選択を変更するには、[サマリ]タブで[戻る]をクリックして[コンプライアンスの詳細]タブに移動し、コンポーネントの選択を選択または選択解除します。
- アップデート ソースを変更してコンプライアンスを再実行するには、[終了]をクリックして[アップデート ソース]に移動します。
注: カタログにコンポーネントへのアップデートが含まれていない場合、コンポーネントは、OpenManage Integration with Microsoft Windows Admin Center統合を使用して生成されたコンプライアンス レポートに表示されません。