Windows Server: SFCコマンドでの修復手順
概要: 本ドキュメントでは、OSが起動できない場合などに有効な復旧方法について説明します。
手順
事前確認

回復オプションメニューの画面となる場合は、詳しい詳細オプションを表示する->トラブルシューティング->コマンドプロンプトを起動させ、"SFCコマンドでの修復手順"の手順4.へ進んでください。
回復オプションメニューが開かない場合は、OSインストールメディアから起動した(WindowsPE)環境で操作が必要です。
*OSインストールメディア内に、RAIDコントローラードライバが同梱されていない場合は、ドライバの準備も必要です。
OSインストールメディアより起動させ、Sift+F10キーを入力し、コマンドプロンプトを起動させます。
コマンドプロンプトが起動したら、bcdeditコマンドを実行してください。
bcdeditの実施結果が以下となる場合は、RAIDコントローラーのドライバが起動メディアに無く、システム領域が見えていないため、本ドキュメントの最後の"関連記事"内の"OSインストール時にドライバを適用する方法"を参照し、ドライバを適用してください。
SFCコマンドでの修復手順
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OSインストールメディアより起動し、コンピューターを修復するを選択します。

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トラブルシューティングを選択します。

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コマンドプロンプトを選択します。

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コマンドプロンプトで、
bcdeditコマンドを実行します。
*Windows Boot ManagerとWindows Boot Loaderのパーティション情報を確認します。
*以下の例では、Windows Boot Manager=partition1(赤色)、Windows Boot Loader=partition3(青色)です。
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DISKPARTを起動し、上記で確認したパーティションそれぞれにドライブレターを割り当てます。
例:diskpart: DISKPART起動list disk: ディスクのリスト表示select disk x: ディスクの選択list partition: 選択したディスク内のパーティションのリスト表示select partition x: パーティションの選択assign letter=x: 選択したパーティションにドライブレターを割り当てるlist volume: ボリュームのリスト表示(ドライブレターが割り当てられていることを確認)
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exitでdiskpartを終了します。
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bcdeditコマンドでドライブレターの割り当てが正しく行われたかを確認します。
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sfc /scannow /offbootdir=x:\ /offwindir=x:\windowsコマンドで修復を実行します。
*offbootdirには、Windows Boot Managerのドライブレターを、offwindiには、Windows Boot Loaderのドライブレターを指定します。
例:sfc /scannow /offbootdir=E:\ /offwindir=C:\windows
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