2018年9月26日
デル株式会社
EMCジャパン株式会社
Dell EMC、次世代プラットフォーム、オブジェクト型ストレージ
「Dell EMC ECS EXシリーズ」を発表
デル テクノロジーズの包括的な技術を盛り込み、幅広いユースケースおよび企業規模といった
ニーズに合わせた2つのモデルによって「ECS」の製品ラインアップの柔軟性をさらに拡大
2018年9月26日
デル株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:平手智行、URL:http://www.dell.co.jp/ )と、EMCジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大塚 俊彦、URL:http://japan.emc.com/ ):(以下Dell EMC)は、ソフトウェア デファインド ストレージ(オブジェクト型)「Dell EMC ECS(Elastic Cloud Storage)」の次世代プラットフォームである「Dell EMC ECS EX」を発表しました。「Dell EMC ECS EXシリーズ」は、デル テクノロジーズの包括的な技術を盛り込み、これまで以上に幅広いユースケースおよび企業規模といったニーズに合わせて設計した2つのまったく新しいモデルを通じて、「Dell EMC ECS」の製品ラインアップの柔軟性をさらに高めます。
昨今、クラウドネイティブなソリューションの検討が始まる中で、オブジェクトストレージの需要が高まっています。オブジェクトストレージは、パブリッククラウドでのストレージ利用からオンプレミスでの利用まで幅広いニーズがあり、同時に、旧来型のアプリケーションのデジタルトランスフォーメーションを支えるストレージとしての利用も開始されています。「Dell EMC ECS」は、比類なきストレージの効率化を実現し、強固なデータ コンシステンシィとリアルタイムでのアクセサビリティ、莫大なデータに対してのDB利用なしでのメタデータサーチ機能、マルチサイト レプリケーション機能に加え、RESTful APIとしてAmazon S3互換、OpenStack Swift互換、さらにHDFS互換やDell EMC Atmos互換などの多数のオブジェクトストレージ向けプロトコルに互換性を持つだけでなく、NFSというファイルアクセス用のプロトコルをサポートし、ファイル オブジェクトへのアクセス性に対しても優位性を保持しています。
- 「Dell EMC ECS EX300」: 「ECS EX300」は、わずか60TBの容量から導入可能です。例えばPivotal Cloud Foundryで構築したアプリケーションなど、クラウド ネイティブなイニシアチブに最適なストレージ プラットフォームとなります。クラウド ネイティブ イニシアチブの勢いの拡大に伴ってより多くのストレージ容量が要求されるようになる中で、「ECS」はシームレスにスケールアップしていくことができます。また、「EX300」は「Dell EMC Centera」環境のモダナイズ(最新鋭化)にも適しています。
- 「Dell EMC ECS EX3000」: 「ECS EX3000」は、データ フットプリントが大きな企業をサポートするように構築されており、シングルラックで最大6PBまでをサポートします。このため、「EX3000」はウォーム データ(アクセス頻度が低いデータ)とコールド データ(アクセスがほとんどないデータ)のアーカイブや社内クラウド ストレージ ポータルの構築、また大規模なクラウド ネイティブ アプリケーションやIoT/アナリティクス イニシアチブのサポートに最適なソリューションです。既存のECSプラットフォームの50%増という卓越したストレージ密度を提供する「EX3000」は、データセンター統合プロジェクトにも非常に適しています。なお、既存のECSプラットフォームとのコスト比較でも17%安価に購入可能です。
デジタルファーストの世界において、データの果たす役割の重要性はますます高まっていますが、真の意味でこれらのデータから価値を引き出すためには、日々生成される膨大な量のデータを扱えるように構築されたITインフラストラクチャが求められます。「Dell EMC ECS」は、そうした状況に応える最新鋭のオブジェクト ストレージ プラットフォームとして、お客様のデータセンターにクラウドの規模感と経済性を提供します。現在世界で1,000を超える企業・組織がそれぞれのデジタル イニシアチブに「ECS」を活用しています。リサーチ&エンジニアリング大手のCharles Stark Draper Laboratory社は、「ECS」を導入したことで設備投資を30%削減しながら、IT効率を75%高めることに成功しています。詳細はこちらの動画をご覧ください。
