• ステークホルダー エンゲージメントとESGマテリアリティ

    • ステークホルダー エンゲージメントと、ステークホルダーにとって特に重要なESG関連のトピックに関するグローバルな理解は、より広範なESG戦略を策定する上で欠かせません。

      当社はESGマテリアリティ評価を実施することで、ステークホルダーにとって最も重要なESGトピックと、デル・テクノロジーズが最も有意義な役割を果たすことができるトピックを特定しました。この評価を行うにあたって、Dellの従業員、投資家、サプライヤー、お客様など、幅広いステークホルダーと話し合いました。当社はこの分析をESGに対するアプローチの指針とし、成長を遂げリーダーシップを発揮するチャンスが特に大きい分野やESGに関して軽減すべき特に重大なリスクがある分野に資源を集中的に投入します。

    • ESGマテリアリティ評価

      当社はこの分析を定期的に更新して、変化する状況を把握し、ESGの重要なトピックを特定するための動的なアプローチを取り入れます。当社の各分野の専門家、そして当社のESG管理機関の専門家が集結し、各トピックに関連するチャンスとリスクを特定しました。

      当社は今後も、自社のESG目標とGlobal Reporting Initiative (GRI)スタンダードSustainability Accounting Standards Board (SASB)スタンダードなどの参照フレームワークを通じて、これらのトピックに沿ってESGを実践し、報告していきます。私たちは、分析から得られる情報に基づいて、GRIスタンダードおよびSASBスタンダードの指標をより満たすよう努力していきます。

    • 国連のSDGsに対する当社のサポート

      2015年に国際連合加盟国によって採択された持続可能な開発目標(SDGs)は、人間と地球に平和と繁栄をもたらすためのグローバルなビジョンを掲げています。当社は、意欲的で相互に関連する17の目標の多くにおいて、テクノロジーが重要な役割を果たすと考えています。また、この目標について、社会にプラスの影響を与えるという当社独自のコミットメントと合致した機会を見いだしています。

      当社のESG目標はすべて、各目標がサポートすると思われる特定のSDGsにマッピングされています。当社は、次の領域でSDGsに貢献できる可能性を見いだしています。

    • サステナビリティを推進する

      サステナビリティに関する目標では、影響を最小限に抑えつつ環境にプラスの成果をもたらす取り組みを通じて、SDGs目標を達成します。例えば、当社は循環型経済を加速させることで責任ある消費と生産に貢献しています。

    • インクルージョンを育む

      不平等の改善は、ダイバーシティーとインクルージョンに優れ、すべてのチーム メンバーの支えとなる企業文化から始まります。求人の拡大と革新的な採用により、将来の人材を引き付け、経済的な機会を促進します。

    • 人々の生活に変革をもたらす

      人々の生活の変革に関する目標では、デジタル経済においてすべての人がより健康に過ごし、より適切な教育を受けられる未来を実現することで、SDGs目標を達成します。例えば、当社はDigital LifeCareで健康の改善を推進しています。

    • 信頼関係を維持する

      信頼関係を維持するという目標では、当社の製品とサービス、社内プロセスに加え、セキュリティ、プライバシー、倫理にわたるエコシステムに対する信頼を築くことで、SDGs目標を達成します。


    • 2024年度ESGレポート

      年次ESGレポートでは、気候変動対策の促進、循環型経済の推進、地域社会のデジタル格差解消に向けた支援、インクルーシブな職場づくりに関して、当社がどのような取り組みを行っているかをご紹介します。