対象製品:
- SupportAssist OS Recovery
Dell BIOSConnectとは何ですか?
BIOSConnectは、BIOSがDell HTTPsバックエンドに接続し、httpsメソッドを使用してイメージをロードできるようにする基盤プラットフォームを提供します。この基盤は、クラウド ベースのサービスOS(SOS)のサポートを追加することにより、保守性機能セットを拡張し、製品の信頼性エクスペリエンスを向上させます。
BIOSConnect機能は、クラウドからローカルのRAMDiskにHTTPSダウンロードを実行することで、ネットワーク ベースのSOSブート リカバリー機能を提供します。また、ダウンロードしたサービスOSイメージに制御を移して必要な対応処置を実行します。これにより、ローカル ハード ドライブ イメージが破損、交換、または存在しない場合に、ユーザーはリカバリーできます。
BIOSConnectのセットアップ オプション
SupportAssistのセットアップ メニューは、ユーザーにSupportAssist OS Recoveryツールの起動フローを制御するオプションを提供します。BIOSConnectを使用すると、次の図に示すメニューに新しいセットアップ オプションが提供されます。コンピューターによってセットアップのルック アンド フィールが異なる場合がありますが、特に記載されていない限り、設定は同じです。

ユーザーは、SupportAssist OS Recovery(ローカルSOS)とBIOSConnect(クラウドSOS)の両方を有効にできます。リカバリーの開始方法(ランチパッド、 F12キー、F12 メニュー、または診断)のいずれかで、両方が有効で使用可能な場合は、ローカルSOSオプションが最初に試行されます。ただし、ローカルSOSに障害が発生した場合は、BIOSConnectを使用して、ローカルSOSを修復することなくメイン オペレーティング システムを修復できます。
BIOSConnectの実行
- コンピューターがオペレーティング システムとローカル リカバリー オペレーティング システムを起動できない場合、BIOSConnectはインターネット経由でDellサーバーに接続し、SupportAssist OS Recoveryイメージをダウンロードすることでリカバリー プロセスを支援します。
- BIOSConnect対応コンピューターは、事前定義された起動失敗回数を識別すると、自動的にBIOSConnectを起動します。
- F12を押し、BIOS LaunchPadで[SupportAssist OS Recovery]オプションを選択して、BIOSConnectを起動することもできます。
- 何度試みてもPCがオペレーティング システムを起動できない場合は、起動前PCパフォーマンス チェックが開始されます。
- パフォーマンス チェック中にハードウェアの問題が検出されず、コンピューターがハード ドライブからSupportAssist OS Recoveryを開始できない場合は、コンピューターを再起動して Dell.com からSupportAssist OS Recoveryイメージをダウンロードするように求められます。
- コンピューターが再起動し、BIOSConnectが起動します。
SupportAssist OS RecoveryとBIOSConnect
注:開始する前に、ワイヤレスまたは有線接続を介してインターネットにアクセスできることを確認してください。
- コンピューターの電源を入れます。
- F12キーをタップします。
- [SupportAssist OS Recovery]をクリックまたは選択します
注:この機能を使用するには、BIOSでBIOSConnectを有効にする必要があります。
- BIOSConnectがインターネット接続をスキャンします。

- 使用するワイヤレス ネットワークをクリックします。ネットワークにセキュリティがある場合は、パスワードの入力を求められます。有線接続には、ネットワークのIP情報が表示されます。

- 接続後、[Start Recovery]をクリックします
>
- プログレスバーに残り時間が表示されます。

- ダウンロードが完了すると、PCはDell SupportAssist OS Recovery環境で再起動します。プロセスを完了する方法の詳細については、「 SupportAssist OS Recoveryを使用したPCの修復と復元 」を参照してください。

関連情報については、次のDellナレッジベース記事を参照してください。