「ECS EXシリーズ」は、企業がそれぞれに必要な容量から導入することができる、他に類を見ない卓越した柔軟性を提供するとともに、将来のニーズの変化に合わせて成長していきます。さらに、「ECS」への投資は、3年間の満足保証、ハードウェア投資保護、安心なデータ移行、オールインクルーシブ ソフトウェアなどのメリットを提供するDell EMCの「Future-Proof Loyalty Program」によって保護されます。
価格と提供について
■価格:
「Dell EMC ECS EX300」:16,884,562円(税別、5ノード最小構成価格。保守、導入サービス費用は除く)
■出荷開始時期:2018年9月26日
■提供について:デル、EMCジャパンおよび両社のビジネスパートナーから提供します。
■製品写真:
Dell EMC ECS EX300: https://www.dellemc.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/ECSNode_EX300.png
Dell EMC ECS EX3000: https://www.dellemc.com/content/dam/uwaem/production-design-assets/jp/news/photo-library/ECSNode_EX3000.png
[各社様からのエンドースメント(50音順)]
F5ネットワークスジャパン合同会社 代表執行役員社長 権田 裕一様
F5ネットワークスジャパンは、Dell EMC ECSの最新モデルとなるEXシリーズの発売を歓迎します。これまでも弊社は、多数のプロトコルと地理的広域分散機能を提供するECSとの組み合わせで、高パフォーマンスと高可用性を実現する負荷分散ソリューション製品を提供してきました。ECSの最新モデルでは、これまで以上の小規模システム構成から、より地理的分散を伴う大規模で広範囲なシステム環境までをサポートしますが、F5ネットワークスのBIG-IPは、その幅広いラインアップにより、お客様のニーズに応じてシームレスに連携できるL7ロードバランサーとしてご活用いただけます。Dell EMC ECS EXシリーズとF5 BIG-IPの組み合わせは、お客様のビジネス環境において、より最適化されたオブジェクトストレージ ソリューションの安定的かつ効率的なご利用を実現します。
Pivotalジャパン株式会社 カントリーマネージャー 正井 拓己様
今回の「Dell EMC ECS EXシリーズ」販売開始を心より歓迎いたします。企業がよりよいデジタルサービスをお客様に提供できるようになると、アプリケーションへのアクセスや分析のためのデータは一気に増加します。デジタルビジネスを安定的に運用する上でデータストレージは重要な要素と言えます。弊社はクラウドネイティブアプリケーションのプラットフォームであるPivotal Cloud Foundryと高度なデータ分析プラットフォームであるPivotal Greenplumをお客様に提供していますが、昨今クラウド環境に最適なオブジェクトストレージのニーズを感じています。Dell EMC ECS EXシリーズは、クラウドネイティブなデータ管理に最適なITインフラとして採用が進むものと期待しています。Pivotal製品とECSの連携は、デル テクノロジーズ グループのシナジーを加速し、お客様のデジタル変革のご支援をより強化できると確信しています。
# # #
■デル株式会社について
デルは世界市場トップレベルのシェアを誇るエンドツーエンドのソリューション・プロバイダー、Dell Inc.の日本法人です。 総合 IT ソリューション事業 – パソコン・モバイル端末から基幹システムやクラウドの導入支援、セキュリティサービスに至るまで包括的な IT ソリューションを提供。http://www.dell.co.jp/
■EMCジャパン株式会社について
EMCジャパンは、情報インフラの卓越したテクノロジーとソリューションの提供を通して、日本のお客様の情報インフラの課題解決をご支援し、あらゆる規模のお客様のビジネスの継続と成長、さらにビジネス価値の創造に貢献致します。 http://japan.emc.com/
# # #
© Copyright 2018 Dell Inc.、その関連会社。All Rights Reserved.
Dell, EMC, 及びDell, EMCが提供する製品及びサービスにかかる商標は、米国Dell Inc. 又はその関連会社の商標又は登録商標です。その他の製品の登録商標および商標は、それぞれの会社に帰属します。