デル・テクノロジーズのインフラストラクチャー製品で、イデア・コンサルティングの社内向け仮想デスクトップ基盤を刷新

~社員の運用負荷の軽減と働き方改革を支える快適な業務環境を実現~ ~圧縮・重複排除機能を活用して、ストレージの消費量を約1/10に削減~

デル・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 俊彦、以下、デル・テクノロジーズ、URL:https://www.dell.com/ja-jp )は、IT系コンサルティングファームのイデア・コンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:豊田 浩一、以下、イデア・コンサルティング、URL:https://www.ideacns.co.jp/ )が、社員の業務環境改善のため、仮想デスクトップ基盤の刷新に取り組み、「Dell PowerEdge(以下、PowerEdge)」サーバーと、「Dell PowerStore(以下、PowerStore)」ストレージを採用したことを発表しました。仮想デスクトップのレスポンスや信頼性を大幅に改善したことで、いつでも・どこでも快適に働ける環境を実現できるようになりました。社員の運用負荷を軽減し、さらに圧縮・重複排除機能を活用して、ストレージの消費量を約1/10に削減しました。また、Active Directory サーバーやファイルサーバーを同一基盤内に収容することで、インフラ環境の最適化も図ることができました。

■デル・テクノロジーズのソリューション採用までの背景:
イデア・コンサルティングは、富士ソフトグループの事業戦略の一翼を担うIT系コンサルティングファームで、「データ分析・活用」のソリューションなどを提供しています。同社では各種ERP導入を支援する「基幹業務ソリューション」に加えて、管理会計業務における非属人化・見える化を支援する「経営支援ソリューション」、マーケティング業務やBIシステム構築などの「データ分析・活用ソリューション」と、幅広い領域にわたるソリューションを展開。顧客企業のビジネスを支えています。

これまで、社内で運用していたVDI環境は、インフラの老朽化により、パフォーマンスと信頼性に深刻な課題を抱えていました。パンデミック中にリモートワークやテレワークの需要が急増したことで、このレガシーシステムの限界が露呈しました。従業員はデバイスの起動が遅く、応答速度が不安定なため、職場環境と生産性が理想的とは言えませんでした。このVDI環境は、イデア・コンサルティングのプライベートクラウド型のDaaS(Desktop as a Service)サービスである「iDea Desktop Cloud」としても、同社のお客様に提供しています。そこで、従業員とお客様の業務環境を改善すべく、VDIインフラの刷新に取り組むことになりました。

■デル・テクノロジーズ ソリューション採用の理由:
「PowerEdge」が採用された理由として、まず同社のサービスにおける稼働実績が挙げられました。「iDEA Desktop Cloud」のインフラは、一部で外部のIaaSサービスを利用していますが、この環境が100%「PowerEdge」で構成されており、すでに信頼性が非常に高く、サービスの安定稼働に貢献していたため、社内向け基盤についても「PowerEdge」が選択肢として挙げられました。また、GPU搭載モデルの観点も採用理由の一つでした。当時、同社ではWindows 11への移行を控えていた上に、グラフィック機能の重要性が増しており、将来にわたって十分なパフォーマンスを提供し続けるためにはGPUが必須と判断していました。さらに、VMware vSphere環境まで構築済みの状態でのサーバー納入により、仮想デスクトップの構築から作業を進められるため、迅速な導入につながる点もポイントとなりました。

ストレージについても、高性能サーバーに見合った製品が必要ということから、オールフラッシュ ストレージの「PowerStore」が選択されました。中でも、今回採用した「PowerStore 500T」は、コスト効果がありながら高性能で、イデア・コンサルティングにとって最適な構成案を提案した点も評価されました。

デル・テクノロジーズは、イデア・コンサルティングと緊密に連携し、同社の既存の環境へのスムーズな統合を確実にするため、ユーザーの立場に立った提案を行った点が評価されました。

■導入後の効果:
デル・テクノロジーズの製品群により、仮想デスクトップのレスポンスが改善され、いつでも・どこでも快適に働ける環境が実現できました。また、インフラの信頼性・可用性が高まったことで、障害対応などの運用管理負荷も大きく軽減されました。さらに、Active Directoryサーバーやファイルサーバーを同一基盤内に収容することで、インフラ環境の最適化を進めた結果、ラックスペースを以前の約1/2に減らすことに成功し、データセンターへの設置コストも削減できました。

「PowerStore」の圧縮・重複排除機能も大きな効果があり、実容量の約1/10程度にストレージ消費量を抑えることができました。また、同社では「Anytime Upgradeプログラム」を採用しているため、コントローラなどのアップグレード サービスも受けられ、長期にわたって安心して製品を使い続けられる点を大きなメリットと捉えています。さらには「Secure Connect Gateway」による監視も実施し、障害対応の迅速化に役立てています。

「iDEA Desktop Cloud」DaaSサービスは、デル・テクノロジーズの製品群によって支えられ、カスタマイズ可能なプライベートクラウドソリューションとして高く評価されています。イデア・コンサルティングは、今回得られた知見を「iDEA Desktop Cloud」の継続的な改善に活かし、顧客企業の多様な働き方改革ニーズに対して、より付加価値の高いソリューションを提供していきます。

■コメント:
イデア・コンサルティング株式会社 クラウドプラットフォーム部 部長 羽石 博之氏は、次のようにコメントしています。「デル・テクノロジーズのインフラストラクチャー ソリューションは信頼性が非常に高く、サービスの安定稼働に貢献してくれていましたので、社内向け基盤についても『PowerEdge』を選ぶのが良いだろうと考えました。今回リプレース対象となった社内向け仮想デスクトップ基盤は、社員の働き方改革を支える重要なインフラです。その性能や信頼性にまつわる課題を解消できたことは、当社のビジネスにとっても非常に大きな意義がありました」。

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■デル・テクノロジーズについて
デル・テクノロジーズ(NYSE:DELL)は、企業や人々がデジタルの未来を築き、仕事や生活の仕方を変革することを支援します。同社は、AI時代に向けて、業界で最も包括的かつ革新的なテクノロジーとサービスのポートフォリオをお客様に提供しています。

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